HTML標準がHTML Living Standardに移行し、Web標準は日々変化し続けています。しかし「この新しいHTML要素、うちのターゲットブラウザで使えるの?」「非推奨になった属性を使っていないか?」といった互換性チェックはフロントエンド開発者には付き物です。
既存のeslint-plugin-htmlやeslint-plugin-compatでは、JSX内のHTML要素・属性の互換性チェックまではカバーしきれていません。
そこで本トークでは、私が開発したESLintプラグイン"eslint-plugin-compat-html"を紹介します。このプラグインはbrowserslist`設定に基づき、JSX内のHTMLタグ・属性のブラウザ互換性を自動チェックします。