[餃子セット] トーク - 40 分

なぜUIを変えた?実事例のアプリの0→1事情。プライベート開発だから語れる舞台裏、すべてお見せします。

rdlabo 榊原昌彦

Web/iOS/Androidのマルチプラットフォームで、女性専用SNS「tipsys」を8年前、「食品表示印刷」を5年前、業務用ワイン管理アプリ「winecode」を3年前から開発運営しています。

これらはいずれも、プライベートプロダクトとして開発運営をスタートし、ユーザーの声や運用の中でUI/UXを何度も見直してきました。今回の登壇では、特に「なぜUIを変えたのか」にフォーカスし、0→1の立ち上げフェーズで見えた課題、そして運用中に直面した“変えざるを得なかった理由”をお話しします。

「tipsys」で考えたゼロスタートのSNS、「食品表示印刷」での現場ユーザーの声、「winecode」での業務効率とのせめぎ合い。それぞれのアプリが抱えた背景とUIのアップデートを、数字やスクリーンショットとともにお話します。

[技術レベル]
不要です。

1
採択
[一杯] トーク - 20 分

No Install CMS戦略。5年先を見据えたフロントエンド開発を考える

rdlabo 榊原昌彦

「Webサイトを作りたいし、自分でも更新したい。では、CMSはどれをインストールしましょうか」というのは客先でありふれた光景です。納品物に、更新マニュアルも用意して、万全のサポート体勢!

けれど、一度、後ろを振り返ってみましょう。世間には、更新されなくなったWebサイトが溢れかえっています。場合によっては、CMSもインストールされたまま。PHPのバージョンが未だに5.6?!

私たちは、制作時にWebサイトの寿命を見誤っているのかもしれません。そう思い、2019年から、CMSのインストールをやめ、GitHubを中心にユーザの更新環境の工夫を行ってきました。本セッションでは、その工夫と、"ユーザの本当に欲しかったもの"について考えます。

[技術レベル]
ケースとそれへの考察ベースなので、特定の技術力は不要です。GitHubが何かを知ってるとわかりやすいと思います。

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[立ち食い] LT - 5 分

AIだからできること、DIY〜どんなもんだ、いっちょ、やってみるか〜開発のすゝめ

_n13u_ n13u

LLM含め数多くの生成AIとそれらを活用したAIエージェントの進歩によって、とりわけITエンジニアにとってのソフトウェア開発の難易度はより下がりました。
環境構築から実際の開発、リリースまでその多くを生成AIに任せられるようになったからこそ、とりあえず作ってみてダメだったら放置する、それでも温かみのある手作りのツール・ライブラリの開発ができるように。
ブラウザの拡張機能、CLI、Codemod、簡易的なスクリプトその多くをある種雑に作り放置できるようになったからこそできるようになった「いっちょやってみるか」の姿勢での開発、すなわち「どんなもんだ、いっちょ、やってみるか」=「DIY」精神の開発についてLTします。

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[一杯] トーク - 20 分

コーディング規約で複雑性と向き合おう〜腹を決めた開発で見えてくる、見通しの良いコードベース作り方〜

_n13u_ n13u

皆さんは普段、コーディング規約についてどこまで考えていますか?
筆者はかつてコーディング規約アンチでした。

そんな中去年のtechramen24confのt_wadaさんの登壇からベースラインを作り漸進的に開発していくことの重要性を学び、同じくt_wadaさんが出演していたPodcast、「fukabori.fm - 100. A Philosophy of Software Design (1/3) w/ twada」を聞いたことで、新たな発見を得ました。

それが、コーディング規約によってコードベースの複雑性・不確実性を下げることです。
加えてコーディング規約を定めることで求められる「腹を決める」ことによる覚悟。
これらを通して見えてきた、可読性の高いコードベースの作り方とその挑戦と結果、規約によって得た副次的な効果としてVibe Codingでの活用についもトークします。

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[一杯] トーク - 20 分

アーキテクチャ設計での LLM の活用 ― コーディング以外の LLM 活用事例 ―

w_haibara 灰原 渉

概要: 実際の開発プロジェクトで、アーキテクチャ設計に LLM を活用した事例を紹介します。
対象: アーキテクチャ設計に関心のある方・LLM を業務で活用したい方

現代の Web 開発は、迅速なリリースと柔軟な仕様変更が求められます。そのため、対話を中心として情報を共有し、詳細なドキュメント作成は後回し・最小限になりがちです。この方法にも利点があるものの、ドキュメント不足による手戻りの発生や属人化など、課題があります。
しかし LLM の台頭により、ドキュメント作成コストの考え方が変わりました。ドキュメント作成コストが低減した前提に立てば、開発プロセス全体を見直す余地があります。

本トークでは、実装に入る前のアーキテクチャ設計において、LLM を活用した事例について紹介します。LLM の具体的な活用方法、チームでの運用、そしてその効果と課題について、実践に基づいた内容をお話しします。

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