「AIに仕事を奪われたら農家になろうかな」――最近、そんな声を冗談交じりに耳にします。
私は数年間ソフトウェアエンジニアとして働いた後、大学で1年間農業を学びました。その後、エンジニアと兼業して花農家になり、最後はふたたび専業エンジニアへ戻りました。
家でPCと向き合っていた日々から、炎天下の中で花と向き合うようになりました。「きゅう」変した環境下で農業を営んだ経験は、その後のキャリアにも通じる学びをもたらしました。
このセッションでは
農業とエンジニアという、完全なる異分野を経験した稀有なキャリアだからこそ学べたことをお伝えします。
次のリンクは私のnoteの記事です。私が農業で具体的に何をしていたかは、こちらを参考にして下さい。
https://note.com/naoya7076/all
急に決まったし急に終わった
旧に満ちていたし求に溢れていた
ここ9年くらいでさまざまなクラウドインフラを見てきたのですが、これほどとは、と思ったのは初めてでした。
誰もわからない全貌、オフショアメンバーしか入り方を知らないサーバー、本番しかない環境、デプロイはもちろんぬくもりある手動、ユーザーからの問い合わせでわかる機能停止、・・・
こういった状況から、モダンな・なるべく理想形に近い、少なくともコントローラブルなサービス運用に引き戻していこうとした数々の試みと、取り組みを途中で終わりにせざるを得なくなった時に感じた諸行無常を、記憶がホットなうちにお話しします。
なかなかに数奇であった自分の現在地を聞いていただければ幸いです。
PostgreSQLのRow Level Security(RLS)は、行単位でアクセス制御を行う仕組みで、マルチテナント環境での利用に適しています。
弊社でもRLSを用いてマルチテナント運用を行っていますが、実際に運用してみると意外な悩みどころが見えてきました。
本発表では「RLSとは何か」という基本から始め、運用を通じて得られた“リアル”を軸に、導入や設計に役立つ知見を紹介します。
RLSとともに歩んできた私たちの現在地(いま)を共有し、そこから見える設計上の判断や工夫についてお話します!
話すこと