みなさん、海外旅行は好きですか?対策緩和で少し海外に行きたいと思う方も増えてきたのではないでしょうか。我々はすべての方に海外旅行をより簡単でおトクに選べて安心なサービスを作るために日々「NEWT」を開発・改善し続けています。そこで必ず必要になるのが「パスポート」です。海外旅行においてパスポートは入力を間違えると最悪の場合、出発・入国ができないなどのトラブルに見舞われてしまいます。そんなお客様のトラブルを限りなくゼロに近づけるためにパスポートの読み込みにOCRの導入を行いました。その際に検討した内容や実際に導入・決定している方針などを踏まえて以下の内容をお話しします。
Apple Payは2016年に日本で使用できるようになり、多くのユーザに使用されています。
フードデリバリーアプリ「出前館」でも2016年よりApple Payを導入しています。
Apple Payを運用していくためには、いくつかの証明書などを管理する必要がありますが
これらの証明書にはAppleのドキュメントを読むだけでは理解が難しい制約が多く、運用時に注意が必要です。
また、2016, 17年時点のApple Pay導入の記事は見かけますが、継続的にApple Payを運用するための記事は少なく、試行錯誤しながらApple Payの運用方針を確立しました。
本発表では出前館でApple Payを安定的に運用するための実践的な苦労話を中心に、Apple Payに関連するAPIの話や、iOS/WebでApple Payを実行するためのTipsをお話しする予定です。
プラネタリー・バウンダリーへの対応から、新タンパク質の創出は世界的に急務な課題である。
弊社は雑食性を有し育てやすく、環境負荷の低い生物であるコオロギに着目し、早稲田大学などと連携しながら研究開発を進めてきた。
現在はこの研究成果をもとにカンボジアでコオロギの量産化に成功している。
今後はカンボジア国の農業分野における作物の付加価値向上による収益性の向上と環境保全による新たな価値創造を目的とした、新タンパク質原料である「コオロギ」のサプライチェーンにかかる温室効果ガス排出削減量の「見える化」システムの開発することによって、食料生産における脱炭素の社会解決も目指す。
WEB3Dとメタバース開発を展開している株式会社VLEAPについて紹介させて頂きます。
拡張された情報で五感を埋め尽くすことをミッションに、早稲田大学Gap Fund projectにおける支援のもと創業期からVR・メタバース開発を行ってきました。
現在までに株式会社N T Tドコモ様とのメタバース開発、株式会社日本H P様とのメタバース利用者に向けたプログラムの展開などを行い、現在ではブラウザ上で動作するメタバースに加え、3DモデルをWEBサイトに組み込むサービスを展開中。
今回はそんなメタバースの普及に関して、WEB3Dという可能性から紹介します。
CellidはARグラス向けに最先端のディスプレイモジュールと空間認識エンジンを開発・提供するスタートアップです。
ARグラスの市場や技術、当社の製品についてご紹介します。
CoreDataはクライアントでデータベースを利用する際に欠かせないものです。
しかし、NSManagedObjectはスレッドセーフではなく、NSManagedObjectContext内で原則操作を行う必要がある等、スレッドを意識しながら利用する必要があります。
一方、Swift Concurrencyの普及が進み、データ競合はActorによって制御することが一般的になりました。CoreDataを利用する際も、実行スレッドを考慮することなく全てasyncで安全に操作したいものです。
しかし、CoreDataを実際にそのように利用した例は多くありません。
そこで本トークでは、CoreDataをスレッドを意識することなく利用するための設計方法を解説します。本トークによって、Swift Concurrencyを活用したより安全なCoreDataの利用方法を理解できるようになるでしょう。
昨今、iOSの標準アプリではUIKitで提供されていないUIコンポーネントが多く使われ、それらを再現することは難しいと言えます。
さらにSwiftUIは実際のビューを隠してしまうため、我々は与えられたUIに囚われています。
本トークでは、美しいUIを再現するために必要なリバースエンジニアリングの基礎知識について解説します。
まず、画面から分かることについて説明し、UIの階層構造を覗く方法を紹介します。
また、プライベートAPIを使うことでUIの内部情報を取得する方法についても触れます。
これらのテクニックをマスターすることで、美しいUIを再現するだけでなく、UIの設計思想や技術的な側面を理解することができます。
論文は、世界で最も信頼性が高く、最も最先端の技術が詰まっている、知識の宝庫です。
しかし、論文は難しく、マーケットにすぐ実装できるわけでもないため、企業はその価値を十分に活かしきれていません。
我々は、論文をAIによって読み解き、市場や特許の情報と組み合わせながら新規事業を高い確度で創出できるプラットフォーム、WISDOMを開発し、多くの企業の技術活用を支援しています。
GPTに代表される生成AIの台頭によって、AIが知識をわかりやすく説明できるようになりました。
これらのAIは教育・研究・企業活動など、さまざまな業界への応用が期待され始めています。
しかしGPTなどの生成AIは正確でない知識を語ることが問題視されています。
我々はAIに対する正しい知識の実装に成功し、この問題を解決しました。
本発表では、私がEDGEプログラムの支援のもとシリコンバレーでエンジニアをしてきたことから、起業に至るまでの軌跡をお話しいたします。
ピッピーー!iOSエンジニアのみなさん!プライバシー対応してますか?👮
WWDC23では、プライバシーに関する大きな変更が発表されました。最も大きい変更は、Privacy ManifestsというアプリやSDKが扱うプライバシーデータを管理するplistの追加です。加えてSDKの対応事項も追加され、最大4つの対応が必要になります。
注目すべきは、2024年の春までに対応しなければ審査でリジェクト対象になりうることです。
やるべきことは増えますが、より正確にプライバシーデータの扱いを示すことができます。それによりユーザーからアプリへの信頼が増します。長く使い続けてもらうために必須の対応、それがプライバシー対応です。
本トークでは、iOSアプリ開発において必須のプライバシー対応の基礎を振り返り、来年までの具体的な対応方法や引っかかるポイント、今後の展望(の推測)についてお伝えします。
この度のAIの爆発的な普及と過去の弊社のスポーツ領域での知見を活かすべく、対話型のAI予想アプリを開発中ですので、紹介させていただきます。
スポーツ観戦を日常的に行う方に向けて、試合前にAIと対話形式で試合の展開や予想を聞けるという使い方を想定しております。
スポーツ観戦好きの方、ぜひ開発中のプロダクトのユーザーテストにご協力いただけると嬉しいです!
Beyond 2020 NEXT PROJECTのご紹介
今年2月、アプリの譲受を初めて経験しました。
他社で運営していたAndroid含め計6アプリを受け取るにあたり、事例は多くありましたが情報が少なく、またとても貴重な機会でした。
以上の内容を通じて、アプリ譲受においての実践的な学びやポイントを具体的な事例を交えながら共有します。
・事前に取り決めたこと(プッシュ通知サービスも変更するため譲受前後の送信予定など)
・当日までの準備(AppStoreConnectでの準備、実装、Firebaseの譲受)
・譲受当日の作業
・譲受後の運用
Wantedly では 2020年からモバイルアプリのロジック部分のクロスプラットフォーム技術として Kotlin Multiplatform Mobile (KMM) を採用しています。
2022年からは徐々に SwiftUI 導入を進めて、プロフィールをリニューアルするプロジェクトでは全面 SwiftUI での開発を試みました。
また、プロフィールのリニューアルは、Android が先行して実装し、KMM の実装もすでに完成していました。
そのため、このプロジェクトは、KMM と SwiftUI を初めて組み合わせるプロジェクトとなりました。
本トークでは、このような状況で KMM と SwiftUI の組み合わせによる開発の進め方、遭遇した問題、技術的な工夫や実績についてお話しします。
RIZAPでは、RIZAPのBody Make事業のほか、2022年7月より、運動初心者向けの完全無人コンビニジムchocoZAP (ちょこざっぷ) を本格的に全国的に展開しています。 サービスローンチと同時にchocoZAPアプリをリリースし、入退館管理にとどまらず運動記録やアプリ内ゲームコンテンツなど改良を重ねてお客様に使用していただいています。
本セッションでは、そのRIZAPがなぜ、最初にFlutterを選択し、のちにFlutterを捨ててネイティブ化(Swift / Kotlin)を選択したのか、についてご紹介させていただきます!
弊社GMOペパボが運営するハンドメイドマーケット「minne(ミンネ)」は、今年で11周年を迎え、様々な思い出や歴史の変遷がありました。
歴史が長いサービスの開発では「目に見えない複雑さ」や「小さな事が重大である」等、その歴史故の難しさも数多くあります。一方で、その困難を解決した先人の偉大な資産やストーリーも一緒にあります。そして、より良く&より価値を出すため、その歴史を踏まえ、その先を見据えた取り組みや挑戦が求められます。
本セッションでは、minneのiOSアプリ開発を通じた「その先を見据えた取り組み」の具体例を、実務での体験談やチーム内開発での事例と合わせてご紹介できればと思います。
【取り組み事例】
アプリの行動ログの運用が辛いという話は、どのアプリでもよく聞く話だと思います。
では、ログ運用の「辛さ」とは一体何なのでしょう?
たとえばログを分析する人の目線だと、欲しいログが欲しいときに用意されていない状態は辛いと思います。
あるいはログを実装する人の目線だと、毎度命名に悩まなければいけなかったり、パラメータに型がなく実装ミスの可能性があったりする状態は辛いといえるでしょう。
私が携わるアプリもまた例外ではなく、アプリの行動ログの運用がつらい状況のときがありました。
このトークでは、実際に体験した行動ログ運用の辛かったエピソードと、それにどのような対処・対策をしたかをお話します。
この発表で、ログの辛さに悩む人が一人でも元気になるとうれしいです。
スマートフォンにはさまざまな入出力のチャネルが搭載されています。
その中でも、現実世界の「音」を活用できる技術に関して、実は多数の機能が現在利用できる状況になっています。
本トークでは、一般的なアプリ開発では馴染みの薄い「音」をベースにした体験の構築方法について、基本的な技術の解説をはじめとして、具体的な活用例を交えてご紹介いたします。
コンテンツ
聞き手の想定
アプリの歴史が積み重なっていくと内部ロジックはどんどん複雑化していきます。
時として、予期せぬバグが生み出され、それが大きなトラブルに繋がることもあります。
突発的に発生しうるトラブルに対して、アプリとしてはどういった仕組みを準備しておけばよいのでしょうか。
我々のアプリで実際に発生した悲劇のエピソードとともに、トラブル時も適切に対処できるような、耐障害性の高いアプリの実現に向けてみなさんと考えていきたいです。
アプリ開発の中でも、アプリ内課金はとりわけ高品質が要求される領域です。
課金に関するトラブルは、ユーザに対し不安や混乱を抱かせるとともに、お問い合わせなど面倒なアクションを要求します。また、事業への信頼値の低下やお問い合わせへの対応コストの増加など、ビジネスにも多大な影響を及ぼすため、可能な限り抑えたいところです。(開発メンバーのメンタルも健全に保ちたい…!)
私が開発に携わっているアプリでは、ユーザがアプリ内商品を意図せず重複購入してしまいお問い合わせが多発する問題に悩まされてきました。本トークでは、この問題を解消するに至った取り組みについて、仮説立てから設計、より良いアプリ内課金体験を提供するための考え方をお伝えします。
今日のモバイルアプリはログイン機能を持つものが多いですが、プロダクトの成長に伴って複数のソーシャルログイン機能を導入することは少なくありません。私たちが担当する出前館アプリもその一つです。
我々の今後の開発予定を考えると、ソーシャルログイン機能の改修が必要でした。しかし、その仕様に関するドキュメントやデバッグ方法のナレッジが不足している、という大きな課題がありました。そこで我々は各ソーシャルログイン機能に対してデバッグ作業を地道に進めつつ、ドキュメントの整備を進めました。
本セッションでは我々が取り組んだソーシャルログイン機能リファクタリングに関する苦労話とそれによって実現できた機能改善事例のご紹介をします。プラットフォームの特性上、iOSアプリはソーシャルログイン機能が増えやすい事情があると思います、同じような悩みを持つ方々の参考になれば幸いです。