chango
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生成AI・AIエージェントの台頭で、エンジニアは設計・実装・運用を横断する「フルスタック・フルサイクル性」を一人で体現しやすくなりました。しかし本質は「一人でやれる」ことではなく、その先の「何を自ら担い、何をAIや他者に委ねるか」という意図的で意志ある選択にこそ真の価値が宿ります。この現代的テーマを鮮やかに描くのが、劇場版『機動戦艦ナデシコ』です。
作中のナデシコB/Cは艦長ホシノ・ルリとAI「オモイカネ」でワンマン運用が可能ですが、彼女はすべてを一人で完結させる道を選びません。一時的に艦全体の指揮・運用を、オモイカネの支援下で信頼するチーム、そして弟的存在の副長補佐ハーリー君へまるごと託します。そうして、彼女にしか成し得ない「火星全域のネットワーク掌握と敵勢力の無効化」という最大の専門性に全リソースを投下するのです。
これは能力不足による分業ではなく、全体を掌握し最大出力を引き出すための「設計」です。本LTでは、ルリが見せた爽快な戦略を補助線に、AI時代のエンジニアが目指すべき「艦長」としてのあり方を考察します。