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厳しい現実のクラウドインフラを理想形に引き戻そうとした約120日

sogaoh sogaoh

急に決まったし急に終わった
旧に満ちていたし求に溢れていた

ここ9年くらいでさまざまなクラウドインフラを見てきたのですが、これほどとは、と思ったのは初めてでした。

誰もわからない全貌、オフショアメンバーしか入り方を知らないサーバー、本番しかない環境、デプロイはもちろんぬくもりある手動、ユーザーからの問い合わせでわかる機能停止、・・・

こういった状況から、モダンな・なるべく理想形に近い、少なくともコントローラブルなサービス運用に引き戻していこうとした数々の試みと、取り組みを途中で終わりにせざるを得なくなった時に感じた諸行無常を、記憶がホットなうちにお話しします。

なかなかに数奇であった自分の現在地を聞いていただければ幸いです。

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Row Level Securityで支えるマルチテナント運用のリアル

asumikam asumikam

PostgreSQLのRow Level Security(RLS)は、行単位でアクセス制御を行う仕組みで、マルチテナント環境での利用に適しています。

弊社でもRLSを用いてマルチテナント運用を行っていますが、実際に運用してみると意外な悩みどころが見えてきました。
本発表では「RLSとは何か」という基本から始め、運用を通じて得られた“リアル”を軸に、導入や設計に役立つ知見を紹介します。
RLSとともに歩んできた私たちの現在地(いま)を共有し、そこから見える設計上の判断や工夫についてお話します!

話すこと

  • RLSの概要と基本的な使い方
  • RLS運用とクエリパフォーマンスの現実
  • VIEWにおけるRLSとアクセス制御の落とし穴
  • 正規化されたテーブルでのRLS適用方針
  • テナントごとの接続切り替え設計
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