現代のWebサービス開発において、サブスクリプション型の課金は切っても切れない存在と言えます。ブラウザ、iOS、Androidなどマルチプラットフォームにおけるサービス提供を考えると、この課金も様々な課金プラットフォームに対応する必要があります。
それぞれの課金プラットフォームは、それぞれ固有のロジックを持つので、場当たり的に結合した場合、様々な矛盾を生み出しかねません。結合には一貫したポリシーが必要になります。それを決めるのは課金プラットフォームの開発者ではなく、プロダクトの開発者に他なりません。
この発表では、ポリシーを持ってサブスクリプション型課金機能を組み込んでいくために必要なことを、Perlで開発しているアプリケーションであるGigaViewerの開発において直面した課題を中心にして論じます。