様々な技術が生まれては消え、驚くべきスピードでソフトウェアテクノロジーは進化しています。ソフトウェアを競争優位性の源泉とするテック企業がビジネスをリードしています。こういった背景から、ITエンジニアの職種もアーキテクト、エンジニアリングマネージャー、SREエンジニア、QAエンジニアなど多様化が進んでいます。
若手のエンジニアと1on1をしていると、選択肢が多すぎるがゆえに、将来のキャリアイメージやそこへ至るキャリアプランをうまく描けないという悩みを持っている人が多いように感じます。
このセッションでは、技術者として将来のキャリア像の描き方や、キャリアップのためにどのように学習と成長をしていくとよいかなどをお話しします。
Q, さくらいさんは、なぜエンジニアになったんですか?
A, 開発部に不満があるのに、何もできない自分が悔しかったからです。
たとえば、開発部へあげているはずの機能要望が一向に実装されない。
たとえば、開発優先度について聞いてみても納得できる回答が返ってこない。
こんな不満がCS時代の私にはありました。
「ならばエンジニアになってしまえ!」とジョブチェンをした私は、「勝手に諦めている」「勝手に諦められている」ことが不満の種だったことを知り、いま改善活動に努めています。
もとは毎日ユーザー対応をしていた元CSエンジニアだからこそ話せることを、実体験をもとにお伝えします。
話すこと
チームでのWebアプリケーション開発において、コードレビューは多くの場合避けて通れないでしょう。
コードレビューを任されたけど、どのようにレビューしたらいいのかさっぱり分からない、ということはありませんか。あるいは、コードレビューが承認の儀式になっていませんか。
このトークでは、発表者が心がけているコードレビューの要点や、見落としがちだが重要であると考えている観点についてお話しします。
IT業界10年目のUIデザイナーが、2014年から2024年までのデジタルデザインを振り返ります。
思い返せば、2014年頃は多くのデザインの現場ではAdobe PhotoshopでWebデザインをしていたかと思います。
2016年頃になるとスマートフォンの普及からレスポンシブ対応が普通になってきました。
2018年頃にはよりスマホアプリ開発が活発になってきたように思います。
2020年頃になるとIE対応を切る判断もされるようになってきました。
2022年にはTwitterが買収されました。もう2年前だそうです。
そして、最近ではAIを使ったUIデザインの手法も模索されています。
デザイナーにとってはPhotoshop、XD、Figmaなどデザインツールの変化も大きいものでした。
これまでの10年を振り返り、その変遷を辿ってこれからの10年に思いを馳せたいと思います。
五年ほどさまざまなところで登壇を続けてきました。今まで、登壇を繰り返すことで特別な何かになれる予感がありました。多くの人に自分の考えが評価されることで幸せになれると信じていました。しかし、それは間違っていました。
本当に大切なのは僕の話を聞いた誰かが動き、少しばかり幸せになることでした。
このトークでは人前で話すことの意義と要点について、下記内容に言及します。