ポスターセッション

Open API Initiativeが提案する新たなAPIワークフロー定義「Arazzo Specification」

__tortoise hkws

WebAPIを介して他のサービスと連携して、新しいサービスを作ることってありますよね。Googleアカウントでログインする機能の実装はまさにその一例です。
しかし、OpenAPI Specification等のフォーマットで各APIの仕様が公開されていたとしても、それらをどう組み合わせれば目的のユースケースを実現できるかは自明ではありません。ドキュメントを読み込み試行錯誤する中で、API間の依存関係やシーケンスを解き明かした経験がある方も多いのではないでしょうか。
この問題を解決するために、OpenAPI Initiativeでは「Arazzo Specification」という新しいAPIワークフロー定義が検討されています。2024年5月には、この仕様のv1.0.0が公開されました。本ポスターでは、そんな「Arazzo Specification」の詳細について解説します。

【予定している内容】

  • Arazzo Specificationの概要
  • 想定されるユースケース
  • Arazzo Specificationの詳細内容
  • Arazzoを用いたAPIワークフローの記述例
1
ポスターセッション

データから見る、サブスクリプションサービスの設計5つのポイント

hidetaka_dev 岡本秀高

様々なサービスがサブスクリプション・SaaS化したことで、企業や開発者の固定支出が増加し始めています。
「サブスク疲れ」というワードは、経営陣からも注目を集めており、もはやサブスクリプションで提供するだけでは選ばれにくい現状が生まれつつあります。

そんな中、サブスクリプションビジネスを成功に導くために意識すべきポイントは何か?
Stripeがサブスクリプションビジネスを運営する企業にヒアリングして集めたデータを元に、
システムの要件として事前に考慮すべき5つのポイントを紹介します。

トピックの例:
・無料トライアルや無料プランは提供すべきか否か?
・どのような料金体系でサービスを提供すべきか?
・売上と解約率の関係、そして解約率を下げるためにやるべきこと、やるべきでないこと

ポスターセッション

不確実性に挑む実践知:アウトドアスポーツとアジャイル開発に見るリスクマネジメントの共通点

概要

ソフトウェア開発は不確実性が高いとされていますが、アウトドアにおける商業ツアーも「大自然」という巨大でコントロール不能な不確実性を相手にゲストに安全に楽しんでもらうための実践知を多数持っています。

このポスターセッションでは、「元ラフティングガイド」という異色の経歴を持つ私が、アウトドアの商業ツアーで日々実践していたリスクマネジメントの手法の具体例と
アジャイルソフトウェア開発で使用される手法の共通点について探求し、そこから見えてきたリスクマネジメントについての見解を発表します。

当日は、会場で参加者の皆さまの経験や現在直面しているリスク、そしてその対処法についてぜひ皆さまの貴重な経験を共有いただければ幸いです。

ポスターの内容

  • ソフトウェア開発における不確実性
    • 内的要因:開発チームと技術課題
    • 外的要因:ステークホルダーと外部環境
  • アウトドア業界における不確実性
    • 内的要因:ガイドチームと技術課題
    • 外的要因:ゲストと自然環境
  • 両者に共通するリスクマネジメントの考え方
    • リスク評価方法と4つの対応方針
    • 各対応の具体例
  • まとめ
    • 不確実性と向き合っていく中で大切なこと