The Perl Foundation(TPF)はPerlの開発を支援する米国の団体です。当トークでは、TPFの活動を紹介します。
TPFはカリフォルニアに籍をもつ非営利団体でPerlの開発を支援しています。具体的な活動は以下のとおりです。
・開発者への補助金援助(昨年度実績1200万円)
・北米のカンファレンス
・White Camel賞
・募金、広報、商標管理
このトークでは現在の状況、さらに日本のコミュニティと今後どうやって協力していくかなどの展望を話します。
RubyKaigi 2023 の前日に KeebKaigi 2023 があったりと、盛り上がっている自作キーボードの世界。
私は C でも Python でも Ruby でもない選択肢として Go (TinyGo) で自作キーボードを作っています。
自作キーボードと言えば、たくさんの人が各々の楽しみ方をしています。
このトークでは、自作キーボードの独自ファームウェアを作る経験から得られた 「プログラムを書いて楽しむ」 という新しい楽しみ方を紹介します。
普段使いするキーボードのプログラムは、ソフトウェアの改善をダイレクトに感じることができてとても面白いです。
長生きなプロジェクトを運用していると、途中からコードフォーマッターを導入したり、コード変換器を用いて別の言語に変換したりして元のソースコードのファイルが別のソースコードのファイルに転生しちゃうことってしばしばありますよね。
こういった場合、変換後のファイルのgitのコミットログが fmt!
とか Transpiled!
みたいな感じで塗り潰されてしまい、元のファイルが持っていた歴史が消滅してしまうことがあります。そうなるとlogを辿ることで変更意図を探ってみたり、blameを眺めてニッコリしたりという有益な作業ができなくなってしまい困ること必至です。
そんな状況を解決するために「古いファイルの行レベルの変更履歴」をそっくり新しいファイルに引き継いでコミットを積み直すツールgit-theseusをこの度作成しました。本LTではこのツールのデモと、どう機能を実現しているかを説明します。
あの待望の続編がYAPCに帰ってくる!!!
RDBの寿命はアプリケーションより長い。
そんな背景から、様々な設計が生まれ、時には多くの人を困らせる場合もあります。
そんな現場で見つかった驚きの事実を皆様にお送りします。
※フィクションです
ご紹介するアンチパターン(仮)
などなど、多くの現場を見てきた私が見たアンチパターンとそれの処方箋についてご紹介します。
この日、そーだいなるストーリーに……全広島が……泣いた……。
GitHubでレポジトリを表示したときに一番最初に確認するのは、レポジトリ内のプログラミング言語比率のグラフだという方は多いのではないでしょうか?あのグラフは、GitHub謹製のライブラリ「Linguist」 (github-linguist/linguist) によって、ファイルの内容をヒューリスティックに分析した結果が表示されています。
そんなLinguistには、けっこう最近までPerlとRaku (Perl 6) の実装をうまく区別できないという問題がありました。このLTでは、この問題をある程度修正したpull requestを起点に、Linguistの仕組みや、PerlとRakuの似ているところ・似ていないところについて紹介することで、トークを聞いたみなさんが † Linguist 《言語学者》 † のようにPerlとRakuのコードを見分けられるようになることを目指します。