ライブラリやSDKをメンテナンス/品質保証する際、ある特定バージョンや配布形式、またそれらの任意の組み合わせによってデバッグや動作確認をしたいケースはしばしばあります。 もしそれがnpmパッケージであれば、個別にビルドするのでは手間がかかり、また幾つものバージョンを事前にバンドルするとアプリケーションサイズが膨大になってしまうことが容易に想像できます。
この課題は、Dynamic ImportとViteのビルド設定をうまく組み合わせることで解決することができます。
このトークでは、Viteの具体的なビルド設定の内容を踏まえ、実際にビルドが実行されてからランタイム上でパッケージが解決されるまでのフローも解説しながら、この課題に取り組むにあたり工夫が必要だった点や実装時の注意点を紹介していきます。