おだかとしゆき 『魔法少女まどか☆マギカ』において、「円環の理」は善、「叛逆」は悪と語られがちです。
しかし、マネジメントの観点から両者の行いをつぶさに観察すると、いずれも「当事者の意向を置き去りにした、独善的な救済」という構造的な相似性が見えてきます。
なぜ、善意の救済が「叛逆」を招くのか?
なぜ、暁美ほむらは孤立し、やがて世界を破壊する選択をせざるを得なかったのか?
もし、あなたのチームの優秀なメンバーが、組織の制約の中で苦しみ、ほむらのように「叛逆(離職や強い組織批判)」へと向かおうとしていたら、EMとして何ができるでしょうか。
本トークでは、まどマギの構造をエンジニアリング組織のアナロジーとして読み解きつつ、スピーカー自身がかつて「良かれと思って孤立し、叛逆を選んだ」実体験を振り返ります。
管理者の論理(円環)に押し込めるのでも、個人の暴走(叛逆)を黙認するのでもない。互いの正義をテーブルに乗せ、「選択肢を増やす」というアプローチで、悲劇的な結末を回避するための対話術についてお話しします。
本トークを聞いていただきたい方:
得られる知見:
ハリネズミ(HedgehogPython) アニメ「ブレードランナー2022」には、悲しくも偽の記憶を設定されたアンドロイドたちが登場します。そこから考える、AIエージェントとAIキャラクターたちの記憶についての話。
しょうゆ 仕事でData Vault 2.0について調べることがあり、その中でEffectivity Satelliteについて存在意義について悩んでいました。Linkに有効期限付けるんじゃだめなのかと。
ちょうどその時旧Twitter見たところ先週末に行われました蓮ノ空のライブの感想とか流れてまして、各キャラ(キャスト)のユニット加入期間なんかに使えるんじゃないかと思い試してみました。ぴったりでした。なのでそのユニットの一つの、スリーズブーケで例えてみます。
別に蓮ノ空でなくても、バンドマンの加入期間なんかでも例えられると思います。
TDD野郎 タイトルは過去とこれからの自分自身に向けた言葉です。
アオアシは主人公・青井葦人が何度も壁にぶち当たりながらも乗り越えて成長していく物語です。
作中にも出てくる「人間は考える葦である。」というセリフと、象徴的に出てくる「言語化」というキーワード、これに沿うように葦人は挑戦を続け、壁を壊していきます。
それは葦人だけの力ではなく、特に注目すべきは葦人に挑戦を続けようと促した監督や仲間の存在です。
本講演ではアオアシの「言語化」にスポットを当てて、私自身の経験を踏まえて私がアオアシから学んだ成長するための言語化の姿勢「言語化に挑戦し続けろ、そして自問しろ。」についてを語ります。
その言語化、今の自分ができる最高の言語化と言い切れるでしょうか?
goro システム開発、プログラム作成、企画立案、提案作成において共通する一つの重要な要素をあげろと言われれば「それは仮説立案能力」と」と答える。エラーが起こった時の、原因に関する仮説立案、お客様のInsightに関する仮説、それに基づく提案の作成にはいずれも仮説立案能力が必要とされる。しかし仮説立案はステップを踏んでいけば誰にでも等しく行えるものではない。どうすればよいのだろうか?
劇場版チェンソーマンレゼ編において、デンジは学んだばかりの「プールでの泳ぎ方」からヒントを得、強敵レゼと引き分けに持ち込んだ。
このエピソードは「体験をから得た知識を抽象化し、他の分野に応用することでイノベーションを起こす」という非常に重要な仮説立案方法の実例となっている。もしデンジが「プールで泳ぐにはこうすればいいのか」といった具体的な知識にとどまっていたなならば、今頃ソ連がチェンソーの心臓を保持していただろう。ここでデンジが「自分が習得したのは、水中でも行動することができる能力だ」と抽象化したことにより、レゼとの戦いに応用可能な知識へと昇華させ、有効な結果を得たためである。
本講演では、仮説力の必要性、レぜ篇においてどのようにデンジが仮説を構築したか。そしてそこから学べる教訓について述べる。
goro ペリリュー島のゲルニカ(映画)にはさまざまな人物が登場し、それぞれの立場で考え行動を行う。
しかし
孤島で、補給もなく、帰れる見込みも、勝利の見込みもない戦闘に投げ込まれる。IT関係者であれば見覚えのある光景ではなかろうか。炎上プロジェクト。一体こんなことをやってなんの役に立つのか、と思いつつ無駄な作業を延々と繰り返す。今の日本にはたくさんのペリリュー島がある。
その上で
島田少尉の行動について考えてみたい。彼は有能な前線のリーダーとして信望を集めた。そして主人公に発砲した。彼の行動原理の限界はどこにあったのか。あれほどまでに現実にうまく向き合った少尉はなぜ現実を否定したのか。
この問題について、「仮説力」の観点から分解・理解を試みたい。参加者の皆様と議論できれば幸いである。
小泉岳人 仕事の現場では、
「正しい説明をしているはずなのに伝わらない」
「会議では理解されたのに、行動につながらない」
そんな場面に何度も出会います。その原因の多くは、情報は共有されているが、意味が共有されていないことにあります。本セッションでは、仕事におけるストーリーテリングを
「事実・データ・目的・想いを、人が理解し、共感し、行動できる“物語構造”に変換する技術」
として捉え直します。
ストーリーは才能ではなく「型」です。そして、その型を学ぶ教材として、劇場版名探偵コナンは驚くほど優れています。
本セッションでは、
ストーリーがなぜ対話を生むのか正解のない時代に、なぜストーリーが意味を与えるのか
実際に仕事でストーリーを使用する事例
を解説し、最後に、名探偵コナンの新作映画を作ってみます。
ストーリーを簡単に作れるようになり、チームで対話を始めることができるセッションにしたいと思っています。
<参加者が持ち帰れるもの>
・なぜ仕事の場面で「ストーリー」が対話を生み、意思決定を前に進めるのかを説明できる
・仕事の場面でストーリーを使えるようになる
・名探偵コナンの新作映画のプロットを作れるようになる
福井桂太 ストリートファイトを描いたTVアニメ「エアマスター」に登場する最高のやられ役崎山香織の生き様を通して。諦めないことの大切さ、そして諦めなかったことによって得られるものについて話してみます。
ニシ サダオミ かつて主人公の敵役でありながら、『バキ』シリーズで絶大な人気を誇る花山 薫。
その人気の高さは、主人公たる範馬 刃牙をも凌ぐ水準である。
このセッションでは、シリーズ屈指の強面でありながら読者からの寵愛を受け続ける、花山 薫の魅力を徹底解剖する。
転職先での人間関係構築、お客様との対話、社内政治⋯。
これらの悩みは、花山 薫の生き様から解消の糸口を見出だせるはずだ。
彼から「愛され力」を学び、人生をより良くするヒントを得ていただきたい。
福井桂太 2025年12月に全国一斉公開された劇場版アニメ「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」ですが、太平洋戦争最大の激戦の一つと呼ばれるペリリュー島の戦いという80年以上前の出来事をデフォルメされたキャラクターでありながら戦争の悲劇をリアルに描いた作品です。そのリアルな物語をなぜ原作者である武田一義先生が描くことが出来たのかを掘り下げてみます。
武田先生は「GANTZ」を描いている奥先生のアシスタントをしていた時代に若くしてがんを発症し、そこで死というものに向き合いました。闘病達生活の中でたくさんの患者さんに出会い、その生き様と死に様を見届けました。
そして奥先生との心温まるエピソード
そういう経験があるからこそ、実際に戦争を体験していない武田先生がこの作品を作ることが出来、多くの人を引き付けて映画化にまでむすにつきました。
この「ペリリュー ー楽園のゲルニカー」の魅力とともに、その話をしてみたいと思います。
goro 良いプログラマー、企画立案者、提案者になるためには何が必要だろうか?世の中にはそのための方法論が満ち溢れている。しかしそれらは往々にして「スキルを身につけること」に終始しがちである。本当に必要なのは腰をあげ、前に進み始めるための「GUTS」である。
GUTSとは困難に立ち向かう勇気、未知の領域に踏み込む好奇心、失敗を恐れず挑戦し続ける精神力。いや、もっと単純に「腹を決める」こと。
本講演では、「ひゃくえむ。」の主人公がいかに「腹を決めた」か。そこから参加者が自身のGUTSを高め、より良いプログラマー、企画立案者、提案者となるためのヒントを提供する。
goro 講演概要
システム開発、プログラム作成、企画立案、提案作成、これらに共通する最も重要な能力は何か。それは「仮説立案能力」である。
--エラー発生時の原因特定
--顧客インサイトの発見
--説得力ある提案の構築
これらすべてに仮説立案能力が不可欠。しかし、仮説立案は単なる手順を踏めば誰でもできるというものではない。では、どうすれば優れた仮説を立てられるようになるのか?
なぜ「チェンソーマン」なのか
劇場版『チェンソーマン レゼ編』において、主人公デンジは学んだばかりの「プールでの泳ぎ方」から着想を得て、強敵レゼとの戦いを引き分けに持ち込んだ。
このエピソードは、「具体的な体験から得た知識を抽象化し、異なる分野に応用してイノベーションを起こす」という、仮説立案の本質を体現している。
もしデンジが「プールで泳ぐにはこうすればいい」という具体レベルの知識に留まっていたなら、チェンソーの心臓はソ連の手に渡っていただろう。デンジが勝利できたのは、その知識を「水中でも行動できる能力」という抽象概念に昇華させ、戦闘という全く異なる状況に応用したからである。
講演の構成
本講演では、以下の3点について解説する。
なぜ仮説力が重要なのか
デンジの思考プロセスを分解する
明日から使える「仮説構築法」の実践法
dam 「世界にバグは必要だ」 これはアニメ『デカダンス』に登場する重要なセリフです。
作中の管理された世界では、バグ(異分子)は排除すべき対象でした。
しかし物語は、そのバグこそが予期せぬ変化や新しい価値を創出する可能性を秘めており、閉塞した世界に進化をもたらすトリガーであることをメッセージとしていました。
近年、生成AIの精度は飛躍的に向上し、今後あらゆる仕事がAIを起点としたソフトウェアやロボットに置き換えられていく未来が想像できます。
しかし、AIは過去の情報から現状の最適解を返すに留まっており、飛躍的な進化を促すのは、人間の「バグ」のような発想、すなわち意図せぬひらめきや独創的な逸脱を自ら生み出すことだと考えています。
このLTでは、デカダンスの世界観を手がかりに、AIと共生する時代における「人間のバグ的価値」について考えます。
AIの最適化を越えた“ちょっとしたバグの力”が、次の進化やイノベーションを生むのかもしれません。
ナカミチ ストライクウィッチーズ屈指の感動回である2期6話。エイラとサーニャの愛情の爆発とともに流れるSweet Duet。多くの視聴者が涙を流したはずだ。
先に断っておくが私はストライクウィッチーズが好きだ。501空団が好きだ。ハルトマンはもっと好きだ。もちろんエイラも大好きだ。
だがこの回のエイラの行動は許せない。作戦無視の独断専行と結果オーライで美談じみた終わり方が許せない。
視聴する度、感動の後怒りが襲ってくる。作戦が失敗していたらサーニャは帰らぬ人となっていたんやぞと。
私はプロジェクトマネジメントを生業としている。だからPjMの立場から本作戦遂行にあたりエイラの暴走を阻止する方法を検討する。
結論から言うと隊長であるミーナの対話、合意形成、作戦の人員配置の考慮不足と考えている。
本トークは以下のアウトラインでお届けする。
くさば 「好き」の反対は「嫌い」ではなく「無関心」です。とよく言われています。誰かを嫌うという感情は、少なくともその相手に強い関心を向けている証拠でもあります。では、嫌いから始まる関係は、無関心から始まる関係よりも、むしろ変化の余地と成長の可能性に満ちているのではないでしょうか。
本セッションでは、作品「クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。」を手がかりに、この命題を掘り下げます。
そして、昨今定期的に話題になる.NETはWindowsでしか動かないなど無関心からくる誤解や嫌いといった感情からくる負の認知を照らし合わせてみていきます。
ミリオンライブのアイドル39人の中から、今回は矢吹可奈さんの話をします。
劇場版アイドルマスター 輝きの向こう側へ(通称ムビマス)でフィーチャーされて知っているという方もいるかもしれませんが、今回はミリシタのメインコミュに準拠してお話しします。
彼女は歌が大好きで、なんでも歌にするような子なのですが、ちょっぴり音痴です。
音痴というのはアイドルには致命的ではないかと思われるかもしれませんが、歌が大好きという気持ちで大変努力をしています。
その様子が凝縮したエピソードがメインコミュ14話です。
可奈さんがセンター公演に向けて準備する中、公演をサポートするアイドルの1人 北沢志保さんから非常に厳しいフィードバックを伝えられます。
矢吹さん。あなたの歌は、ほとんど音程が合ってないわ。
今のままじゃ、センターなんて務まらないと思う。
自分自身を全否定されるようなこのフィードバックに対して、可奈さんは「アドバイスありがとね」が返すのです。
私自身はとてもじゃないけどそうは返せない言葉で、このコミュを見て以来可奈さんは私の光です
LT 5分という時間を尽くして、なぜアドバイスありがとうと言えるのか、彼女の姿勢からの学びを共有します。
あと志保さんを悪者にしたくないので、時間の許す限りフォローします
マグロ 皆さん、CfPに挑んだことはありますか?
CfPとは「カンファレンスでこういったことを話したい!」と言う概要を示すものです。要するにこの文のことです。
私はCfP採択、登壇の経験をしていますが、初めから挑もうと思っていたわけではありません。
そんな私がCfPに挑むきっかけになったのは参加したカンファレンスと「アイドルマスターミリオンライブ」の光景が重なったことでした。
主人公の春日未来は、自分の夢がどんなものかわからないまま毎日を過ごしていました。
そんなある日人気アイドル「765PRO ALLSTARS」のチケットを貰い、ライブに行く事に。パフォーマンスに魅了された未来は「自分も素敵なアイドルになりたい!」とアイドルになることを決め、765PROのオーディションに挑みます。
未来がライブの眩しさに心を奪われ、自分の未来を描き始めたように、私もカンファレンスで見た光景に強く背中を押されました。
誰かが情熱を語る姿は、想像以上に力を持っています。
「私もあの場所に立ってみたい」
気づけば、未来がステージを目指すように、私も CfP という“第一歩”に手を伸ばしていました。
私のCfPに挑む原動力をミリオンライブを通して語れればと思います。
しょうゆ 恐らくこのトークを話すころには2026年に4月になり、2023年にスタートしたリンク・ライク・ラブライブの舞台、蓮ノ空女学院の103期生は実時間に沿って卒業することになります。
愛娘のように可愛がってた日野下花帆が卒業して失意のどん底になってると思うんですが、このスマートフォンアプリは他の作品に比べて異常な速度で開発が進んでいたように思われたので、その辺りをスクラム開発の知識も交えながら想像します。