fkuMnk 本書は著者で編集者の伊藤ガビン氏が、59歳から61歳までに渡る、老いに勢いがあり、やたら活発に老いている状況を客観的に見つめ直した珠玉のエッセイ集です。
いつか直面する老害問題
老害になる年齢はあるのか、職業によってその差はあるのか、旬の時期、いきいきと活躍できる老害は50代なのか? 自分が老害であると考慮しつつ、気をつけざるを得ないという実感。すでに身に覚えのある方も多いのではないでしょうか。
身体的変化
この物語は「老眼」を老いと自覚することで始まり、さらには身長が縮み、眉が伸び、おじいさんの動きになった!というおじいさん感について人間行動学者の細馬宏通氏と午前2時まで対談する様子が描かれています。
また、見えない老いの一つ、信じられないほど手がカサカサするに対して、めちゃくちゃ水を飲んで克服したグラフックデザイナーの松本弦人氏の逸話も必読でしょう。
老いを書くことで、うっすらと見えてきた老いのヤバさランキング第一位とは何なのか? 昭和のOSはアップデート対象外なのか? 最終話 「逃げ切る」という考え方 についても、ぜひこの本を手にとって考えてみてください。
今まさに老いている方、老いのベテラン、そしてこれから老いようとする方、これら全ての方々が活躍する現代のソフトウェア業界にお勧めできる、たいへんカジュアルな老いの入門書です。
"「おじさんからの卒業旅行中でしょ。まだ『老い』が来てないから、そんなもん書けるんだよね」"
本書 センパイの話より 戸田誠司氏談
Pヴァイン刊 著者:伊藤ガビン 編集者/京都精華大学メディア表現学部教授(PC黎明期の雑誌LOGiN編集者であり、パラッパラッパーシリーズ・動物番長のシナリオライター、どこでも編集会議のポッドキャスター)
fkuMnk これは挫折と成長のイテレーションを繰り返しながらアメリカンフットボールの頂点を目指す、王道のスポ根ファンタジーコミックスです。
Getting started
まずおもむろに3巻まで読みましょう。舞台は関東の私立高校で、連載開始は2002年です。様々な場面で折りたたみ式の携帯型端末が登場しますが、これは携帯電話といって無線式の電波網を使用して通話や電子メールを送ることができる物でした。ブラウン管型のTVなどもキーポイントになっていますね。そして第3巻第20話で序章が終わり、チーム・泥門(でいもん)デビルバッツの物語が始まります。
もしよろしければ、引き続き6巻まで読み進めてみましょう。どうですかね? すでに皆さんも泥門デビルバッツの一員として、大小さまざまな挫折と成長のイテレーションを回し、努力と友情と勝利の追体験をしてきたのではないでしょうか。そして、ここからはですね、さらにスコープが広がっていきます。もはや人前で読み進めるのは諦めましょう。ハンカチを準備して13巻まで進みます...
本書はあくまでフィクション中のフィクションであり、完璧なファンタジーです。しかし、このため、アメリカンフットボールの詳細な知識がなくても、登場人物と一緒に物語を追っていける構成になっています。
類稀なる才能の存在、個人としての挫折、時間との戦い、チームでの成長、これらの場面は様々な観点でソフトウェア開発の現場にも照らし合わせる事ができるのではないでしょうか。
最先端の技術を切り開いていく、迷い多き技術者の心を支えるための物語として、ここに本書を推薦致します。
集英社刊 ジャンプコミックス全37巻
作画:村田雄介 原作:稲垣理一郎(Dr.STONE、トリリオンゲーム原作者)
きんじょうひでき 「コードレビューで、先輩に”こういうテストも書いた方が良いよ”と言われることがある」
──思い当たるフシがあるなら、是非オススメしたい1冊です。
(いずれにせよ「テストをちゃんと書く」観点でのレビューをしてくれるのは素敵な環境!と言えるかも知れません)
テストとは「正しいことを保証する」「エラーがないことを確かめる」という ものではない と説明されます。
本書によれば、 テストとは, エラーを見つけるつもりでプログラムを実行する過程である.(P6) ものです。
すると、良いテストとは「最大限の効率で、エラーの発見に与するもの」とも言えるでしょう。
『ソフトウェアテストの技法』は、まさにそのための道への入門を助ける1冊です。
持続性の高いテストの書き方、壊れにくい(あるいは「ちゃんと」壊れる)テストの書き方を教えてくれる本や、
テスト駆動開発のような設計のツールとして自動化テストを利用するための本は、英語でも日本語翻訳でも、本当に充実してきたと感じています。
それとは別の、あるいはもっと本来的な意味での、テストに自身を持つための手助けを求めてはいませんか?そんなあなたに、きっと役に立ちます。
執筆年代が少し古いので、文体や語彙に関して多少の読みづらさを感じる部分もあるかも知れません。
それでも、第2章「プログラム・テストの心理学と経済学」・第4章「テスト・ケースの設計」・第5章「モジュール(単体)・テスト」は、
今も古び図に必ず役に立つし、一読に値する内容だと信じています。
しかも、この本は比較的ページ数も割と抑えめです!!とてもお得ですね。
たむたむ 日々、トラフィックを捌き、バグと戦い、複雑な仕様をコードに落とし込む私たちバックエンドエンジニア。時に「動いて当たり前」とされ、その苦労や創造性が見過ごされていると感じることはないでしょうか。
本トークでは、アメリカの思想家アイン・ランドの代表作『肩をすくめるアトラス』を紹介します。この物語は、「世界を支えるアトラス」=「知性によって価値を生み出す者たち」が、理不尽な搾取に対して「肩をすくめる(ストライキする)」ことで、世界がどうなるかを描いています。
現代の「アトラス」は、まさにエンジニアです。
技術に命を注ぐこと、良いプロダクトを作ろうと足掻くこと、そしてイノベーションを追求することは、単なる労働ではなく、人間として最も尊い活動(Noble Activity)であるということを、この本を通して再確認しませんか?
明日のコミットに、確かな誇りを宿すための一冊です。