LT

Master of VRT ~ Visual Regression Testing 戦略入門 ~

新垣清奈

概要

  • VRT ワークフローを従来 40 分→12 分(約 70 % 削減)に高速化した要点を 5 分で解説します
  • 並列実行による時間短縮
    • Monorepo 管理ツール(melos)を使い、複数パッケージの Golden テストを同時に起動

想定視聴者

  • 高速化や並列処理による効率向上に課題を感じているFlutter/Dart開発者
LT

Master of Widget Key ~ Widget 再利用とパフォーマンス最適化 ~

新垣清奈

概要

なぜ Key が必要なのか、正しく使わないとどうなるかを実例で比較。

  • ValueKey/ObjectKey/UniqueKey/GlobalKey の違い
  • リストアイテムの入れ替え/アニメーションでの挙動
  • 過剰使用を避けるベストプラクティス

想定視聴者

  • 実装時にKeyの挙動でつまずいたことがある中級~上級のFlutter開発者
LT

よく使うけど理解が浅いWidgetランキングと解説

新垣清奈

概要

Flutterで日常的に使うものの、内部挙動や落とし穴が意外と理解されていないWidget をランキング形式で紹介。 上位5つを取り上げ、それぞれの誤解ポイントと正しい使い方を凝縮して解説します。

  1. ランキングトップ5の発表
    • StackOverflowで質問が投げられているWidgetトップ5を発表
  2. 誤解ポイントを可視化する
    • 各Widgetの典型的な「ハマりコードやポイント」をサクッとお見せ
  3. 正しく使うための即効Tips
  4. まとめ & リソース紹介

想定視聴者

  • Flutterでの開発経験があり、Widgetの内部挙動をより深く理解したい入門
セッション

生成 AI と Playwright で実現する自然言語 e2e テストの実践

概要

Flutter アプリの e2e テストは、Flutter Integration Test や Maestro 等ありますが、e2e を全て実現しようとすると開発コストが嵩み、e2e テストの運用・保守は属人化しやすく、仕様変更への追従も困難です。

この課題に対し QA 仕様書から生成 AI を用いて Playwright を Flutter Web で実行できるようにしました。
本セッションでは e2e テストにおける効果的なプロンプトエンジニアリングや Playwright による e2e テスト環境構築の方法を紹介します。また導入効果の試算やチーム運用メソッドなど、開発プロセスを改善するために役立つ実用的な知見を共有します。

想定視聴者

  • Flutter e2e テストの作成・メンテナンスコストに課題を感じているエンジニア、QA担当者
セッション

Flutter Webの今 〜最新の現場課題と深化するノウハウ〜

mizuki_nekopapa 佐藤 瑞樹

概要

Simplexは約4年前から金融領域を中心にFlutterを活用した本番アプリ開発を推進し、近年はFlutter Webのサービス開発・運用にも挑戦しています。クロスプラットフォーム開発の強みを活かす一方、実際の現場では、下記のように多様な課題と向き合うことになりました。

  • safariなどのブラウザ仕様による制限
  • Flutterのパッケージにおけるパフォーマンス問題
  • ブラウザAPI利用時のメモリリーク

本セッションでは、本番運用の現場で直面した課題と解決のプロセスを包み隠さずご紹介することで、
「Flutter Webの“できない”を“できる”に変える」ためのヒントや戦略をお持ち帰りいただけます。

想定視聴者

  • Flutter Webのサービス開発やクロスプラットフォーム展開を検討中の方
  • ブラウザAPIやSafari対応など現場課題に興味がある方
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セッション

ノリと勢いでFlutter専門サークルを創設したら3年目に突入した話

miso_shiru_app みそしる

概要

プログラミングへの挫折から再起し、「ノリと勢い」でFlutter開発サークル「ぽちぽちのつどい」を大阪大学に創設した3年間の軌跡を語ります。

想定視聴者

  • プログラミング学習者・初心者:学習における挫折経験や効果的な学習方法、モチベーション維持に関心がある方々。
  • プログラミングサークル・学生コミュニティ運営者:サークル設立・運営の課題、メンバー集め、組織化、外部連携、そして円滑な継承に関心がある方々。
    • 学生エンジニア全般:実践的なチーム開発経験、技術的学び、そして学生コミュニティでの交流や成長に興味がある方々。
セッション

Flutterアプリの実践的パフォーマンス改善

naruogram なるお

概要

Flutterアプリを2年以上運用する中で直面したスクロールのカクつき、メモリ肥大化などのパフォーマンス低下を解決した実践的手法を紹介します。

このセッションでは、以下の内容についてお話しします:

  • Widget再ビルドの最適化:constの徹底活用とSelectorによる部分更新
  • RepaintBoundaryとLayerによる描画改善:適切な境界設定でFPS向上
  • Isolateによる並列処理:重い処理の分離とメインスレッドの負荷軽減
  • Impellerレンダリング最適化:新エンジンへの移行とパフォーマンス向上
  • DevToolsとintegration_testでの継続的計測:劣化を防ぐ仕組みづくり

想定視聴者

  • パフォーマンス問題に直面している開発者
  • Widget最適化やレンダリング改善の具体的な実装方法を学びたい方
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セッション

Android connected display に備えよう、モバイルにも外部ディスプレイ+マルチウィンドウがやって来た。

cch_robo robo

概要

Google が、先月6月10日にリリースした Android 16 QPR1 Beta 2 では、Pixel 9 など対応 Android デバイスでの Connected display サポートが追加されています。

これは、モバイルアプリでも、外部接続したディスプレイへの対応、つまりユーザーへのマルチウィンドウ+デスクトップ体験の提供が求められることを示します。

任意サイズに拡大縮小できるウインドウへの Adaptive UI / Responsive UI 対応だけでなく、キーボードやマウスでの操作や、マルチウィンドウによる、画面上の他のアプリとのデータ連携について、情報共有したいと思います。

想定視聴者

・Android プラットフォーム対応エンジニア
・モバイルアプリの大画面対応や、ファミリーサービス連携対応予定のエンジニア。

セッション

Flutterチーム立ち上げの一事例:ゼロから始めた開発体制づくり

Horie1024 ホリエ

概要

「ゼロからFlutterチームを立ち上げる」。私たちの挑戦は、業務でのFlutter開発経験がない3名のAndroidエンジニアが新規事業にアサインされるところから始まりました。 事業スピードを落とさずに高品質なアプリを開発するという課題に対し、私たちが選択したのは「外部パートナーとの協業」という道でした。この事例共有を通じて、チームの立ち上げから自走に至るまでのリアルな道のりをお伝えできればと思います。

  • なぜ私たちは「協業」という選択肢を取ったのか
  • パートナーと歩んだチームビルディングの道のり
  • 協業を通じてチームが得たものと今後の課題

想定視聴者

  • これからFlutterチームを立ち上げる、または検討しており、他社のリアルな事例を知りたい方
  • 外部の専門家といかにして効果的に協業するか、その実例を知りたい方
セッション

Sliver レンダリングの解剖学

概要

Flutter で複雑かつ高パフォーマンスなスクロール UI を実装する際、 Sliver は避けて通れない概念です。

本セッションでは、まず Sliver の概念を詳細に解説します。その上で、 CustomScrollView と各種 Sliver ウィジェットを組み合わせたベストプラクティスを紹介します。

さらに、単一の ScrollView に複数の ScrollController がアタッチされた際に発生するエラーなど、具体的な問題を取り上げます。 ScrollController のライフサイクル管理や、 ScrollNotification を活用した複雑な要件の対処法を紹介します。

想定視聴者

  • Sliver の概念や CustomScrollView の挙動を基礎から理解したいエンジニア
  • 複雑なスクロール要件の実装に課題を感じている開発者
セッション

Flutterの表現力を解放するrive_native:Rive Rendererを介したRiveの高度な動的制御

概要

Flutter の Rive アニメーション実装において、通常は rive パッケージを利用しますが、 Flutter 内の Renderer で処理しない Rive Renderer と呼ばれる高性能なランタイムを統合する rive_native が存在します。

本セッションでは、 rive_native の役割を解説します。rive_native は Rive に導入された一部新機能を Flutter に適応させるために必要です。具体的には、データとアニメーションを連携させる data binding 機能やレスポンシブな Rive を再現する機能があります。これらの機能をユースケースを交えて紹介します。

想定視聴者

  • Rive を使いこなし、より高度なアニメーション表現を目指したい開発者
  • Rive のデータと連携した新機能な実装に関心があるエンジニア
セッション

もうデグレさせない! Maestroで始めるQA工数大幅削減のためのE2Eテスト

_a_akira AAkira

概要

このセッションでは、Maestroに焦点を当て、integration_test, Patrol, Firebase App Testing Agent, MagicPodとの比較や、FlutterでE2Eテストを構築するための具体的なコードの書き方、テストコードの書き方を解説します。
さらに、ただUI操作をするだけではなく、スクリプトを活用してバックエンドの状態を自在に操る、より高度なE2Eテストの手法も紹介します。これにより、どんな複雑なシナリオでも再現可能とし、QA工数を大幅に削減したノウハウを、明日から浸かる実践的な知見として発表予定です。

想定視聴者

  • E2Eテスト未導入で、ツール選定に悩んでいる方
  • Maestro初心者の方やQA担当の方
セッション

FlutterアプリのためのOIDC入門:認証の仕組みから安全な実装方法まで

Horie1024 ホリエ

概要

多くのアプリで必要となるログイン機能。どう実装すれか迷いませんか?私は迷いました。本セッションでは、認証の仕組みであるOpenID Connect (OIDC)の基本的な仕組みから、Flutterアプリで実装するための具体的なステップまでを解説します。 トークンの管理や更新、リトライ処理といった実践的なコードも紹介。認証フローの全体像を理解し、自信を持ってセキュアなログイン機能を実装できるようになることを目指します。

  • OIDCの基礎:登場人物とトークンの種類
  • FlutterでのOIDC実装フロー解説
  • よくある落とし穴と、よりセキュアにするためのTIPS

想定視聴者

  • Flutterアプリにログイン機能を実装しようとしている開発者
  • 認証の仕組みを基礎から理解したい方
  • OAuth2やOIDCについて学びたい、または実装で困った経験のある方
ビギナーズLT

Result型を使って型安全なエラーハンドリング! 〜MVVMベースのアーキテクチャでの実践例〜

miso_shiru_app みそしる

概要
Flutterアプリ開発において、エラーハンドリングは避けて通れない課題です。try-catchでの例外処理は型情報が失われ、エラーの見落としやランタイムエラーの原因となります。

本LTでは、Dart 3のSealed Classを活用したFlutterの公式ドキュメントに準拠したResult型パターンを用いて、型安全なエラーハンドリングをRiverpodを用いたMVVMベースのアーキテクチャで実現する方法を紹介します。

想定視聴者

  • Flutterアプリ開発でエラーハンドリングに悩んでいる方
  • MVVMアーキテクチャに興味がある方
  • 型安全な設計を追求したい方
ビギナーズLT

ノリと勢いでFlutter専門サークルを創設したら3年目に突入した話

miso_shiru_app みそしる

概要

プログラミングへの挫折から再起し、「ノリと勢い」でFlutter開発サークル「ぽちぽちのつどい」を大阪大学に創設した3年間の軌跡を語ります

想定視聴者

  • プログラミング学習者・初心者:学習における挫折経験や効果的な学習方法、モチベーション維持に関心がある方々。
  • プログラミングサークル・学生コミュニティ運営者:サークル設立・運営の課題、メンバー集め、組織化、外部連携、そして円滑な継承に関心がある方々。
  • 学生エンジニア全般:実践的なチーム開発経験、技術的学び、そして学生コミュニティでの交流や成長に興味がある方々。
LT

iOSでビルドしてFlutterが表示されるまで

shoryu927 tatsubee

概要

Flutterは皆さん知っての通り、Dartでモバイル・Web・デスクトップといった複数のプラットフォームに対応したアプリを構築できるフレームワークです。
では、Flutterが各プラットフォーム上で動作するということは、そのプラットフォームのネイティブ環境上でFlutterが起動しているということになりますよね?
本LTでは、iOSアプリを起動してからFlutterのUIが描画されるまでの裏側の流れを追いかけます!

話すこと

  • iOSアプリ上でFlutterが動くまでの流れ

話さないこと

  • Flutterエンジンの詳細
  • iOS以外のFlutterが動くまでの流れ
ビギナーズLT

デザインとコードを繋ぐ!Flutter Custom Theme と Figma デザイントークンで開発を加速する

kyappamu kyappamu

FigmaをもとにしたFlutterアプリ開発で、デザイナーとのデザイン情報の伝達やカラーやテキストスタイル等のコード上での管理に課題を感じていませんか?

本セッションでは、Figmaデザイントークンを導入し、プロジェクト内のあらゆるデザイン定義を一元管理し、Flutter側ではThemeExtensionを用いてデザイントークンと一致するカスタムテーマを構築した事例を紹介します。

この手法により、デザインとコードが一気通貫でつながり、共通言語が生まれたことで認識齟齬を解消。UI変更にも迅速かつ正確に対応できる開発体制が実現しました。

デザインとコードに一貫性を持たせ、開発を加速させるヒントをお届けします。

対象者

  • デザイナーとの認識齟齬や、UI修正の手戻りを減らしたいエンジニアの方
  • 「Figmaと実装が違う」という問題を根本から解決したい方
LT

SNSログイン削除の舞台裏: ユーザーケアと撤退戦略

appgrape techiro

概要

長期運用するモバイルアプリでは、機能を足すだけでなく「止める力」が問われます。
本LTでは、弊社で導入していたFacebook・X ログイン機能を段階的に削除したプロセスと戦略について共有します。
特に焦点を当てるのは、単にコードを消すだけでなく、既存ユーザーへの影響を最小限に抑えるために行ったユーザーケアの設計です。
ユーザーへのケア戦略と削除によって得られた運用コスト削減や、UX改善などの副次効果もあわせて紹介します。

想定視聴者

  • ユーザー体験を向上させるためのスリム化戦略を検討している方
  • 機能追加ではなく運用コスト削減・UX改善を検討している方
LT

カスタムジェスチャーの実装から学ぶGesture

appgrape techiro

概要

Flutterの標準的なジェスチャー検出は強力ですが、特定の開発シーンでは複数のジェスチャーの競合や、ユーザー体験に合わせた独自動作の定義といった課題に直面します。
本セッションでは、こうした課題を踏まえて、Flutterアプリにおけるカスタムジェスチャーの実装例を軸に、Gestureの認識メカニズムや競合解決のアプローチなど、内部処理を含めて掘り下げて解説します。

  • Flutterにおけるジェスチャー検出の基礎
  • ジェスチャーの認識メカニズムと競合
  • カスタムジェスチャーの実践的な実装テクニックの紹介

想定視聴者

  • Flutterのジェスチャー処理や内部実装に興味がある方
  • アプリ開発で高度なユーザー体験やデバッグ機能の実装を検討している方
ビギナーズLT

FlutterローカルDBの羅針盤:選定基準と進化の背景を探る

hecuhecu Hiroki Kawamura

概要

Flutterアプリ開発においてローカルデータ永続化は不可欠ですが、数ある選択肢の中から「どれを選ぶべきか?」と悩む方も少なくないでしょう。
本LTでは、FlutterローカルDBの主要な選択肢それぞれの技術的特性を客観的に解説し、各DBが誕生した背景にある理由を分かりやすく紐解きます。
このトークを通して、ご自身のプロジェクトに最適なローカルDBを選定する基準をお持ち帰りください。

想定視聴者

  • ローカルDB選定に悩んでいる方
  • 既存DBの利用に課題を感じ、より良い解決策を探している方
  • Flutterにおけるデータ永続化の進化の背景とその技術的選択肢を知りたい方