Mariners’ Conferenceは、2022年に設立されたはこだて未来大のLTサークルです。
活動方針として「未来大生と函館のためのオープンな技術コミュニティ」を掲げており、学内にとどまらず、地元の中高生・社会人、そして函館を超えた全国の方々のイベント参加や運営協力を募りました。
その結果、LTだけでなく、技術同人誌の出版や路面電車の貸し切りLTなど、イレギュラーなものまで様々な活動を展開することができました。
そこで本トークでは、Mariners’ Conference設立から現在までの経緯、思い出と反省点を、最初の部長として振り返ります。
立ち上げから引き継ぎまでを振り返るケーススタディとして、技術コミュニティの「未来」を考えるきっかけになればと思います。
メルカリグループの提供する決済サービス「メルペイ」では「クレジットカード」「プリペイドカード」「コード決済」「ネット決済」など様々な支払い手段を提供しており、メルカリでの売上金で支払ったり、銀行口座と接続したり、与信枠を使って決済することができます。
(他にも変動する還元率や個人間送金の機能なども持っています。)
特にクレジットカードである「メルカード」は提供から約1年4ヶ月で300万枚を超えて発行され、利用されています。
決済サービスでは高い信頼性とデータ整合性が求められますが、我々がどのようなアーキテクチャおよび技術を用いてこれらを達成しているのか、そもそも決済サービスはどのような仕組みで成り立っているのかということを解説し、最終的にはそれらを俯瞰して未来のキャッシュレス決済について思いを馳せることが本発表の目標です。
NOT A HOTELは、使いたい分だけ購入し余った分はホテルとして貸し出せる新しい別荘を販売する事業ですが、宿泊券のNFT化や今後予定している暗号資産の発行など、積極的にブロックチェーンの技術やエコシステムの活用に取り組んでいます。
本セッションでは、ブロックチェーンが持つ価値や機能と、NOT A HOTELでの活用事例を掘り下げ、それがどのようにホテル・不動産業界に新しい価値や機能をもたらすかを解説します。
聴講者はブロックチェーンの技術がさまざまな業界にどのように影響を与えうるか、そして従来のビジネスモデルをどのように変革できるかについての洞察を得ることができます。
■扱うトピック
・ブロックチェーン技術の技術的概要とその価値
・NOT A HOTELの具体的なブロックチェーン活用事例とその成果
・ブロックチェーンの普及を妨げる課題と、乗り越えた先にある未来
このトークでは、Zero-runtimeなCSS-in-JSライブラリである、PandaCSSを活用したデザインシステムの構築について話します。
Zero-runtimeの利点として、パフォーマンスの向上、バンドルサイズの削減などが挙げられます。最近の技術的潮流であるServer-side Renderingとも絡めつつ、そのパフォーマンス上の利点について解説します。
PandaCSSはまた、テーマ構築のためのスタイルのレイヤリングやパターン化の仕組みも提供します。こうした仕組みを用いて、独自のComponent Libraryを効率的に構築するための方法について、実際のプロジェクト事例を交えながら説明します。
未来のアプリケーション構築を長く支える、モダンなフロントエンドの基盤作りを進めていきたい方に有益な内容になれば幸いです。
人は感情の生き物であり、感動は大きな力を生む。
そして、感動は技術によって作ることが可能です。
本トークでは感情を揺さぶるプレゼンテーションの作り方をお伝えします。どうやって話を組み立て、深く伝えるのかを思考と技術の両面から解説します。
概要
未来を切り拓く力になるよう、私の持つ知識と技術を贈ります。
■概要
技術広報として、生成AIを利用して技術記事を効率的かつ効果的に執筆する方法を、具体的なプロンプトや活用事例を交えながら紹介します。AIを活用することで、エンジニアとの30分の対話で技術記事を執筆することが可能になります。1人でも1ヶ月で20記事を書くことも可能です。note株式会社における技術広報観点からの記事執筆方法を紹介します。
■参加者が得られること
・生成AIを使った技術記事の執筆方法
・Difyを使用した具体的な記事作成プロセス
・エンジニアとのコミュニケーションによる記事執筆プロセスやアイディア創出方法
・SageMaker JumpStartを利用したインタビュー写真の生成
・ChatGPT、Claude、Cohereなどの各種AIツールの比較
・AI特化子会社であるnote AI creativeのAI活用事例
もちろんこの文章はAIが作成しました
Azure が信頼性を向上・維持するためにどのようなサービスや取り組みを提供しているかAzureのエンジニアリングチームとしての視点で紹介します。
どのサービスや機能を使いどのようにサービスの信頼性を上げていけばよいかもお話ししたいと思います。
大規模言語モデル(LLM)は、今や多くの企業や開発者にとって身近なツールとなりました。しかし、その実装には様々な課題や考慮すべき点があります。
本セッションでは、ここ1年半ずっとLLM時代のプロダクトの設計・開発・営業・導入に取り組んできた中で得られたLLMの実装パターンとその実際について、ソフトウェア開発者が活用するという視点から解説します。
コンテンツ:
国内では、思ったほどLLMらしいプロダクトやその活用が増えていない危機感があります。
本セッションを通じて、明日からなにか取り組んでみる、プロダクトに反映させてみる、というきっかけを作れたらと思います。
YAPC::Hakodade、めっちゃ楽しみですね!
いつになってもカンファレンス(以下CF)はたくさんの思いが集まっていてワクワクします。
そんなCFを開催するには、会場・ノベルティ・懇親会などなどなど大きなお金が動いています。
お金の多くは(多分)CFスポンサーから出ていますが、企業がスポンサーしている場合、どのように予算を確保しているか、みなさんはご存知でしょうか?
予算を考えるにあたり切っても切り離せないのが「費用対効果があるかどうか」。
CFスポンサーの費用対効果って何!?どう上層部に伝えればいいの!?
本セッションでは、技術広報などを主務とする私が、どのようにCFスポンサーの費用対効果を考えているのか、予算を確保しているのかをお伝えします。
CFスポンサーは眼の前じゃない、未来のための投資なのです!
さぁみなさんも叫びましょう。
「予算くださーーーーーーーーーい!」
コンピューターを動かすためにコードを書いてデプロイし運用することはエンジニアの中核業務といえます。
同様に、会社を動かすことも"コード"を書いて"デプロイ"していく同種の業務とみることができます。
このセッションでは、会社を作動させる"コード"を軸に、コンピューターとの類似点・相違点と、コードから価値を得るための開発・テスト・デプロイ・運用・改定の一連のライフサイクルの留意点について解説します。
筆者は長年のシステム開発運用やCTO/VPoE経験を経て、ここ数年、社内IT部門立ち上げ、経営企画責任者の"右腕"スタッフ、Engieering Office設立と幅を広げる中で、会社を動かす"コード"について理解と実績を積んできました。
この分野はエンジニアから遠いと思われがちですが、各種技能を直接活かすことができるブルーオーシャンであるため、今後仕事の選択肢に入れていただければと思います。
10年代初頭より「プログラマが知るべき97のこと」をはじめとした"97"をキーワードとする名著が出版されてきました。
https://togetter.com/li/140804 にまとめが残っている通り #97bocchi を冠して、2011年頃に「IT勉強会」の人たちが「ぼっちが懇親会でするべき97のこと」という大喜利を当時のTwitterで繰り広げていました。
それから10数年で令和に入り、エンジニアたちもその取り巻く環境も変化したものの、未だ交流の場における"ぼっち"不安は人々の間にあり続けています。
手段としては「登壇すればぼっち回避」などが知られるようになりましたが、確実とは言い難いです。
このセッションでは、当時の大喜利参加者として、また参加・登壇・運営・主催・スポンサーなどのロールを持ってきた経験から、得るものを最大化するためのカンファレンス参加戦略をお話します。
リアルタイム通信。そう聞いてあなたが思い浮かべる技術はなんでしょうか?
WebSocket?WebRTC?SSE?
この質問であまり名前が上がらないWebTransport。この技術はHTTP/3およびQUICをベースとした次世代のリアルタイム通信プロトコルです。比較的新しい技術であるため、周辺ライブラリや導入事例もまだ多くはありません。しかし、低遅延かつ高効率なデータ転送を可能とするこの技術は、ライブストリーミングなどのリアルタイムアプリケーションにおいて大きな可能性を秘めています。本トークでは、WebTransportの基本的な仕組みと特徴を紹介し、簡単なデモを通じて従来の技術と違いを体験してもらいます。また、私が現在作っているWebTransportを簡単に使うためのライブラリについても紹介します。
証明して見せましょう!WebTransportはもはや未来の技術ではないということを
近年、マイクロサービスアーキテクチャの採用が進む中で、BFF(Backend for Frontend)の開発が求められる場面が増加しています。しかし、多数のチームが一つのBFFを開発する体制になることで、保守が難しくなり責任の所在が曖昧になるという課題があります。
メルペイでは、このような課題に対処するためBFFのリアーキテクチャを進めてきました。各APIを担当チームごとに分割し、新しいBFFをそれに対応させることで、各チームの責任を明確化しています。また、BFFの役割はシンプルで定型作業が多いため、自動化の恩恵を受けやすいと言えます。そこで、protoファイルにオプションを記述することでBFFを自動生成する新しい仕組み(自社製のOSS)を導入しました。
本発表では、巨大なBFFのリアーキテクチャにおけるProtocol Buffersを用いた新たな開発手法についてお話しします!
ローカルLLMが個人の端末上で動作する革新的なAI技術として注目を集めており、一部では非公開の最高性能モデルに匹敵するとも言われています。
リソースが限られた企業にとっては、将来的により低コストでLLMをプロダクト導入できる可能性が広がっています。今後数ヶ月から1年程度で、ローカルLLMの性能がさらに向上し、より実用的になると予想されています。 AIが日常生活やビジネスにさらに深く浸透し、狩野モデルでいうところの当たり前品質になる未来はかなり近くまで来ているのかもしれません。
一方でローカルLLMに関する情報は、往々にしてAIの専門家向けの高度な内容か、一般向けの簡略化された内容のいずれかに偏りがちです。 本LTでは、これらの中間に位置する幅広いエンジニア層を対象に、ローカルLLMの現在の状況とこの技術がどのようにして実現されているかについて話します。
1994年にプログラミング書籍(当時はそういう呼び方もされてました)の編集者となって今年で30年になりますが、実のところ私自身はプログラミングするわけでもなく、Webエンジニアリングの現場を横目で見ていたことしかありません。自分でコードを書いている編集者や、エンジニアを兼任しているライターにはいつも敵わないなと感じています。
とはいえ、いわば素人であるならば素人なりに、技術記事を企画し、編集し、制作するコツをいくつかつかんできました。自分が理解できるわけでもなく、ましてや使ったことなどあるはずがないさまざまな技術や手法について、編集者なりにどのようにアプローチしているのか、その一つの事例をご紹介できればと思います。
近年、学生の間で「学生ハッカソン」が人気を博し、多数開催されています。エナジードリンクを片手に連日連夜の作業や、終了後すぐに眠りにつく姿は、学生ハッカソン特有の光景です。
現在、大学院修士2年の私は、20以上の学生ハッカソンに参加してきました。その中で、年々、学生にとってハッカソンが熱いイベントになっていると実感しています。
今回の登壇では、ハッカソンを趣味とする私が、学生目線から「ハッカソン」と「学生ハッカソン」の違い、Perlの使用状況、現在と未来、その魅力をお話しします。
本トークを通じ、
学生ハッカソンの驚きの実態
今どきの学生が夢中になっているホットな技術トレンド
「もはやハッカソンじゃない」未来の学生ハッカソン予想
「こうすれば学生ウケ間違いなし!」の裏技
をお届けします。
学生の熱量と創造性を、社内の活性化にどう活かせるか、一緒に考えましょう!
"AI"の発展でますます「何にでも答えてくれる」存在として使われつつある電子計算機ですが、「計算機」が根源的に扱うのは今も昔も数値。 情報処理 ≡ 数値処理 なのは今も昔も変わらないのですが、それゆえに今も昔も変わらないのが「一個ずれる」(off-by-one)エラー。本talkでは筆者が実際に体験した二つ(以上?)の実例を通して、視聴者のみなさまにもその悲哀を共有していただきます。ちなみにどちらも見事 Perl 本体のバグも踏み抜きました。
転職などによって今まで慣れ親しんできた環境から未知の環境への移動を強いられることがあると思います。不安ですよね。未知の言語、フレームワーク、ワークフローなどなど…そもそも作っている製品自体よくわからん! ということもあるでしょう。そんな新しい環境で自分がちゃんとバリューを出せているのか? と頭を悩ませることもあるかと思います。
本トークのテーマは「今日から使える未知の環境でも生き延びるための"技術的な"テクニック100選」です。まずは「今日」を生き延びなければ「未来」はありませんからね! トピックの一部は以下の通りです。この他にも様々な技法をご紹介する予定です:
番外として気持ちのマネジメントなど非技術的話題も含む予定です。
このトークでは
についてお話しします.
2007 年に地元の旭川で初めて IT エンジニアの集団に出会ってから 17 年が経ちました.
それから今まで数えきれないほどたくさん,道内各地の技術コミュニティや IT エンジニアが集まるイベントに参加してきました.
タイトルに含まれている地名は,自分自身で足を運んだ技術勉強会があったり,イベントの際に共に登壇した学校関係者がいたりする地域です.
みなさんと共に,道内各地の技術コミュニティの関係に想いを馳せながら,北海道と技術コミュニティの未来を考えます.
数年前に、わたしの経歴を知った方から「あなたは行き当たりばったりの人生で計画性がない」と言われたことがあります。
言われたときには、そのシチュエーションから、その方がわたしに対してネガティブな評価をしているということがわかっており、非常に落ち込み、かなりの間引きずりました。
自分の性格やそれに起因する人生の行き当たりばったりさにも悩みました。
それから数年経ったいま。行き当たりばったりな人生をわたしは後悔しているでしょうか。
いいえ、まったく後悔していません。過去の任意の地点に戻れると言われても戻りたい地点がありません。
衝撃の日から時が経ったいまの、「行き当たりばったり人生」を生きるマインドについてお話します。
話すこと