Ruby用のバックグラウンドジョブ処理ライブラリ「shoryuken」。
このgemを、弊社では複数の機能で愛用していました。しかし、ある日突然アーカイブされていることに気づき、将来の開発に支障をきたす可能性が浮上しました。
「このgemを失うわけにはいかない!」そんな思いから、作者の連絡先を調べてLinkedInで直接連絡。交渉の結果、アーカイブを解除してもらうことに成功しました。
その後、新しいメンテナーとの協力体制を築き、現在はgemの刷新作業を進めています。
今回は、LinkedInでの交渉から現在進行形のメンテナンス作業まで、愛用gemを救うためにやったこと・学んだことを実体験ベースでお話しします。
また、shoryukenの事例を通じて見えてきた「アーカイブされた/メンテナンスが止まったOSSを救うために私たちができること」についても考察したいと思います。