エンジニアリングって楽しいですよね。要件を深掘りして作るべきものをシャープにしていく過程や、生み出したい価値にぴったりなアーキテクチャを模索することはもちろん、実際に開発したものが動いて、価値としてユーザーに届く瞬間の喜びったらありません。
とはいえ、複数人が携わる中でよいエンジニアリングをする・し続けるためには、「エンジニアリング」の周辺といかにうまく付き合うか、という問題がつきまといます。「自分はエンジニアリングがしたいだけなのに、なんでこんなに会議ばっかりしているんだ…」と思うことも、しばしばあるのではないでしょうか。
とはいえ、こうした仕事は大事なものでもあり、どんなに効率化を図ってもゼロにはできません。なぜなら、よりよいエンジニアリングをするには、課題の本質を捉える必要があるから。そのためには、他の役割の目線を借り、ユーザーやユーザーを取り巻く環境を理解する引き出しを多く持つことが不可欠です。技術的な意思決定を後押しする情報をより多く集め、よいプロダクト作りを探「究」するための対話のコツを、今日からできるちょっとしたエクササイズとともにお伝えします。