人間とは愚かな生き物です。
今を必死に豊かにしようと全力を尽くすのに、実際豊かになり視界が広がると「自分は、または自分がやっていることは正しいことなのか」を疑うようになります。私もその一人です。
私はアニメから様々な生き方を学んで生きてきた人間です。もちろん登場人物が必ずしも実在するわけではありませんが、その生き様や考え方を描いた様子からそれを学び取り生き残ってきました。
そこでアニメから得た学びを発表会ということで「コードギアス」の世界観から学んだ、より良い自分として生きていくための一つの考え方を発表してみたいと思います。
作品のテーマとして大きく物語に関わってくる「ギアス」という概念がどう現実で関わってくるのか、活かしていくことができるのか
聴衆の方々の人生の15分をお借りして、面白いと思える15分間を贈ることが出来れば幸いです。
<ターゲットオーディエンス>
・いつの間にか自分が若手ではなくなって、焦っている方
・葬送のフリーレンが好きな方
<ラーニングアウトカム>
・「今始めるのがいつだって一番早いんだ」と勇気が出る
・1月からの第2期が待ち遠しくなる
<アウトライン>
SIerでエンジニアを始めて20年。あっという間に時間が過ぎていつのまにか折り返し地点を過ぎてました。
”何でもっと知ろうと思わなかったんだろう・・・(フリーレン)”
後悔しても時間は戻りません。いつか自分も今どきの組織でプロダクト作っていきたい。
”いつかなんて時は私の人生には存在しない(レルネン)”
ずっとマネジメントしかしていない自分がIT業界で今更何かできるのだろうか?
”なんで今更って思っているでしょ。私は今の話をしているんだよ。ザイン(フリーレン)”
辞めるつもりでやろう。私は40歳越えてからコミュニティにも行くようになり、大きく動き始めました
"必要なものは覚悟だけだったのです。必死に積み上げてきたものは決して裏切りません(フェルン)"
このように覚悟と書くとなんだか重い話に感じますが、この話はくだらない楽しい話です。
”アイゼンは辛く苦しい旅がしたいのかい?僕はね終わった後にくだらなかったって笑い飛ばせるような楽しい旅がしたいんだ(ヒンメル)"
「さくら荘のペットな彼女」はライトノベルは2010年1月~2014年で全13巻、アニメは2012年10月~2013年3月に放映されたアニメです。
タイトルからは想像できないですが、主人公は後に高校時代に会った友人とともにゲーム会社を立ち上げるエンジニアとなります。
だれでも少年少女時代、周りの環境に合わせる、周りの目を気にするなど、自分を偽って生活することがあったと思います。(死語かもですが、一時期「KY(空気読めない)」なども流行ったのもあるでしょう)
この状態が続くと、「本当の自分って何だろう」「本当に自分がやりたいことって何だろう」が薄れていき、最終的に「周りに合わせて生活をしよう」となってしまいます。
本作品は、破天荒な仲間たちから、「自分」を見つめ直し、「自分らしい」人生を歩む楽しさ・困難というのを学べます。
このセッションでは、下記のことが伝えられたらと思います。
・「周り」ではなく「自分」と向き合う勇気・その大切さ
・周囲の人が優秀すぎても見失わない「自分らしさ」
・「タイトルからそんな内容思いつかんわ」という仰天
『ロックは淑女の嗜みでして』は、福田宏氏による漫画作品であり、2025年4月にテレビアニメ化されました。
作品の魅力としては、お嬢様 × インストロックという異色の組み合わせと個性的なキャラクターが織りなす熱量の高いライブシーンにあります。
映像化にあたっては、モーションキャプチャーを使って実際のバンド演奏で表現し、劇中曲もアニメ用にアレンジを加えられている点は音楽好きにもたまらない点だと思います。
さらに、セッション後に繰り広げられるお嬢様に似つかわしくない「罵り合い」も作品の魅力の一つです。
では、エンジニアとっての「セッション」は何でしょうか?
考えられるものの一つとしては、コーディングじゃないでしょうか?
己の技術を研ぎ澄まし、コーディングしていく。
さらには、モブプログラミングやプルリクエスト上のレビューなどメンバー間でのコーディングに関する交わり(セッション)があります。
このトークでは、日々の開発業務を「セッション」とみなすことで、見えてくるものや意識しておきたいことについて、本作品を交えながら紹介します。
【アジェンダ】
・バンドセッションで重要なことと開発業務への転用(テンポ、パート、調・コード進行 など)
・モブプログラミングにおけるドライバーはソロパートなのか?
・レビューにおけるコメントは罵り合いなのか?
・難しいフレーズやリフは開発でも必要なのか?
概要:
ヒロインのヴィクトリカは、“混沌(カオス)の欠片”を拾い集め、“知恵の泉”でそれらを再構成し、事件の真実を「言語化」していきます。サイバーセキュリティの世界でも、ログや挙動の断片から攻撃者の意図を読み解く脅威モデリング、そして実際に兆候を探し当てる脅威ハンティングが求められています。本セッションでは、GOSICK流の思考術をヒントに、「情報の断片を知に変える」セキュリティ分析の実践例を紹介します。
アジェンダ案:
・『GOSICK』に見る“混沌の欠片”とセキュリティ思考
・脅威モデリングで攻撃者の物語を組み立てる
・脅威ハンティングで断片から兆候を見つけ出す
・知恵の泉で再構成し、言語化する
「薬屋の独り言」の猫猫の生き方ってエンジニアに似ていると思いませんか?
強い知的探求心、気になることは何でも試してみる、でも本業(薬剤師)の領分は越えない。
エンジニアとして猫猫から学べることがたくさんありました。
猫猫の生き様に見るエンジニ屋・・・エンジニアの生き方についてお話ししたいと思います。
【伝えたいこと】
・面白そうなことには何でも手を出してみよう
・未来を予測して今学ぶべきことを決めることはできない
・新しいことを始めるときはこっそり始める
・得意分野を伸ばす。苦手なことは放っておく。
・強い情熱があればついてくる人は必ずいる。
「リコリス・リコイル」における主人公の1人・井上たきな。
彼女はリコリスと呼ばれる平和維持エージェント(殺し屋)として優秀な成果を上げ、地方支部から念願の本部転属を勝ち取ったエリートでした。
しかし上層部のミスを押し付けられ、窓際部署(喫茶リコリコ)に再転属。それは、エリート街道を歩んできた彼女にとって居場所を失ったのと同義でした。
本部復帰を目指し努力するも空回り、やがて「もう本部には戻れない」と告げられ絶望します。
悲しみに打ちひしがれるたきなですが、部署の先輩である錦木千束の「目の前の幸せを守ろう」という姿勢に影響を受け、硬直化したエリート思考から脱却し、
彼女は喫茶リコリコにて、新たな自分としてより柔軟で幸福な働き方を見つけていきました。
本トークでは「リコリス・リコイル」における井上たきなと錦木千束の二人、通称「ちさたき」の出会いと交流を通じて、変化の多い時代におけるキャリア戦略を計画的偶発性理論(予期せぬ出来事を積極的に活用する理論)と絡めてお話します。
具体的には、たきなの変化プロセスを通じて以下のテーマについてお話します:
【アジェンダ】
・計画的偶発性理論とは
・たきなに見る「過去の自分を捨てる重要性」(アンラーニング)
・千束から学ぶメンターシップの極意
・喫茶リコリコが示す心理的安全性の効果
・二人の関係に見る新環境での適応術
0から1へ、どんな苦境に対しても諦めない Aqours から学んだことを共有させてください!
創作の中、現実の世界においても 2.5次元の世界において Aqours は諦めません。
一人ではないから、チームだから乗り越えられる。チームにおいてリーダーシップはロールではなく、役割ではあるからして、誰でもセンターになれるそういったフレキシブルなリーダーシップがチームの強さとなる。
そこには、古くは「蒼き伝説シュート」の久保嘉晴の言葉が蘇る。
「サッカーはチームプレーが全てじゃない。観客すべてが自分を見ていると思え」
本発表では、どんなスタート地点からでも輝きたいって思った瞬間から輝くために、フォロワーシップがどのようなリーダーシップを発揮しているのか語ります。
人は抽象と具体を行き来することで、経験から学習をすることができます。
例えば、人は仕事で経験したことを抽象化し、抽象化した知見を具体事例に適用することで、同じ轍を踏まないことができるようになります。
この、「エピソードを抽象化し、学びにする行為」は、「アニメから学びを得ること」そのものです。
この勉強会、「アニメから得た学び勉強会」では、そんな高度な技術である「抽象化と適応」について、何度も発表されてきました。
今回の発表では、「アニメから得た学びを発表会」に度々参加させていただき、多くの発表を見てきた私が、
どのように人はアニメから学びを得るのかについて考え、日々の学習にどのように活かすのかを共有します。
「魔法少女」が職業化された世界を描くアニメ『株式会社マジルミエ』。
本作の第6話で示される「仕事の美学」――厳しい仕事でもその魅力を伝え「なりたい」と思われることの重要性は、「大変そう」と見られがちなエンジニアリングマネージャー(EM)にも通じます。
「楽しむ」姿勢こそEMの鍵だと気づいた私が、その理由と実践する「エンジニアリングを誰よりも楽しむ」ための3つの行動指針を、アニメの魅力と共にお話しします。
私と一緒に仕事を楽しみ、エンジニアリングマネージャーを憧れの職位にしていきましょう!!!
次のnoteの内容をもとに話します。
https://note.com/hk_it7/n/na609c58fd5f1
10年前に予想されたAIに代替される仕事が大はずれし、人に出来ることを凄い勢い代替していくAI
そんな道具がある時代にこそ、やりたい意志こそが大事だと思っています。
いくつかのアニメを挙げて、意志が大事と言うことを話したいと思います。
「昔は楽しかった仕事が、今は楽しいと思えない」
ふとこんなことを感じる瞬間、みなさんにはあるでしょうか?
仕事に対して、自らを内面から突き動かす内発的動機を見つけた時、人は高いパフォーマンスを発揮し、大きな成果を生み出すことができます。
ですが、そんな内発的動機を長く保ち続けることは、簡単なことではありません。過去どんなに楽しかった仕事であっても、環境や役割の変化によっていつの間にかその動機を見失ってしまうことは、誰の身にも起こり得ることです。
283プロダクションに所属するアイドル・郁田はるきも、そんな壁にぶつかった1人です。アイドルになる前から「絵を描く」ことをはじめとした様々な表現に挑戦し続けてきたはるきは、アイドルとなることで「表現」を仕事としてこなす初めての機会を得ます。
仕事をこなすなかで、「表現」に対する動機を一度見失い、そして再発見したはるきのストーリーから、周囲の要求に内発的な動機を見出す「MustをWillに変える技術」をTipsとして共有します。
※当日は愛知ではるきのパフォーマンスを見届けるため、採択された際にはリモートまたは録画での登壇とさせていただきたいです。
「ハウルの動く城」 というアニメにはさまざまな「呪い」が登場します。
主人公の少女ソフィーを老婆の姿に変えてしまう魔法は、物語に登場する呪いの代表格です。
ですが、いかにもおとぎ話の「魔法」のような呪いだけが、呪いなのでしょうか?
このアニメの登場人物たちは、様々な呪い=自己の檻に囚われながら生きています。
それらは実は、私たちが生きる現実でもすぐ身近にある呪いなのです。
呪いは解除することも重要ですが、その正体を探求することこそ、呪いから受けるネガティブな効果から逃れるための第一歩となります。
さあ、「ハウルの動く城」から、身の周りの呪いをさがしにいきましょう!
突然リーダーを任された!でも、チームメンバーは自分より能力の高いエンジニアばかり。一体何をどうやってリードすればいいのか!?悩みますよね。
そんな新米リーダーの悩みを解決するために、メイドインアビスの主人公であり、強い人に囲まれて冒険を続けるリコの行動をふりかえりましょう。そして、行動と仲間の状態からどのようにリーダーシップを発揮しているかを知ることで、リーダーシップの取り方を学んでいきましょう。
チームリーダーを目指す方や、チームリーダーを任されている人、憧れは止められない人に刺さるトークです。
概要:
『境界の彼方』に登場する異界士たちは、妖夢という未知の脅威と戦いながら、目に見える「境界線」の存在を頼りに、そこから先の危険に備えています。
しかし現実のサイバーセキュリティの世界では、境界だけでは守りきれない時代が来ています。ゼロトラスト――つまり“誰も信じず、すべてを検証する”という考え方が求められているのです。
本セッションでは、境界防御という発想の限界と、ゼロトラストの必要性を、栗山未来のメガネ視点で楽しく紐解きます。見える境界の外にも、見えない脅威は潜んでいる――その現実を、メガネ越しに見つめてみませんか?
アジェンダ:
・『境界の彼方』とサイバー空間の共通点
・境界防御の考え方とその限界
・ゼロトラストとは何か?誰も信じず、常に検証する世界
・メガネと見える化の大切さ
・セキュリティ担当者は異界士である
私の仕事は転職エージェントをしておりますが、毎年キャリアパスに悩む方と多くお話させて頂いております。
その際、ジョブホッパーになりたくないけどなってしまった方や、色々と選択肢で悩み過ぎてモヤモヤしている方とお話する事が多々ございます。
この様な方々は下記の様な考えを持ってしまう時があります。
「自分の選択は合ってるのだろうか・・・?」
前述通り私の仕事は転職エージェントです。最終的な転職の判断は候補者様に委ねられますが、そこに違和感を感じる時があります。
提案しておきながら、転職エージェントは最後に責任を持たないことに対して、嫌だなと思っていた時、久しぶりに見た大好きなアニメ「天元突破グレンラガン」を観た際、主要キャラのカミナが同じく主要キャラのシモンに言ったセリフが私の核心を突きました。
「自分を信じるな。俺を信じろ。お前を信じる俺を信じろ。」
これだ・・・!
判断に迷う方に対して転職エージェントとしての専門性を持ったコンサルティングをする事=自分の言葉、提案に責任を持つ事=候補者様の人生に責任を持つ事。
迷うなら専門性を持って、あなたの人生にも責任を持ってお話します、自分を信じられないなら私を信じてくれ。
これは私が自信と責任を持って提案出来る様になった物語です。
本トークでは過去事例を交えて、なぜそういう提案をしたかなど考えを可視化したお話が出来ればと思います。
アニメ『ブルーピリオド』の主人公・矢口八虎は、早朝の渋谷の青さを描き、それが他者に理解されたことで「絵を描く悦び」に目覚めます。また、鮎川龍二と“同じ海に飛び込んで対話する”ために、芸大二次試験直前という大事な時期に、冬の小田原の海へと向かいます。そこで二人はセルフヌードを通して、それぞれの本音をさらけ出しました。
人間とは、多面的であり、多層的な個性を持った存在です。常に周囲に合わせて要領よく立ち回ってきた矢口八虎という青年が、「あなたが青く見えるなら、りんごもうさぎの体も青くていいんだよ」という作中のセリフに象徴されるように、自分自身の「青」を肯定し、それを描き出したとき、初めて本当の意味で自己を他者に開示します。
「青い渋谷」を描くことは、彼自身のその後の生き方を決定づけた行為でした。そして、鮎川龍二をはじめとする他者という「世界」との接触に正面から身を投じることで、自己を覚知していきます。
矢口八虎の生き方から得た学びとして、他者と真摯な対話をするための自己開示、その対話によって得られる自己覚知の尊さについてお話しします。
チームで開発するとき、うまく意見が出てこないことや出せないことはありませんか?
心理的安全性の高くない状態だと発言が難しいケースがあります。
本セッションでは『氷菓』というミステリアニメを題材に、心理的安全性の高いチームをいかにして実現していくかを洞察します。
このセッションで学べることは次の通りです。
『氷菓』は多重解決というジャンルのミステリです。
多重解決とは、1つの事件に対して複数の解決が示されるミステリのことで、システムのチーム開発の状況にとても良く似ていると考えています。
メンバーは自分の思う、考えうる限りのベストな設計や実装(=解決)を示します。ただ、各メンバーはそれぞれの視点を持っていて、見えていない仕様や背景(=証拠)があるかもしれません。
私たち開発者は見えていないものがあるかもしれない、最良な選択肢ではないかもしれないことを発言する勇気を持つ必要があります。
少ない勇気で発言できる環境を得るヒントを『氷菓』から学んでいきましょう!!
「自分はエンジニアとして生きていけるのだろうか」
誰しもが思うことだと思います。僕は常日毎思っています。
周りが優秀で、自分が置いて行かれている様に感じる。もう努力しても追いつけないのではないか。
そう思っていた矢先、私は龍が如くに出会いました。
日本の裏社会を重厚なストーリーで描くゲーム、「龍が如く」。
ただ裏社会を描いているのではなく、キャラクターがそこを生きる人間として魅力的に描写されています。
義理と人情。裏切りと愛憎。
現代社会を生き抜く我々にも学ぶべき生き様があります。
今回お話しするのはシリーズの原点「龍が如く0 誓いの場所」。
舞台は1988年、バブル景気により活気のある日本。
極道の最盛期として、様々な男の生き様が描かれています。
この中で私が影響を受けたのは「久瀬大作」という男。
自分のエンジニアとしての能力に限界を感じていた私に、彼の生き様が非常に刺さりました。
エンジニアとして、そして一人の人間として、どう生きるべきか。
久瀬を通じて気づいたその答えを、お伝えしたいと思います。