新潟のような積雪地域では、道路の維持管理が課題になっているのはご存じでしょうか?
雪が降ると道路が埋もれないための除雪作業や、凍結防止剤の散布などが必要となります。しかし大量の降雪に加え広域にわたる道路網を持つ新潟や北海道では、維持管理にかかるリソースが膨大(新潟県の24年度道路除排雪費は過去最高の153億円以上)であり、発生するロスも問題になっています。
そこで近年検討されているのが、走行中の車両に搭載されたカメラやセンサからリアルタイムに路面情報を識別し、必要なリソースを的確に投入するというアプローチです。
本LTでは、その実現に必要な「冬季の路面状態の自動識別」に焦点を当て、現在の技術的課題と検討されている手法について近年の論文を交えてご紹介します。積雪地域における道路維持管理のための技術に少しでも興味を持っていただければ幸いです。