プラネタリー・バウンダリーへの対応から、新タンパク質の創出は世界的に急務な課題である。
弊社は雑食性を有し育てやすく、環境負荷の低い生物であるコオロギに着目し、早稲田大学などと連携しながら研究開発を進めてきた。
現在はこの研究成果をもとにカンボジアでコオロギの量産化に成功している。
今後はカンボジア国の農業分野における作物の付加価値向上による収益性の向上と環境保全による新たな価値創造を目的とした、新タンパク質原料である「コオロギ」のサプライチェーンにかかる温室効果ガス排出削減量の「見える化」システムの開発することによって、食料生産における脱炭素の社会解決も目指す。