東京に予定があったため、私はロマンスカーが来るのを待っていた。
数分ほどすると、ロマンスカーの到着を知らせるアナウンス音が流れ始めたので、ボーッと目の前のドアが開くのを待っていた。
ティントン。ティントン。ティントン。
電車のドアがあく音。
ドアは、開かなかった。
「あれ?」と周りを見渡すと、そんなことはなくて、私の目の前にあるドアが開かなかったのだ。
そう、7号車の前のドアは開かなかったのである。そうか、なんか開くドアと開かないドアがあるのか、と少し先まで歩いて電車に乗った時、私は閃いた・・・・・。
「MVCのその先へ」
話すこと
・Controllerとは何で、Modelとは何であるか
・MVCだけでは表現しきれない世界(アーキテクチャ)を表現する
・もし”奇数号車”のドアしか開かなかった場合、どこのレイヤーに変更があると嬉しいのか
エンジニアとして始めて少しすると必ず知る概念、それが「デザインパターン」です。
私も新卒の頃、輪読会としてデザインパターンの本を読みました。そして、その知識を持て余したものです。
”デザインパターンを勉強しよう”で知ったデザインパターンは、その適用に失敗することの方が多い様に感じます。
「道具として自然に出てくること」が大事であること、そして「道具としてもう使われないものもあること」を認識するのが大切です。
本セッションでは、新卒の頃の私に伝えたい、デザインパターンとの向き合い方と、共通言語として今でも使うデザインパターンをピックアップしてまとめます。
話すこと
・デザインパターンとの向き合い方(共通言語として”デザインパターン”を知っておく)
・今では使わないデザインパターン、それはなぜか
・今でも使うデザインパターン
※GoFのデザインパターンのことを指します。
2024年1月、「なぜキャッシュメモリは速いのか」が話題になりました。
この質問に答えるのはなかなか難しいのですが近年のコンピュータの高速化はすべてキャッシュによるものと言っても過言ではないぐらいキャッシュは重要な技術です。
このトークでは「なぜキャッシュメモリは速いのか」の説明から、なぜキャッシュが必須の存在なのか、そしてキャッシュが引き起こすCPUの脆弱性について初心者の方にもわかりやすくご説明します。
コンピュータアーキテクチャの勉強、というよりはキャッシュを取り巻くハートウォーミングストーリーを聴きに来るつもりでいらしてください。きっと「CPU脆弱性って言っても思ったより難しくないな」「おもしろいな」と思って頂けると思います。
自分が作っているサービスの顧客と話したことはありますか?
ユーザーが自分の作っているサービスを触っている所を見たことがありますか?
かつての私はただコードを書いているだけのエンジニアでした。
作ったものが使われない、キョムリリースをしているエンジニアでした。
そしてアジャイル・スクラムと出会い、自分はプロダクト・顧客と全く向き合えていないことに気づきました。スクラムのプロセスを通じて、開発プロセスの改善、そしてその先の”顧客と対話”ができるまでの話をします。
「ただコードを書いているエンジニア」が、「ユーザーと話にいきたい、いくぞ」と一歩を踏みだせる話をします。
話すこと
・キョムリリースはなぜ生まれるか
・エンジニアが顧客とコミュニケーションをする
・顧客との対話を通じて得られた洞察やフィードバックとプロダクトの改善
Webでリアルタイムで双方向の通信をしたいとき、どうしますか?
サーバー上でのデータの更新を知りたいとき、
最もシンプルな方法といえばポーリングですよね。
一定時間おきにブラウザからアクセスをするだけで済みます。
ただ一方で、その通信・処理の大部分が無駄になってしまう方法でもあります。
この問題を解決するのがServer-Sent Eventsです。
SSEは必要な時だけサーバーサイドから通信を行える仕組みです。
このトークではSSEを使うにあたって必要な知識やTipsをお伝えします。
話すこと
・ SSEの基本
・ 他の手法との比較
・ Laravelとの組み合わせについて
こんな人におすすめ
・ ポーリングをやめたいな〜と思っているひと
・ SSEに興味があるひと
2024年1月、「なぜキャッシュメモリは速いのか」が話題になりました。
この質問に答えるのはなかなか難しく、X(Twitter)ではいろいろな回答がされていました。この回答はさまざまな立場・理解からされていて、Xのタイムラインをご覧になっていた方はいまいちしっくりこなかったのではないでしょうか。
このトークでは「なぜキャッシュメモリは速いのか」に答えるのに必要な知識を、初心者の方にもわかりやすくご説明します。
キャッシュの使いこなしは現代コンピュータにおいて避けることはできず、キャッシュを制するもののみがコンピュータを高速に動作させられると言っても過言ではない状態です。キャッシュを理解し、キャッシュを楽しみましょう!
株式会社キャッチアップ( https://catchup.co.jp/ )の取締役をやっております。
入社後3〜5年ごろに教えてもらったのですが、入社前での面接時にはポテンシャルや期待がほとんどなかったとのことを知りました。そんな私が新米エンジニアとして入社してから今までどんな問題にぶつかってどのように考え、このようなキャリアに至るのかをお話します。私の経験談がIT業界の若手のみなさんに気づきや勇気を与えられるきっかけとなれば本望です。
皆さんはチームメンバーやマネージャーとの1on1をどのように実施していますか?
この貴重な時間を成長とコミュニケーションの機会としてフルに活用していますか?
世の中で語られている1on1の様々なノウハウは、上司や先輩の視点で語られがちです。
しかし、ジュニアメンバーとして多数の1on1を経験し、自らの工夫により1on1をさらに有益なものにできると気づきました。
このLTでは1年間で10人以上と1on1を実施してきた私が、ジュニアの目線で事前にどのような準備をし、会話中に何を話したら良いかをお話しします。
さらに1on1での話をその場で終わらせず、具体的な次の行動へと繋げるための実用的なヒントを提供します。
APIを作るとき、あなたはどんな技術を使いますか?REST API?GraphQL?えっ、SOAP…!!?
gRPCは、Googleによって開発されたオープンソースのリモートプロシージャコール(RPC)フレームワークで、多くの言語で使用でき、高効率なマイクロサービス間通信を実現できます。
このセッションでは、gRPCのインタフェース記述言語(IDL)であるProtoBufの基本、gRPCの通信パターン、PHPにおける実例と、導入にあたっての注意点についてお伝えします。
WordPressの機能の一つにブロックエディタというものがあります。
ブロックエディタはカスタマイズ性や柔軟性が非常に高く、デザインの編集など、管理画面上で殆どの対応が完結します。
ブロックエディタは管理画面上での編集のみならずコードベースでの管理もすることができます。
しかしながら、コードベースで管理する方法についてWeb上で検索すると不十分な公式ドキュメントしか見つかりません。
機能を十分に使うにはWordPress本体のコードを読むしかなく、ベストプラクティスのようなものも自分が知る限りでは存在していないようです。
今回のトークでは、実際に自分が初期導入から実装までやった経験を踏まえて、どのように開発していけば良いのかの一例をご紹介します。
想定対象者
先日、Amazonのセールで3Dプリンターを購入しました。
3Dプリンターへの憧れを実現したく手にしましたが、実際に動かしてみると、わからないことがたくさんありました。
本LTでは3Dプリンターの組み立てから、Blenderでのモデルの作成、そして実際に印刷するまでを3Dプリンター初心者が解説します。
みなさんも3Dプリンターを始めませんか?
学生時代からいままでの約10年でITコミュニティの参加、活動の中でよかったことを話します。経験値アップや業界人とのつながりでの良い刺激など魅力をお伝えしたいです。
・過去に参加、活動したイベント、コミュニティ
オープンソースカンファレンス
baserCMSコミュニティ
PHPカンファレンス
その他勉強会など
エンジニアをマネジメントする際に気をつけていることや困ったことなどのあるあるをお話します。会場のエンジニアに響くよう努めます!
PHPerの皆さん、CSSを書いていますか?
CSSに対して苦手意識を持って敬遠してる方も多いようですが、実は皆さんが思っている以上にCSSで表現できる幅は広いです。
ドット絵やアニメーションといったデザイン的なところから、sin/cosといった計算、HTTP GETなどの通信も行うことができます。
当LTではCSSでPHP(elePHPant)を描く方法を複数紹介してCSSのポテンシャルの高さ体感してもらいます。
多くの開発者は手元のマシンでPHPで開発をする際Package Manager経由でPHPをインストールしているはずです。
長年プログラミングをしている方なら brew update を叩いたらPHPが壊れるといった経験をしたことがあるはずです。
バージョン競合が発生しやすいため環境依存性や再現性や安定性に課題があります。
本登壇ではNixというPackage Managerの紹介をします。
NixはAtomicなInstallが可能であり、他Packageとの依存がないので何もしてないのに壊れたという状況が起こりえません。
PackageのBuild Scriptを宣言的に記述することができ、Rollbackも簡単に行うことができます。
想定聴講者
みなさんフロントエンドのフレームワークは何を使っていますか?
このトークではReactやVue.jsなどに次ぐ
第3のフレームワークとして注目を集めているSvelteをご紹介します。
LaravelとSvelteを組み合わせたときに他と比べてどんな良いことがあるのか、
具体例も交えながらSvelteの魅力をたっぷりお伝えします。
話すこと
・ Svelteの特徴
・ Laravelとの組み合わせについて
・ 他のFWや組み合わせとの比較
こんな人におすすめ
・ Svelteに興味があるひと
・ フロントエンドFWをアップデートしたいひと
・ フロントエンドをもっと簡単にもっと良くしたいひと
北九州生まれ北九州育ちのPHPerが、コロナ禍を乗り越えて、今年ついに福岡にUターンしました!
東京と福岡でのワークスタイルの違いや、取り巻く環境の違い、メリットやデメリットをお話しします。
福岡を愛する誰かのロールモデルとなるよう、自身の経験を含めてお話しします!
今から約2年前、未経験で飛び込んだIT業界ですが、今ではそこそこの仕事を任せてもらえるまでに至りました。また、就活も終え内定先も決まったので、今までのインターンでの経験を振り返り、その苦労と成長をお話したいと思います。
未経験だった自分が2年間のインターンで何をして、どう成長できたのかを中心にお話します。
(初登壇でめちゃくちゃ緊急してます笑)
皆さんは情報設計という言葉を知っていますか? 情報設計は、UXデザインの5段階モデルの中の中間層である「構造」の中でよく出てきます。
弁護士ドットコムでは、情報設計をUXという世界を超えて、より堅牢なWebサービスをみんなで作るために情報設計に向き合う取り組みを始めました。
社内では様々な職種に広めるために、1年間に渡って勉強会を実施してきました。それだけでなく、私が所属するチームでは実際のプロダクト開発にも導入しました。
本トークでは社内で行ったワークショップの紹介や、実際の導入事例を紹介することで、より堅牢で長くWebサービスを提供する方法を皆さんにお話しします。
私がいるチームであるBASE BANKでは、フルサイクルエンジニア(Full Cycle Developers)のというスタンスを掲げています。
フルサイクルエンジニアは、よりスピーディにプロダクトアウトプットし続けるためにソフトウェアライフサイクルの一連の流れを価値提供に関わるエンジニア、チームが責任を持ち、実行できるようにしようというスタンスです。
今回のセッションでは、フルサイクルエンジニアについて簡単に説明しつつ、BASE BANKではフルサイクルエンジニアとしてどのような取り組みをしているのか具体例をお話します。
今回のセッションで話すこと