レギュラートーク(50分)

APIドキュメントとコードの2重管理から開放するeg-r2のご紹介

katzchum katzumi

RESTful APIの仕様を記述するためのフォーマットとしてOpenAPIは、多くの企業やプロジェクトで採用されており、エコシステムも充実しています。しかし、OpenAPIでAPIドキュメントをまとめる際には、エコシステムが充実しすぎていて、どのように書くべきか悩むことがあります。

  • OpenAPIのフォーマットをサポートしたエディタを使う?
  • APIドキュメントからコードを生成する?
  • 逆にコードからAPIドキュメントを生成する?

など。
これらの悩みの本質は、継続的なドキュメントのメンテナンスをどうするかという点にあります。言い換えると、APIドキュメントとコードの乖離を如何に防ぐかという問題です。
この問題を解決する、ライブラリeg-r2を紹介します。
eg-r2は、APIドキュメントとコードの乖離を防ぐための新しいアプローチを提供し、従来の自動化の問題を改善しています。

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レギュラートーク(25分)

さよなら Formファサード・Htmlファサード

soh_1121_ 佐藤 壮一

Form・Html ファサードは laravelcollective/html パッケージに含まれています。
このパッケージは放棄されており、spatie/laravel-html への移行が推奨されています。
私の関わるサービスでの使用箇所は約1,700箇所…!
移行ツール「Shift」で移行しましたが一筋縄ではいかず…

今回は laravelcollective/html の Shift による移行で、苦労して得た知見をご紹介します。

■ 内容

  • laravelcollective/html から spatie/laravel-html への Shift による移行方法
  • Shift でうまくできなかったところ
  • 移行前後の違い

■ 対象

  • laravelcollective/html の移行を検討している人
  • 移行ツール Shift がどういうものか知りたい人
レギュラートーク(25分)

「常に最新版のPHPでテストされている」を実現する持続可能な自動テスト戦略

NakMeKtt 仲見川

近頃ではCI上でPHPUnit等を用いたテストが自動的に実行される環境も多くなっているかと思います。
同時に、PHPやLaravelなどフレームワークの開発も盛んに行われており、従来のLTS版で3〜5年使うというサイクルから最新バージョンへの迅速な追従が求められるようになってきました。

CI環境でPHPの最新バージョンリリースを自動検知し、自プロジェクト用のDockerイメージのビルドからテスト実行までを自動化していきます。

バージョンアップに向けた準備を自動で進める事でバージョンアップのハードルを下げましょう。

技術スタック

  • Docker
  • GitHub Actions
  • Google Cloud Artifact Registry

こんな方にお勧め

  • PHPのバージョンアップに課題を感じている方
  • 新しいPHPバージョンでのテストを効率的にしたい方
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レギュラートーク(25分)

仕事を終わらせる技術

onigra_ onigra

仕事は油断すると、いつまでもそこに残り続け、意義が忘れ去られ、誰がボールを持っているのか、何をもって完了とするのかが時々わからなくなります。

あなたのチームのタスクボードに、何日も動いてないチケットはありませんか?
そのチケットはヌルッと翌週に持ち越され、それに誰も疑問を抱かない状態が続いていませんか?
スプリントの期間内に終わらないと、もっと早く気づけた可能性はありませんか?

仕事は終わらせる意思を持たないと終わりません。
本トークでは、私がソフトウェア開発に携わる中で得た、仕事を終わらせるために必要な考え方や、対策についてお話します。

話すこと

  • 仕事を終わらせるパワーについて
  • 仕事を終わらせるための基本的な考え方
  • 仕事が終わらない兆候を察知するコツ
  • 察知した際に取れるアクション

話さないこと

  • PHPに関する話
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採択
2024/12/22 16:50〜
トラック1 - 1F 大展示
LT(5分)

Xdebug ProfileによるCIパフォーマンス改善のためのボトルネック解析

task2021 山下 祐

多くのテストケースを回すCI環境では、特定のメソッドがボトルネックとなり、テスト実行時間に大きな影響を与えることがあります。本セッションでは、Xdebug Profileを活用して、PHPUnitが呼び出すコード内のパフォーマンスを阻害するメソッドを特定する方法を紹介します。
頻繁に呼ばれるメソッドの実行時間がわずかに増えた場合でも、1000回呼ばれれば無視できない遅延となり、CI全体のパフォーマンスに影響を与えます。Xdebug Profileを使えば、こうしたボトルネックを簡単に見つけ、CIのパフォーマンス改善に繋げることが可能です。

以下についてお話しします:

  1. Xdebug Profileの導入と設定方法
  2. PHPUnitが呼び出すコードの実行時間と呼び出し回数の解析手法
  3. Xdebug ProfileをGitHub Actionsに組み込む方法
レギュラートーク(25分)

1年目の私に伝えたい!テストコードを怖がらなくなるためのヒント

push_gawa プッシュ

テストコードを書くのって、最初はハードルが高いですよね?
私も最初はまったく書けずに悩みました。しかし、今では少しずつ書けるようになり、テストのタスクを自ら進んで取りに行くまでになりました。

この発表では、PHPUnitを初めて触れた時の挫折から、業務を通じて学んだこと、そしてどのように成長していったかをジュニアエンジニアの視点でお話しします。また、テストを書くことが私の開発プロセスにどのような変化をもたらしたのかについても共有します。

話すこと:

  • 初めてテストコードを書いた際の失敗と学び
  • テストを書くために必要な考え方や技術を習得したプロセス
  • 業務経験から得れることができたこと
  • テストを書くことで開発がどのように変化したか

対象者:

  • これから自動テストを学ぶ方
  • テストを書くことに苦手意識を持っている方
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LT(5分)

PhpStormくん推しのわたしがPhpStormくんのかわいいさについて超語ります!!

kotomin_m ことみん

あれ気付いちゃいましたか?
PHPerの皆さんがとっても仲良しのIDE、PhpStormくんのかわいさ(便利さ)に。

あ、まだ気づいてない(知らない)んですね!
じゃあこのLTを聞いてPhpStormくんを布教されてください!!
わたしの推しのPhpStormくんの超かわいいところ(超便利な機能)を時間が許す限り詰め込んで紹介します!!

例えば、私の推しポイントはこんな感じだよ!!

  • コード書いててヤバそうなところあったら教えてくれるとこ超優しい🫶
  • 一発でメソッド抽出したり、簡単にリファクタリングが出来るところ超かわいい🫶
  • ファイルの外部で定義されている PHP クラスを参照すると自動で保管してくれて超カッコいい🫶

このLTで新たなPhpStormくんの推しポイントに気がつくきっかけになれば嬉しいです!
かわいいのはアイコンのカラーだけじゃないんだからねっ!!><

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LT(5分)

リモートネイティブが伝えるテキストコミュニケーションの極意

kotomin_m ことみん

リモートワークが日常となった現代、テキストコミュニケーションの重要性に気づいている人はどれほどいるでしょうか?
新卒入社からずっとリモート下で働くリモートネイティブとして、私が学んだテキストコミュニケーションの重要さや、明日からすぐ使えるTipsをお伝えします!

見どころ

「先輩にどう質問する?」「ビジネス側のやり取りはどう進める?」などシーンに応じて、伝わりにくい文章の例をどう改善するか解説!
絵文字「👍」や感嘆符「!」など細かな表現まで、日々のテキストコミュニケーションで意識しているポイントをたくさん解説!

このLTが参考になる人

  • 社会人経験が浅い新卒エンジニア
  • 長文を送って「何言いたいか分からない」「もう少し短くして」と言われたことがある人
  • 日々のコミュニケーションで周りの人にもっと意識して欲しいんだよな〜と思っている人
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LT(5分)

エラー発生時に冷静に対処している先輩は何を考えているのか

kotomin_m ことみん

不具合や障害発生時にSlackなどでエラー通知を受け取ることはありますよね。
そのとき、即座に何をすべきか具体的な対応方法をイメージ出来ますか?
エラー発生時の対応は、迅速かつ効率的でなければ、小さな問題が大きな障害に発展することも……!!

そこで、私がエラー通知を受け取ったときの初動〜対応完了までに「何を考えて」「どのように対応しているのか」をお伝えします!
このLTを聞けば、「エラー通知来ないでほしい」と願っている皆さんも、通知が来ても慌てることなく、冷静に対応できるようになっているはずです!

このLTを聞いて欲しい人

  • 「エラー通知が来たら何をしますか?」に即回答出来ない人
  • エラー通知は先輩がなんとかしてくれると思っている人
  • 新卒PHPer、新卒PHPerがチームに加わった先輩エンジニア
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レギュラートーク(25分)

安心安全にPHP/Laravelをバージョンアップしたい人必見!静的解析ツールを活用しよう!

kotomin_m ことみん

静的解析ツールは「ここが良くないから、こういうふうに直すといいよ」と教えてくれる便利ツールです。
開発環境やCIで導入している方も多いのではないでしょうか?

私が開発するプロダクトにも導入されていましたが、PHPのバージョンアップに取り組んで初めて「静的解析を導入するとってこんなに嬉しいのか!」と感動しました。

このトークでは、初心者〜中級者向けに、安心安全なバージョンアップという観点に絞って、静的解析のスゴいところや使いどころを紹介します!
これからバージョンアップをする人はもちろん、コードの品質を高めたい方にとっても役立つ内容です!

話すこと

  • 静的解析ツールの紹介(PHPStan、PHPCS、PHPMD)
  • 静的解析ツールをCIに組み込む重要性
  • バージョンアップするときのメリット
  • よくあるエラーとその対処法
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LT(5分)

テストやOSS開発に役立つSetup PHP Action

matsuo_atsushi 松尾篤

テストに必要なPHP環境を設定できるGitHub ActionsのアクションであるSetup PHP Actionは、PHPの各バージョンに対応しているだけでなく、さまざまな拡張モジュールやツールを活用することができます。さらに、マルチプラットフォームに対応しており、LinuxだけでなくWindowsやmacOS上で手軽にテストを実行させることもできます。このLTでは、テストやOSSのコントリビュートにも役立つ、Setup PHP Actionの使い方を解説します。

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LT(5分)

VarDumperの中身を追いかけてみる

9rokirishima くろきり

LaravelやSymfonyで開発を行う際、デバッグ時にdd()やddd()を使います。
様々なオブジェクトをいれても表示してくれるし、ブラウザアクセスやコマンドなど実行形式に応じて表示もよしなに変えてくれるなんで便利ですよね!
ddそのものは各FW側のヘルパ関数として作られていますが、中身を見ると共通してSymfonyComponentであるVarDumper::dumpが呼ばれています。
このトークでは各FWで使われているsymfony/var-dumperライブラリの中身がどのような作りになっているかを追いかけます。

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レギュラートーク(25分)

Laravelのログの仕組みを理解する

9rokirishima くろきり

私たち開発者にとってログは非常に重要です。
開発時のデバッグやローンチ後の障害解析など、ログを出力していることで救われたシーンは多かれ少なかれあるのではないでしょうか?

そんな私たちを助けてくれるログですが、Laravelでは様々な設定やカスタマイズが可能です。
しかしどのような設定ができるのか理解するところまで手が回らず、デフォルトのまま運用してそのままという悲しいシーンを見ることも多々あります。

このトークでは実際にログ出力する際にLaravelのLogManagerがどのような処理を行なってログを出力するのか、各設定の詳細、Laravel10より追加されているLaravelPailを用いたログの限定出力のやり方等をお話ししますので、今後のログ運用の助けになれば幸いです!

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LT(5分)

PSRの公式ページの説明を読みながらインターフェースの実装例を見てみよう

ryo23526217 高谷 遼

PSRはPHP Standards Recommendationsの略でコーディングスタイルやオートローディングの規格、インターフェースなどのPHPに関する勧告を出しています。
PSRは必ず勧告に従わなければいけないなどの強制力はありませんが昨今ではPHPのフレームワークやライブラリでPSRで策定されたインターフェースが数多く取り入れられていてこのインターフェースに倣ってメソッドを呼んでいる方も多いのではないでしょうか。

HTTPに関するインターフェースは多数策定されていますが、その中のどれか一つを選んで公式の説明と共にそのインターフェースを実装しているライブラリの実装例を見ながら解説して理解を深めていきたいと思います。

LT(5分)

スクラッチ開発のススメ

ryo23526217 高谷 遼

ここで言うスクラッチ開発はフレームワーク(&ライブラリ)を使わずにシステムを開発する事を指す事にします。

フレームワークはセキュリティやセッション管理などなど色々な事をよしなにこなしてくれたり、細かい実装は隠蔽されてインターフェースの使い方さえ分かれば誰にでも一定のレベルで使える開発生産性をあげてくれる素晴らしい道具です。
ですが素のPHPだけでシステムを開発する事でPHPそのものやフレームワークを使った開発もより理解が深まりエンジニアとしてのレベルもアップすると思います。

今回はスクラッチ開発でWEBシステムを開発する事によってどのような学びがあるかを話します。

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レギュラートーク(25分)

見せてもらおうか、OpenSearchの性能とやらを!

inu_shunta いちかわしゅんた

Laravel eloquentを使ったRDS上での検索クエリは、テーブル間のJOINやクエリの複雑さが検索パフォーマンスに悪影響を与えていました。特に、利用頻度の高いクエリがレイテンシー低下の主因となり、その改善を目指してOpenSearchを導入しました。

結果、検索速度が飛躍的に向上し、レイテンシーも大幅に改善されました。また、OpenSearchのPHP DSLライブラリを導入することで、クエリの構築をシンプルにし、保守性を高める工夫も行いました。

Laravel eloquentとの共存を図りながら、検索機能のパフォーマンス最適化を実現しました。これらの経験を基に、検索機能改善の実例を紹介します。

このトークは、パフォーマンスに課題を抱える開発者や、検索機能の改善に興味のある方に向けた内容です。

LT(5分)

Laravelを使ったことが無いので1週間本気で学んでみる

ryo23526217 高谷 遼

現在Laravelを愛用しているPHPer、企業は非常に多いと思います。
状況や何を作るかにもよると思いますがPHPで何か作ろうと思ったらLaravelが第一候補になる事が多いのではないでしょうか。
自分はPHPが主戦場になってから今までCakePHPを使用していてLaravelを使ったことが無いので1週間という時間を仕事もしないで、家に篭ってただLaravelと向き合って学んだ事、作った物を発表します。

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LT(5分)

考えずに飛び込んでみると、行動変容につながるよ

DPontaro DPon

社外の勉強会のLTや登壇、挑戦してはみたいけど踏み出せない。そんなあなたへ。
私はあまり考えずに突発的にLTに飛び込んだことで、自分の行動が変わり、その後も発表の機会を得ることができました。

このLTでは、最初に勇気を出して飛び込んでみた結果、どのように行動変容が起こったのかをお話しします。
登壇経験がない、または不安を感じている方に向けて、「最初の一歩」を踏み出すヒントをお伝えします。

対象

  • 登壇やLTに対して不安を感じている方
  • 社外での発表経験がない方

得られること

  • 一歩踏み出す行動力
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LT(5分)

そのエラー、WAFかもよ

DPontaro DPon

CloudFrontのエラーが頻発…でも原因がよく分からない。
実はWAFのルールに引っかかっているかもしれません。

このLTでは、WAFの基本的なルール設定を実際に遭遇した事例を元に紹介します。

対象

  • WAFにあまり触れたことがない方

得られること

  • レート制限といった基本的な設定の理解
  • エラー原因の特定方法や解決のためのアプローチ
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レギュラートーク(50分)

Raspberry PiでCPUを作ってMSXを動かす

tomzoh 長谷川智希

ここ数年、私はRaspberry PiでCPUを作っています。
これは、Z80というCPUをコンピュータから取り外して代わりにRaspberry Piで作った自作CPUを取り付けて動かすというもので、PiZ80と呼んでいます。

PiZ80はZ80採用のパソコン・MSXを動かすことを最終目標にしています。
現在のPiZ80は同じくZ80採用のコンピュータ・SBCZ80でZ80よりも高速に動作する様になっていますが、ここに至るまでにはさまざまな改善がありました。

このトークではそもそもCPUを作るというのはどういうことか、CPUを作る時にどこに速度的な課題があるのか、そしてMSXでPiZ80を動かすまでの道のりをお話します。

このトークを聞いた方がCPUやハードウェア自作を好きになり、そしてあわよくばPiZ80のソフトウェアをいっしょに改善していけることを願っています!

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