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セッション

Flutterコントリビューションのススメ

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概要

Flutterに「こんな機能があったら便利なのに」と思ったことはありませんか? 不具合がFlutterのバグによるものであることが判明し、「Flutter SDKのバグが直れば解消できるのですが」と共有したことはありませんか?
Flutterはオープンソースプロジェクトであり、誰でも貢献できます。あなたのアイデアや不満は、あなたの貢献のきっかけになるかもしれません。

本セッションは「なぜFlutterの開発に"あなた"がなぜ関わるべきなのか」をテーマに、Flutterのコントリビューションの魅力と方法についてお話しします。また、話者がFlutterの開発に関わることで得た知識や経験をもとに、コントリビューションの様々な価値を紹介します。

想定視聴者

  • Flutterの将来性に興味がある方
  • Flutterにコントリビューションに向けて背中を押してほしい方
3
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あの日のHot reloadはなぜ動かなかったのか? 〜OSセキュリティ(W^X)とJITコンパイラの攻防〜

chigichan24 chigichan24

概要

iOS26の発表直後、FlutterのHot reloadが実機では動作しない問題が発生し、アプリ開発者は窮地に立たされまさした。
この問題は現代のOSのセキュリティ制約とJITコンパイラが深く関わっています。この課題にどう向き合い、どう解決していったのかを時系列で振り返りましょう。この解決の過程を振り返ることで、フレームワークへの理解が更に進み、FlutterのコアであるHot reload技術についてより深い知見を得ることができます。
フレームワークやVMのアップデートが、どうやって自分たちの開発体験やアプリの品質に直結するのかを追体験しましょう。

想定視聴者

  • iOS26にてHot reloadが動作しない問題の裏側で起きていたことを知りたい人
  • 普段使っているFlutter/Dartが、OSレベルのセキュリティ制約とどう向き合っているか知りたい人
3
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Flutter DevToolsで発見!本番アプリのパフォーマンス問題と改善の実践

Gotchi0001 Goto Kosuke

概要

アプリリリース後、ユーザーから「アプリが重い」との問い合わせが多数寄せられた経験はありませんか?本セッションでは、実際のプロダクションアプリでパフォーマンス問題に直面した際の調査から改善までの実践的なアプローチを共有します。

Flutter DevToolsを活用したパフォーマンス分析により、不要なリビルド、再描画、UIJankなどの問題を特定し、それらを改善した実体験をもとに、以下の内容をお話しします:

  • Flutter DevToolsを使った効果的なパフォーマンス調査手法
  • Riverpodによる状態管理で陥りがちなアンチパターンとその対策
  • 画像キャッシュサイズの最適化による描画パフォーマンス向上

想定視聴者

  • パフォーマンス問題に悩んでいるFlutter開発者
  • Flutter DevToolsの効果的な活用法を知りたい方
1
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Impellerで何が変わったのか

概要

Flutter 3.10から標準になった描画エンジンImpellerは、それまでの標準であったSkiaと比較すると、描画処理の最適化、シェーダーの事前コンパイルにより、特にMetal(iOS,macOS)での動作が大幅に安定しました。

しかし、Impellerの恩恵はそれだけではありません。
描画までの中間コードが削減されたことで、3D描画を実現するFlutter GPUや、高性能化したdart:uiのシェーダー機能など、Flutterの新たな可能性を開く基盤となっています。

本セッションでは、ImpellerとSkiaの描画の仕組みを比較解説し、Impellerが実現した新機能の技術的背景を深掘りします。

想定視聴者

Flutterの描画の仕組みを理解したい方
描画エンジンレベルでのパフォーマンス改善を試みたい方
シェーダーによる視覚表現や3D描画に興味のある方

3
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セッション

Flutter is NOT DEAD.

Krgm4D Kurogoma4D

概要

2025/6/9、Appleは新たなデザイン言語であるLiquid Glassを発表しました。
そしてコミュニティから挙がった声は……

「Flutterはこのムーブメントについていけない、終わりだ!」「Flutter is dead.」 ……

なるほど、確かにFlutterは構造上、Liquid Glassを取り込むことは難しいです。
では、Flutterは本当に死を迎えたのでしょうか?

自分はそうは思いません。
むしろ、Flutterの真価はプラットフォーム固有の事情に左右されないことにあると考えています。
このトークでは、Flutterの立ち位置や採用する価値を整理したうえで、どのようなプロジェクトにFlutterが最適なのか?というお話をします。

想定視聴者

  • Flutterを使い続けられるのか悩んでいるSWE
  • その他様々な領域のSWE
2
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セッション

Flutterビルドキャッシュの内部構造とテスト高速化への応用

_yoko_com yoko

概要

Flutter開発では、アプリケーションの実行や配布のたびにビルドが発生します。
通常、ビルドキャッシュは意識せずとも自動で働きますが、その仕組みを理解することで開発効率をさらに高められます。
本セッションでは、Flutter SDKの内部実装に触れながら、ビルドキャッシュの構造と動作を詳しく解説します。
また、キャッシュが有効・無効になる条件を理解し、 flutter test 実行時の不要な再ビルドを回避することで、テスト実行を高速化できる実践的なアプローチも紹介します。

想定視聴者

  • Flutterビルドキャッシュの仕組みを体系的に理解したい方
  • テスト実行時のビルド高速化に関心のある方
  • build/ ディレクトリや .dill ファイルなど、ビルド成果物の正体を知りたい方
2
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ビギナーズLT

BuildContextの正体とInheritedWidgetの仕組み

hecuhecu Hiroki Kawamura

概要

Flutter開発で頻繁に利用されるBuildContext。しかし、その役割の曖昧な理解は、パフォーマンス低下や予期せぬエラーの要因となります。

本LTでは、UIツリーでのBuildContextの位置と役割、そしてInheritedWidgetがデータ伝達と再構築にどう影響するかを解説します。

「Widgetのどこでcontextを使えばいいのか」が腑に落ちて、状態管理や画面遷移でつまずかないための最初の理解の壁を突破できることを目指します。

想定視聴者

  • contextの扱い方に自信がない方
  • Widgetのどこでcontextを使うべきか迷うことがある方
  • 状態管理や画面遷移で「なぜか動かない問題」に直面した経験がある方
2
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ビギナーズLT

MVVM から MVVM-C に変えてみた話 〜画面遷移どうしてる?〜

ts00484515 陳 信瑜

概要
FlutterでMVVMアーキテクチャを採用した際、
画面遷移処理がViewModelやViewに分散し、責務の分離やテストが難しくなる課題に直面しました。
特に、Navigator.pushや外部リンク遷移がビジネスロジックに混在すると、保守やUIテストが煩雑になります。

そこで本LTでは、MVVMにCoordinatorを組み合わせたMVVM-Cアーキテクチャを導入し、
遷移処理の責務を一元化・明確化した事例を紹介します。

このLTではMVVM-Cについて、以下のポイントを紹介します

  • MVVMのおさらい
  • なぜCoordinatorがいるのか?
  • 実際どんな構成になったか
  • 画面遷移テストが楽になる話

想定視聴者

  • MVVMアーキテクチャを使用している方
  • 画面遷移が複雑になってきて不安な人
  • 画面遷移テストに苦しんでいる方
  • アーキテクチャに興味ある方
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ビギナーズLT

ノリと勢いでFlutter専門サークルを創設したら3年目に突入した話

miso_shiru_app みそしる

概要

プログラミングへの挫折から再起し、「ノリと勢い」でFlutter開発サークル「ぽちぽちのつどい」を大阪大学に創設した3年間の軌跡を語ります

想定視聴者

  • プログラミング学習者・初心者:学習における挫折経験や効果的な学習方法、モチベーション維持に関心がある方々。
  • プログラミングサークル・学生コミュニティ運営者:サークル設立・運営の課題、メンバー集め、組織化、外部連携、そして円滑な継承に関心がある方々。
  • 学生エンジニア全般:実践的なチーム開発経験、技術的学び、そして学生コミュニティでの交流や成長に興味がある方々。
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ビギナーズLT

Flutter ネイティブ連携手法 2025

fox9s atsumi3

Flutterでネイティブ機能を使う方法、いくつ知っていますか?
基本のMethod Channel/EventChannelから、dart:ffiを使った直接バインディング、BasicMessageChannel、
そしてPigeonなどのコード生成ツールまで。選択肢は実に多様です。

「結局どれを使えばいいの?」
「それぞれの違いは?」
このLTでは、主要な連携手法の実装例(Dart側・ネイティブ側)を実際のコードで比較しながら、
それぞれの特徴と適用場面を整理します。

各手法を理解し、プロジェクトに応じた最適な選択ができるようになることが目標です。

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ビギナーズLT

Server-Driven UIでアプリを作る

tkmssh Take

Server-Driven UIでプロダクト開発してますか?

Server-Driven UI(SDUI)はAirbnbが用いた設計手法でUIの構造、レイアウト、さらには一部の動作ロジックを、クライアント側ではなくサーバー側で定義・制御するアーキテクチャパターンです。

モバイルアプリ開発においてA/Bテスト等でUIを分ける際にいくつかやり方があるかと思いますが、
このLTではStacというFlutter専用のSDUIのFrameworkを用いた紹介をします。

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セッション

Flutterで挑む次世代認証:Flutter銀行アプリにおける導入実録とその教訓

heyhey1028

概要

Flutter製の銀行アプリにFIDOパスキー認証を導入した事例をもとに、クロスプラットフォームでの実装課題と解決策を解説します。ドキュメントにない仕様差や想定外の不具合、検証時の落とし穴など、現場のリアルな学びをお届けします。

想定視聴者

Flutterで認証やネイティブ連携を扱いに興味ある方、初級〜上級開発者

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Mobile MCP × Dart VM  Service Extensionで実現するAI駆動E2Eテスト整備と自動操作

yu12k25i 酒井佑旗

概要

E2Eテストには「カバレッジ向上が大変」、「メンテナンスコストが高い」といった課題があります。AIによるモバイルアプリの自動操作でこれらの課題を解決します。AIがアプリを自動操作することで、E2Eテストの作成においてGUIをコンテキストとして扱うことができるようになります。これによりE2Eテスト作成の精度と効率を向上させます。

また、AIによるモバイルアプリの自動操作はMobile MCPによって実現されます。しかしFlutterのレンダリング方式が原因でそのままでは利用できません。そこでDart VM Service extensionを利用してMCPを拡張し、Flutterアプリに対応させた方法についてもお話します。

想定視聴者

E2Eテストの拡充を課題としている方
AI x アプリのエンジニアリングに興味がある方

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セッション

RenderObject とは何か?animated_to に学ぶレイアウト計算と描画の仕組み

chooyan_i18n ちゅーやん

概要

Widget の「移動」をアニメーションする animated_to というパッケージを開発して公開しました。これを使うと from/to を計算することなく自由に Widget を動かせます。

そんな animated_to は RenderObject をカスタマイズすることで実現しています。from/to の計算、描画位置の更新、これらはいずれも RenderObject の仕事であり、そこに Widget のリビルドは発生しません。リビルドが必要ないのでアニメーションも滑らかです。

このセッションでは、animated_to の実装を例に RenderObject の仕組みとカスタマイズ方法について説明します。

想定視聴者

  • Flutter の内部的な仕組みに興味のある方
  • 描画のパフォーマンスを細かくチューニングしたい方
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セッション

Flutter Webの真価:SEOフレンドリーなPWAとデスクトップアプリケーションへの展開

kent_strong_dev 山崎謙登

概要

Flutterはモバイルアプリ開発の強力なツールとして確立されていますが、Flutter Webの可能性はまだ十分に認識されていないかもしれません。本セッションでは、Flutter Webの最新の進捗と、特にSEO(検索エンジン最適化)フレンドリーなプログレッシブウェブアプリ(PWA)を構築するための具体的な戦略に焦点を当てます。レンダリングモードの選択(HTML vs Canvas Kit)、ルーティングとURL管理、メタデータの設定、Service Workerの活用など、Flutter Webで高性能かつSEOに強いPWAを開発するための実践的なテクニックを解説します。マルチプラットフォーム戦略におけるFlutter Webの真価を探ります。

想定視聴者

Flutter開発者、Web開発者、プロダクトオーナー

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DartASTとその活用

_sotaatos そた

概要

私たちは日常的にLinterやコードフォーマッター、freezedやjson_serializableといったコード生成ライブラリの恩恵を受けています。これらの強力なツールは、私たちのコードの品質を保ち、開発効率を飛躍的に向上させてくれます。
では、これらのツールはどのようにして私たちの書いたコードを理解し、解析・変換しているのでしょうか? その答えを探る中で重要になるのが AST (抽象構文木) です。
本セッションでは、Dartの公式に提供されているanalyzerパッケージを使用し、Dartコードがどのように木構造に変換されるのかを解説します。さらに、そのASTを活用して、実際にカスタムLinterやコードジェネレーターがどのように作られているのか、その仕組みと具体的なアプローチをデモを交えながら紹介します。

対象者

  • Dartのコード解析や変換に興味がある方
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それでは聞いてください「Impeller導入に失敗しました」

tacck tacck

概要

Flutter 3.27.0 がリリースされ、 Android においても Impeller が標準となりました。
我々はAndroid のパフォーマンス向上を期待し、 Flutter をアップグレードすることに決めました。
手元の端末たちでは問題なく動作したため、アプリをリリースしました。
気がつくと、ユーザー様からクレームをたくさん頂くことになりました。

このセッションでは、失敗した経緯をみなさんと笑顔で振り返り、今後の糧とさせていただきます。

想定視聴者

  • Flutter バージョンアップに取り組んでいる方
  • Flutter バージョンアップのタイミングに悩んでいる方
  • Flutter バージョンアップの失敗を一緒に笑っていただける方
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LT

Add-to-appで真のLiquid Glass対応を目指してみた

touyou_dev 藤井陽介

概要

みなさんはFlutterのデザインはどのようにする派閥でしょうか?
自分は圧倒的にネイティブデザイン派閥でした。ですがWWDC25でLiquid Glassが発表された今、ネイティブデザイン派閥は危機に直面しています。
コミュニティの動きはとても早くLiquid Glassの見た目の再現はすぐに達成されましたが、Flutter内で見た目だけ再現してもLiquid Glassの思想まで再現したとは残念ながら言えません。

そこで今回FlutterのAdd-to-appの機能を使って、Liquid GlassのナビゲーションレイヤーをSwiftUIで、コンテンツレイヤーをFlutterで記述するという形式にトライし、どこまでうまくいくのか?何が課題なのか?をざっくりと紹介していきます。

想定視聴者

  • iOSやデザインが好きなFlutterに関わる全ての人
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iOSのAssistive Accessって何?Flutterでも気をつけたいUIの話

ynoseda 野瀬田 裕樹

概要

iOS 17で登場した「Assistive Access」機能をご存知ですか?
一見するとFlutter開発者には無縁に思えるかもしれませんが、実はこの機能には認知にやさしいUI設計における多くのヒントが詰まっています。

本LTでは、Assistive Accessの概要とともに、Flutterアプリでも活かせる認知負荷を軽減するためのデザイン原則を紹介します。
特に、「ボタンはたくさんあったほうが便利」や「多機能こそユーザーフレンドリー」といった常識に疑問を投げかけ、誰にとってもわかりやすく、操作しやすいUIを考えるきっかけとなるセッションを目指します。

認知負荷の視点から、自分のアプリ設計を見直してみませんか?

想定視聴者

  • Assistive Accessに対応していないFlutterアプリ開発者
  • 認知にやさしいUI設計をしたいFlutterアプリ開発者
採択
LT

ユーザーのアクションを伴うWidgetのGoldenTest

horie

概要

FlutterアプリのUI品質を担保する手法としてGoldenTestは非常に有効ですが、 スクロールを伴うWidgetでは一筋縄ではいきません。 本LTでは、まずGoldenTestの基本的な仕組みと利点を解説し、 ScrollViewを用いたWidgetのGoldenTestの実践方法を紹介します。 続いて、Sliverを利用した場合に直面する悩みを取り上げます。その上で、SliverでのGoldenTestを実現するためのテクニックとして、 スクロール量をプログラムで指定する方法や、Finderを活用して特定のWidgetを検出・検証する方法を具体的なコード例とともに解説します。

想定視聴者

GoldenTestの幅を広げ、より堅牢なUIテストを目指す方におすすめの内容です。

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