採択
2025/11/30 16:25〜
Track A
LT(5分)
JavaScript(TypeScript) フレームワーク・ライブラリ 初心者向け

useEffectってなんで非推奨みたいなこと言われてるの?

sigumataityouda マグロ

「useEffectってなんかわからんけど使わない方がいいらしい」

ReactのuseEffectって便利ですよね。
ですが本来の用途とは異なる使い方をされることが多く、公式ドキュメントにも「そのエフェクトは不要かも」という項目が作られるほどです。
しかし非推奨ではなく本来使われるべき用途があります。
正しい使い方とは何か?AIにコードを書かせるとuseEffectを多用する部分も見られ、正しく使っているか見極める必要性が増してきました。

本セッションでは、useEffectの役割を使用例を交えながら説明します。
なぜ非推奨と言われるような風潮になっているのか、現代のライブラリ事情も合わせて解説します。
useEffectの使い方を見極められるようになれば幸いです。

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LT(5分)
HTML/CSS JavaScript(TypeScript)

IME入力制御の現在地

astrotyotogood かっつー

以前はCSS側でime-modeを指定すればIMEをOFFにするだけで済んでいたIME入力制御ですが、現在ではセキュリティやアクセシビリティの観点から、ブラウザによる強制制御はできなくなっています。
その結果、OTP入力のような「必ず半角数字で入力してほしい」場面で、全角数字が入力されて2マス分消費されてしまうといった課題が生まれてきます。
このトークでは、過去の入力制御手法から、現在主流となっているinputmode や type属性・バリデーションなどの手法を整理し、現在のIME入力制御のベストプラクティスをお伝えします。

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レギュラートーク(30分)
ツール 設計・アーキテクチャ

4つのアプリを1つのMonorepoに ─ 統合から始まる、責務分離によるリアーキテクト

kajitack 梶川 琢馬

複数のフロントエンドアプリを運用する中で、コードの重複、責務の曖昧さ、変更時の影響範囲の広さに悩んでいませんか?

本セッションでは、4つのフロントエンドアプリケーションを1つのMonorepoに統合した事例をもとに、統合がきっかけとなって進んだリアーキテクトを紹介します。

パッケージの責務の境界を見直し、共通コンポーネントやデザインシステムを整理する過程で、開発体験を大きく改善しました。
さらに、静的解析やAIコーディングの適用範囲も拡大し、チーム全体の生産性にも変化がありました。

以下の観点からお話しします:

  • Monorepoへの統合プロセスとツール選定
  • 責務分離を軸にしたアーキテクチャ再設計の手法
  • 技術的な変化がもたらしたチームの変化

複数のアプリケーションを抱える開発チームや、既存システムのリアーキテクトに取り組む方々へ、実践的なヒントをお届けします!

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LT(5分)
UI/UX

WICGで提案されているSoft Navigationsの紹介

nowaki28 中村遼大

WICGで提案されているSoft Navigationsは、SPAにおけるpushState()等による履歴遷移を、ナビゲーションとして検出・測定可能にする仕様です。従来のNavigation TimingやWeb Vitalsでは対象外だった同一ドキュメント内の遷移にも、LCPやCLSといった指標を適用できるようになります。このLTでは、ユーザ操作やDOM変化などに基づく検出条件、現在の実装状況、そしてWebパフォーマンスの観測設計に与える影響について紹介します。

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LT(5分)
JavaScript(TypeScript) AI フレームワーク・ライブラリ

Agentic Workflowな生成AIアプリケーションのUI実装における複雑なステート管理に立ち向かうために

rom6621 ろむ

ClineやGitHub Copilotのようなコーディングエージェントの登場により、エンジニアが従来のチャットによるLLMとの対話からAIエージェントを使用する機会は増えてきていると思います。
一方で、生成AIアプリケーションの開発という点でも、業務をワークフローとしてAIエージェントに実行させるAgentic Workflowアプリケーションの開発というのも増えてきています。
本トークではAgentic WorkflowアプリケーションのUI実装をする際に発生した複雑な状態管理に立ち向かうために行ったことについてお話しします。

話すこと

  • チャットアプリケーションとAgentic WorkflowアプリケーションのUI実装における違い
  • Agentic Workflowの状態管理を行う際の複雑さ
  • XStateを使用した解決策の提案
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LT(5分)
JavaScript(TypeScript) ツール

Dynamic ImportとViteによるnpmパッケージのバージョン別動的ローディング

大橋一真

ライブラリやSDKをメンテナンス/品質保証する際、ある特定バージョンや配布形式、またそれらの任意の組み合わせによってデバッグや動作確認をしたいケースはしばしばあります。 もしそれがnpmパッケージであれば、個別にビルドするのでは手間がかかり、また幾つものバージョンを事前にバンドルするとアプリケーションサイズが膨大になってしまうことが容易に想像できます。
この課題は、Dynamic ImportとViteのビルド設定をうまく組み合わせることで解決することができます。

このトークでは、Viteの具体的なビルド設定の内容を踏まえ、実際にビルドが実行されてからランタイム上でパッケージが解決されるまでのフローも解説しながら、この課題に取り組むにあたり工夫が必要だった点や実装時の注意点を紹介していきます。

レギュラートーク(30分)
JavaScript(TypeScript) ツール

Dynamic ImportとViteによるnpmパッケージのバージョン別動的ローディング

大橋一真

ライブラリやSDKをメンテナンス/品質保証する際、ある特定バージョンや配布形式、またそれらの任意の組み合わせによってデバッグや動作確認をしたいケースはしばしばあります。 もしそれがnpmパッケージであれば、個別にビルドするのでは手間がかかり、また幾つものバージョンを事前にバンドルするとアプリケーションサイズが膨大になってしまうことが容易に想像できます。
この課題は、Dynamic ImportとViteのビルド設定をうまく組み合わせることで解決することができます。

このトークでは、Viteの具体的なビルド設定の内容を踏まえ、実際にビルドが実行されてからランタイム上でパッケージが解決されるまでのフローも解説しながら、この課題に取り組むにあたり工夫が必要だった点や実装時の注意点を紹介していきます。

採択
2025/11/30 16:40〜
Track A
LT(5分)
JavaScript(TypeScript) ツール 初心者向け

TypeScriptがブラウザで実行されるまでの流れを5分で伝えたい

Jin_pro_01 ジン

概要

フロントエンド開発においてよく使われるようになったTypeScriptはJavaScriptに型の構文を追加した言語ですが、そのままではブラウザで直接動かすことはできず、実際に動かすにはトランスパイルやバンドルを経て最適化を行う必要があります。
発表では、TypeScriptのコードがどのようなプロセスを経てブラウザで動作するのかを図解しながら、5分で誰でも理解できる発表を目指します。

このテーマを選んだ理由

「とりあえずTypeScriptを書いて(AIに書いてもらって)画面に描画されているからOK」の段階を卒業し、ビルドプロセスを理解することは開発効率向上、トラブルシューティング精度向上、パフォーマンス配慮、さらにAIネイティブの若手育成など、TypeScriptを自由自在に用いることができるフロントエンドエンジニアとして成長するために、様々な効果が期待されます。

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採択
2025/11/30 16:30〜
Track A
LT(5分)
HTML/CSS UI/UX アクセシビリティ その他

ウェブ上の学術論文 — PDFの代替になれるか / アクセシビリティーの観点 / 先進的取組の事例

tarek

研究の世界が抱えているフロントエンド課題について発表します。
皆さんは普段とあまり接点がない領域かもしれませんが、新しい視点として興味を持ってもらえたり、この分野に挑戦してみたいと思うきっかけになればと思います。
学術論文は、複雑な数式を含むことや研究者自身による執筆・整形・公開が特徴の、現在主にPDF形式で配布されるの存在です。しかし、PDFは見た目を忠実に再現する一方で、文章構造や意味の保持が困難
です。近年、アクセシビリティ向上等のためにウェブ版の論文も増えていますが、多くの課題を抱えています。出版社によるウェブ版の残念な事例と優れた事例の両方を取り上げます。最後に、先進的な取り組みとして、arXiv.orgの論文をHTML化する「ar5iv」プロジェクトと、PDFの意味構造を豊かにするLaTeXの「Tagged PDF」プロジェクトを紹介し、この分野の未来と可能性について話します。

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LT(5分)
AI フレームワーク・ライブラリ

なぜ情報量が物をいうAI時代にSvelteを選ぶのか

ssssotaro ssssota

AI補完が頼りないと言っていたのも2年も前。いまやAIは欠かせない存在にまで上り詰めています。
AIは世の中にある情報をもとに学習するので、普及率が高いとは言い難いSvelteは不利かもしれません。
そんな世の中でSvelteを選ぶ理由を紹介します。

・Svelteとは何か
・速い・軽いだけではない、Svelteが優れている点
・AIとの相性

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LT(5分)
フレームワーク・ライブラリ

Redux → Recoil → Zustand → useSyncExternalStore:状態管理の10年とReact本来の姿

www_REM_zzz 林 恭央

フロントエンドにおける状態管理は、Reactの進化とともに変化してきました。Reduxの登場と普及、Recoilによる宣言的な分離、Zustandのミニマルな設計。そしてReact 18で登場した useSyncExternalStore により、Reactは「状態をどう扱うべきか?」に対して新たな指針を提示し始めています。

本トークでは、これらのライブラリが生まれた背景と技術的課題を時系列で整理しながら、代替わりの必然性と設計思想を考察します。特に useSyncExternalStore に焦点を当て、React標準の視点から状態管理を見直すきっかけを提供します。

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レギュラートーク(30分)
HTML/CSS フレームワーク・ライブラリ ツール 初心者向け

モダンCSSに引き継がれたSassの精神

pvcresin pvcresin

長年にわたり、フロントエンド開発の現場を支えてきたSass。
その登場の背景には、当時のCSSが抱えていた課題を解決したいという強いニーズがありました。

それから時が経ち、CSSそのものも大きく進化を遂げています。
Sassが提供してきたような機能も、モダンなCSSで標準的に利用できるものが増えてきました。

このトークでは、モダンCSSの機能を、Sassでおなじみの機能と比較しながら紹介します。
さらに、CSSの進化を俯瞰的に眺めることで、今後のCSSがどのような方向に向かうのかを考察してみます。

想定する参加者

  • モダンなCSSの機能を知りたい方
  • Sassを知っている・知りたい方
  • CSSの未来に興味がある方
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LT(5分)
JavaScript(TypeScript) BFF デザイン 設計・アーキテクチャ

堅牢性もスピードも妥協しない!Server-Driven UIによるUI開発手法

takewell_ タケイ

日々のフロントエンド開発において、施策による時限的なUIの変更、新機能のリリース、A/Bテストなどのたびにコード修正・レビュー・デプロイに追われていませんか?

従来のUI開発では、サーバーからデータを受け取るだけでなく、画面構成やUI仕様の変更にもクライアント側の改修・リリースが必要でした。
その結果、開発サイクルが長期化や複数のプラットフォームでサービスを展開している場合、提供同期や仕様ズレ、互換性問題も発生しがちです。
SDUIでは、UI設計情報そのものをサーバー側で管理・制御し、クライアントは設計図に従って安全・迅速にユーザーにUIを提供することができます。

セッションでは、SDUIの技術的構成の例、実際の現場改善ポイント、導入に向けたTipsをコンパクトに解説することで現場で試せるナレッジを共有します。

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LT(5分)
HTML/CSS JavaScript(TypeScript)

browserslistからHTMLタグの互換性を確認するeslint-plugin-compat-htmlを紹介

satoiniini いに

HTML標準がHTML Living Standardに移行し、Web標準は日々変化し続けています。しかし「この新しいHTML要素、うちのターゲットブラウザで使えるの?」「非推奨になった属性を使っていないか?」といった互換性チェックはフロントエンド開発者には付き物です。
既存のeslint-plugin-htmlやeslint-plugin-compatでは、JSX内のHTML要素・属性の互換性チェックまではカバーしきれていません。
そこで本トークでは、私が開発したESLintプラグイン"eslint-plugin-compat-html"を紹介します。このプラグインはbrowserslist`設定に基づき、JSX内のHTMLタグ・属性のブラウザ互換性を自動チェックします。

https://github.com/satojin219/eslint-plugin-compat-html

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採択
2025/11/30 16:20〜
Track A
LT(5分)
JavaScript(TypeScript) フレームワーク・ライブラリ

その複雑な型、いつ使うんですか?OSSから学ぶ、高度な型定義の活用方法

naoya7076 Shimmy

「Conditional Types、Infer、Recursive Types...」TypeScriptの複雑な型を学んでも、仕事で活用する機会はあまりありません。
しかし、これらの型は、私たちが日常的に使っているライブラリの内部で重要な役割を果たしています。
ライブラリ側で複雑な型定義が行われているからこそ、私たちは柔軟かつ型安全にライブラリを利用できます。
本セッションでは、TanStack Routerの実際のコードを理解することで、複雑な型定義がどのように使われているかを解説します。

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LT(5分)
デザイン 設計・アーキテクチャ

デザイントークンが叶えるマルチプロダクト戦略

kobapi28 shoma

マルチプロダクト開発において、ブランドの一貫性を保ちながら迅速にUIを提供する、デザイントークンを活用した開発基盤を解説します。
決済サービス導入事例をもとに、私たちがなぜ一般的なprimitive semanticの2層にcomponentトークンを加えた「3層構造」を導入したのか。その理由と、2層構造の限界、そして3層構造がもたらす柔軟なカスタマイズ性について深掘りします。
技術の核はCSS Variablesです。外部ライブラリに依存しないシンプルな構成ながら、UIライブラリのコードに一切手を加えることなく、利用側がトークンを注入するだけでデザインを自在に変更できる高い柔軟性を両立。私たちの実践から得た、一貫性と開発速度を両立させる設計思想を共有します。

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LT(5分)
HTML/CSS デザイン

ディスプレイを拡大/縮小「150%」で使っているお客様に「100%で見て」と言わないために

miral_kashiwagi みらる

1920×1080の解像度のモニターを使っているお客さんが「レイアウトが見づらい」というので、よくよく話を聞いたら拡大/縮小「150%」で見ているという!
さすがにそんな変な拡大率「150%」になんて合わせて綺麗にしてくださいなんて言わないでほしいと思いますよね?
……それ、ちょっと間違いです!

間違っても「100%で見てもらわないと……」なんて言わないように、ぜひWindowsの「拡大/縮小」と「ディスプレイの解像度」の話を知ってください。

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LT(5分)
JavaScript(TypeScript) フレームワーク・ライブラリ UI/UX 設計・アーキテクチャ

WebSocket通信の状態をReactで表現する

tetsuwo0717 てつを。

WebSocket通信はリアルタイム性に優れる一方で、接続状態の把握・イベント処理・再接続戦略など、状態管理が煩雑になりがちです。

特にReactアプリケーションに組み込む際は、通信状態をUI上にどう表現するか、状態をどこまで共有するか、といった設計がUXに大きく影響します。

本トークでは、接続・切断・待機・エラーといったWebSocketの状態をReactでどのように扱い、アプリケーション上で視覚的にどう反映するかを紹介します。再利用可能なコネクションの設計、ライフサイクルに応じたイベント管理、スコープに基づいた状態の共有といった観点から、実例を交えて解説します。

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採択
2025/11/30 16:45〜
Track A
LT(5分)
JavaScript(TypeScript) WebGL フレームワーク・ライブラリ ツール UI/UX

Matter.jsでつくる「ぷにゃっ」と動く物理演算Webエフェクトとパフォーマンス改善

tetsuwo0717 てつを。

Matter.jsは、Webブラウザで手軽に物理演算を扱える比較的軽量なライブラリです。例えば、以下のような表現が可能です。

・オブジェクトが重力や衝突で自然に動く表現
・ユーザー操作に反応して弾む・転がるインタラクション
・配置や衝突判定を伴うインタラクティブな演出
・物理法則に基づいたアニメーションによる動的UI

一方で、描画や更新の扱い方によってパフォーマンス面での課題が生じやすくなります。
本発表では、配信画面デザインサービスにおける事例をもとに、Reactと組み合わせた遊び心満点の物理エフェクトの実現方法を紹介します。
エンジン共有や再計算の抑制といった設計上の工夫から得られた、物理演算をWeb表現に活かすための実践知を共有します。

あなたのWebサイトも、手頃に「ぷにゃっ」と動かしてみませんか。

LT(5分)
JavaScript(TypeScript) フレームワーク・ライブラリ 初心者向け

React育ちの私がSvelteKitでポートフォリオサイトを作ったら高速で作れた話

kengo20_03 斉藤賢悟

Reactでの開発に慣れていた私が、SvelteKitを使ってポートフォリオサイトを構築したところ、高速で開発することができました。本セッションでは、状態管理やコンポーネント設計に悩んでいたReactとの比較を軸に、SvelteKitの驚きの軽快さ、宣言的なUI設計、ファイルベースルーティング、SEO対応など、個人開発で実感したメリットをお伝えします。一方で、SvelteKitの課題や規模による使い分けのポイントにも触れたいと思います。

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