【劇場版】アニメから得た学びを発表会2026
LT(5分)
初登壇

デカダンスより、AI時代に宣言する「世界にバグは必要だ」

2

「世界にバグは必要だ」 これはアニメ『デカダンス』に登場する重要なセリフです。
作中の管理された世界では、バグ(異分子)は排除すべき対象でした。
しかし物語は、そのバグこそが予期せぬ変化や新しい価値を創出する可能性を秘めており、閉塞した世界に進化をもたらすトリガーであることをメッセージとしていました。

近年、生成AIの精度は飛躍的に向上し、今後あらゆる仕事がAIを起点としたソフトウェアやロボットに置き換えられていく未来が想像できます。
しかし、AIは過去の情報から現状の最適解を返すに留まっており、飛躍的な進化を促すのは、人間の「バグ」のような発想、すなわち意図せぬひらめきや独創的な逸脱を自ら生み出すことだと考えています。

このLTでは、デカダンスの世界観を手がかりに、AIと共生する時代における「人間のバグ的価値」について考えます。
AIの最適化を越えた“ちょっとしたバグの力”が、次の進化やイノベーションを生むのかもしれません。