近年、カンファレンスや書籍などを通じて多様な設計手法が広まり、私たちの選択肢は増えています。
しかし限られたリソースの中で、全てを全力で完璧に作り込むことは難しい場合もあります。
「どこに力を注ぐか」を見極めることも重要です。
事業の競争優位を支える核心領域には積極的に投資し、それ以外は適切にコストを抑制する。
判断を誤ると、逆に設計に振り回され事業価値に直結しないコストが膨らむリスクがあります。
本セッションでは事業理解を基盤に設計・コーディングの「力の入れどころ」を見極める方法をお話します。
Kent Beck氏が提唱する「Optionality」などに触れながら、設計投資にメリハリをつける視点を紹介します。
また、登壇者自身の失敗例を共有し、理論と実践の両面から学びを提供します。
参加者の皆様には、「事業価値を見据えて設計判断を行う」ためのヒントを持ち帰っていただければ幸いです。
新潟のような積雪地域では、道路の維持管理が課題になっているのはご存じでしょうか?
雪が降ると道路が埋もれないための除雪作業や、凍結防止剤の散布などが必要となります。しかし大量の降雪に加え広域にわたる道路網を持つ新潟や北海道では、維持管理にかかるリソースが膨大(新潟県の24年度道路除排雪費は過去最高の153億円以上)であり、発生するロスも問題になっています。
そこで近年検討されているのが、走行中の車両に搭載されたカメラやセンサからリアルタイムに路面情報を識別し、必要なリソースを的確に投入するというアプローチです。
本LTでは、その実現に必要な「冬季の路面状態の自動識別」に焦点を当て、現在の技術的課題と検討されている手法について近年の論文を交えてご紹介します。積雪地域における道路維持管理のための技術に少しでも興味を持っていただければ幸いです。
古米エンジニアの私が昨年末に新米QAエンジニアへキャリアチェンジし、そこで直面したのは、熟練メンバーが「品質の最後の砦」としてテストを担う、安定しつつもテストケースの意図が属人化した世界でした。
テストの意図を共有し、より効果的・効率的なテストを目指すべく、私はテスト分析・設計の導入を考えました。
本セッションでは、その矢先にQAチーム熟練メンバーも知見のないプロダクトのテストを担当することになり、実践を通してメンバーとテストの意図を共有していくなかでの、苦労や変化をお話しします。
社会人エンジニア歴5年目、転職して2年目。新しい環境で初めて内部監査に携わる中で、エンジニアの業務が組織の信頼性と深く関わっていることを学びました。内部統制と聞くと一部の人だけの話に思われがちですが、実際には多くのエンジニアが日々の開発や運用を通じて関わっています。このセッションでは、内部統制とは何か、なぜ大切なのかを整理しながら、日常業務で役立つ視点や、私が実際に取り組んできた工夫を共有します。
「技術同人誌」を知っていますか?
同人誌は同人誌でも技術にフォーカスした同人誌です。
アニメやゲームが原作なの?そうではありません。
「技術について取り上げた自費出版の書籍」と定義できます。
著者の推し技術について、「イマ」を切り取ったエッジな書籍です。
著者の体験、経験を生で見ることのできる素晴らしい媒体です。
初めて知った人は、ぜひ読んでみましょう。
会場の脇に現物をお持ちしています。
是非手に取ってみてください。
すでに読んだことあるよ、というかた。
次は「あなたが技術同人誌を書く番」です。
ネタがないよー、どうやって書けばいいかわからない、新米エンジニアな私には書けるわけがない…
そんな懸念も分かりますが、そんなことはありません。
新米ならの「イマの体験」をアウトプットしましょう。次に続く「来年の新米」のために・・・
執筆ノウハウはいくらでもお渡しします。
「ふりかえりって何?」という方や「いつも"なんとなく"でKPTばかりやってる…」という方など幅広い参加者に向けて、ふりかえりの基本や現場で使える具体的な手法を紹介します!
【セッション内容】
理論的な背景に触れつつ、特に"How"を重視し明日現場で試せる実践知を届けます。
【このセッションの価値】
誰しも新米だった時があります。
それはエンジニアもビジネスも変わらずです。
僕はエンジニアではなく転職エージェントとなりますが、キャリアパス面談でお話させて頂く「古米」=シニアエンジニアも当たり前にキャリアに悩まれております。
「キャリア」
短くシンプルですが、中身は非常に長く重厚です。これからの時代、20代の方であればこれから40年は働く必要があると思います。どんなにスキルの高い古米も悩み迷います。
新米の皆さんはなぜエンジニアを目指されてるのでしょうか?あなたの原風景はどの様な絵でしょうか?それが新米から古米に出来る、強いメッセージとなります。
改めてになりますが、新米の皆さんは、なぜエンジニアを目指されるのでしょうか?
「初心」に軸を通すことの大切さについてお話出来たらと思います。
カンファレンスをやってみることになったけど、何も分からない!
そんな知識も経験もゼロからのスタートであっても、多くの人と協力し工夫を重ねることでカンファレンスを成功へと導くことができました。
本セッションでは、右も左も分からない“新米”が直面した課題やつまずき、その乗り越え方を具体的に共有します。
企画立案から準備、当日運営などのプロセスを振り返りながら、「ゼロからでもやり遂げられる技術」とは何かを紐解きます。
去年に新卒入社した新米エンジニアです。去年、新卒エンジニア同期と3人で、全社に向けたAIアプリプラットフォームの講習会を行なった背景と経緯、その効果を紹介します。
私たち新米エンジニアは、基本的な知識と技術を身につけなければ、すぐには会社で価値を生み出すのは難しいです。
そこで、昨今、急速に進化するAI活用まわりのキャッチアップをし、全社にその知見を広げて、会社で掲げている”AI前提”を推進することを考えました。
私たちはAIアプリケーションプラットフォームDifyについて触り、その使いやすさと応用先の広さに着目しました。
そして、全社、特にエンジニアでない方向けに、Dify講習会を実施し、エンジニアじゃない方でもAIアプリケーションを作れる地盤を固めました。
また、この応用として、実際にバックオフィスの業務をヒアリングし、一部業務を担当するbotを作りました。
新米とは、「その年に収穫され、12月31日までに精米・包装されたお米のこと」を指します。
では、エンジニアはいつ新米ではなくなるのでしょうか?
「新米」という言葉は、新鮮でポジティブな意味で使われることもあれば、「まだ未熟で」という保険的な前置詞として使われることもあります。新卒4年目の私自身、今では新米と自称することはほとんどなく、周囲からもそう呼ばれることは少なくなりました。しかし、新しい技術領域に挑戦する時や異なる役割を担う際には、再び「新米感」を感じることもあります。
このセッションでは、お米の定義を出発点に、エンジニアキャリアにおける「新米」を多角的に検証します。経験年数、技術習得度、責任範囲、周囲からの期待、そして自己認識など、様々な軸から「新米卒業」と「新米回帰」の瞬間を探り、明日から自分の成長をより意識的に捉えられるようになることを目指します。
僕がエンジニアを目指したきっかけは、コードを書いて何かが動いた時の感動だった。
エラーと格闘して、やっと思い通りに動いた瞬間のやりがいと達成感。それがたまらなく楽しくて、この道を選んだ。
でも今はAIがサクッとコードを生成してくれる。昔の苦労が嘘みたいだ…このままAIが進化していくと、僕たちエンジニアの仕事は最終的に「リリースボタンを押すだけ」になってしまうのではないだろうか?
設計も実装もテストもAIがやってくれて、人間は最後にポチッと押して責任だけ取る。そんな時代が来るかもしれない中で、これからエンジニアを目指す人は何を身につければいいのか?どこにやりがいを見つければいいのか?
AIと共存する時代に必要なスキルと、新しいやりがいの見つけ方について私なりに考えてみました。
新米(新卒)4年目で新米エンジニアの研修担当になりました。今年はAIエージェントの台頭など開発環境が激変したため、去年の研修から変わった前提を考察し、研修を構築しました。
施策の一つ「Vibe Coding研修」は、テックブログでの発信がきっかけでASCII.jpやYahooニュースで紹介され、 そこからさらに多くの登壇機会にも繋がりました。研修の成果として、新米エンジニアがエンジニア業務を改善するアプリを開発したりしました。
並行して、新人の「まずAIに聞く」文化を育てるAI Slack Botも自作。このBotは研修の枠を越えて全社に展開され、インシデント対応で活躍するなど、社内の業務改善に貢献しています。
本トークでは、これらの研修をどう設計したかの思考プロセスと、同じ境遇の仲間へ向け、研修という会社に閉じた活動の影響力を社内や社外へ最大化するためのメッセージをお話しします。
私がかつて新米だった頃、当時の上司にこう言われたことがあります。
「俺が今まで一番すごいと思ったエンジニアは、『それ、フレームワーク作って解決しちゃえば?』って、さらっと言えちゃう人だったなw」
その日以来、私の中で「フレームワークを作る」ということは特別な意味を持つようになりました。
あれから約 10 年近く経った今、私は ruby-wasm-ui というフレームワークの開発に取り組んでいます。
まだまだ完成までは遠いものの、日々楽しみながら開発を続けています。
今回は、なぜ私がフレームワーク開発を始めたのか、そもそもフレームワークを作るとはどういうことなのか、どのようにしてフレームワークを作るのか、といったことをお話しします。
フレームワーク開発に関してはまだまだ新米の私が語るのもおこがましいのですが、新米だからこその新鮮な視点をお届けできればと思います。
DPE(Developer Productivity Engineering)は自動化等の手法を用いて開発者体験・開発生産性を向上する職種です。
日本でメジャーとまでは言えないDPEの職種は、新しい取り組みだと思います。
また、自社においては、1人でDPEユニットを立ち上げて活動しており、DPEとしては新米です。
似たような課題を持つ方に、DPEとしてのアプローチをお伝えすることが刺激になるかもしれません。
長年、私はシステム開発に携わる中で、外の世界との接点は書籍くらいで、日々の現場がすべてでした。40代を越えて、勉強会やカンファレンス、技術同人誌に出会い、初めて“エンジニアコミュニティという炊飯器”の中に飛び込みました。そこには、自分のエンジニア人生をより豊かにしてくれる熱と香りがありました。これまで自分たちの目線だけで解消してきた課題も、コミュニティでの学びを基に多角的な視点から捉え直せるようになりました。今ようやく外界に出た“新米”として、エンジニアコミュニティに出会った喜びと学びを、炊きたての一粒としてお届けします。
Interop Tokyoでは毎年会場内にネットワークを構築する「ShowNet」というプロジェクトを実施しています。私はネットワーク業界に転職した翌年の2025年、STMというボランティアプログラムを通じてShowNetの構築/運用/解体に携わりました。
STM期間では初見の技術を学びながら、得意な技術分野が異なるメンバーとチームで作業を進めていました。ここで学んだことをお話しします。
トーク概要
このトークを通じて、技術をキャッチアップしながら周囲に貢献する方法について、皆さんのご意見もお伺いできたら嬉しいです。
多くの新米エンジニアにとってTech Lead(以下TL)は憧れであり身近な目標の1つです。
しかしTLには技術的な意思決定、プロジェクト推進、チームマネジメントなど幅広いスキルが求められるため、経験豊富なエンジニアが長く務めるケースも少なくありません。
一方で、あえてジュニアなメンバーにTLを任せることで本人に非連続な成長機会を与えると同時に、チームとしても属人性を排除し学習する組織へと進化できる可能性があります。
私はこれまで、新卒2年目で自身がTLを務めた経験、前職での「短期間交代制TL」、現職での「新卒1年目のTL任命」など、挑戦的なアサインを実践してきました。
本トークでは、これらの事例をもとに以下3点をご紹介します。
就職や転職、異動、新しいコミュニティへの参加など、私たちは何度も“新米”になるタイミングがあります。
新米は組織に新しい風を吹き込み成長を促す存在になれる一方で、文化を乱したりトラブルを招くリスクも抱えています。
私自身、異動直後に「要注意人物」として個別に注意を受けた苦い経験があります。しかし行動を見直した結果、その後の転職先では「昔からいたようになじんでいる」と評価され、新しく参加するコミュニティでも好意的に受け入れられるようになりました。
本トークでは、現在“新米”として奮闘している方、そしてこれから新米になる方に向けて、私自身の失敗と成功の体験を踏まえ、新しい環境で歓迎される新米になるための「やるべきこと」と「避けるべきこと」を具体的に紹介します。
新しい環境で、悔しい思いをしたことはありませんか?
私は何度もあります。その悔しさは、挑戦を続けるための燃料であり、時間をかけて旨みに変わっていく大切な成分です。生成AIとの壁打ちやアイデアの検証、カンファレンスへの参加を通して、その旨みを少しずつ自分の中に染み込ませてきました。
お米の“新米”は水分と甘みをたっぷり含みますが、研ぎすぎれば旨みが失われます。新人時代も同じで、完璧を求めすぎず、自分らしさを残すことが大切です。そして、ふっくらと炊き上がるには吸水の時間が必要なように、悔しさをじっくり吸い込み、力に変える時間も欠かせません。
炊き立てのような熱っぽさやみずみずしさは、今だけのものじゃない。望む限り、ずっと胸の中で燃え続ける。
同じ「新米」として、悔しさを燃料に、そして旨みに変えて走り続ける私たちへ、全力のエールを届けます。
2025年5月31日, PHP カンファレンス新潟2025 が開催されました.PHP カンファレンスの地域開催は,該当地域での PHP コミュニティの動きや,都市部の PHP コミュニティと地域の技術系コミュニティとのつながりの度合いに関わらず,様々な背景から開催に至るパターンが観測されました.これはカンファレンスに携わるスタッフそれぞれについても同様です.様々な背景からスタッフに名乗りを上げ,当日含めそれまでの準備を行っています.
私は各地でお世話になった PHP コミュニティへ貢献したい気持ちがあり,また,あまり馴染みのなかった新潟地域の技術コミュニティと良好な関係を築き,つながりを継続したいと考えながら,PHP カンファレンス新潟2025 のコアスタッフを行いました.
そこで新米新潟技術コミュニティ参加者の一人として何を意識し,何を行動に移したのか,一つの実践例を共有します.