YAPC::Fukuoka 2025
トーク(40分)

人(々)がアウトプットする技術

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アウトプットすることの意義が唱えられて久しいですが、LLMを用いたAIサービス・AIエージェントが台頭している現在においてヒト自身が知見や考えをアウトプットすることはどんな意味を持つのでしょうか。

わたしはClassi開発者ブログという企業組織が運営するブログの編集部長を務めています。また、ひとリのブログ・Web日記愛好家でもあります。

Classi開発者ブログは活動方針としてPVなどではなく執筆者のUU数・アウトプットの質を目標にしています。これは編集部長としてのわたしが強く打ち出したもので「アウトプットがヒトを豊かにする」という哲学を反映したものです。
執筆者は開発組織のおよそ3割近くになり、月数記事以上のペースを3年近く保っており、この哲学に共感する仲間を増やせたという自負があります。

しかしAIによる情報の収集・出力が圧倒的に効率化されている今、ヒトが時間や労力をかけてアウトプットする意義とは何なのでしょうか?
また、アウトプットを継続するためにどんな工夫や効率化を図るべきでしょうか?あるいはどんなことを避けるべきでしょうか?

執筆者やネタの発掘作業、レビュー・校正のワークフロー、目標の立て方と血の通わせ方について具体例を交えてお話しします。
またぜひ懇親会やSNSで「こういう取り組みをしているよ」「こう考えているよ」という情報が飛び交うきっかけとなる話をしたいと考えています。