究極のアウトプット『商業出版』で学んだ、知識との向き合い方と伝え方 by かわまた@狂気の人

YAPC::Fukuoka 2025
トーク(20分)

究極のアウトプット『商業出版』で学んだ、知識との向き合い方と伝え方

r_kawamata かわまた@狂気の人 r_kawamata
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皆さん、アウトプットしてますか?
SNSへの投稿、技術ブログ、登壇など、様々なアウトプットの形がある中で、商業出版は実現のハードルの高さという意味で「究極のアウトプット」の一つと言えるでしょう。

私は今年9月に技術評論社から人生初の単著を商業出版しました。
約1年間の執筆経験は、自分の知識と徹底的に向き合い、それを正確に伝える技術を磨くと同時に、仕事に対する基準そのものを変革する機会となりました。

このトークでは、商業出版を通じて学んだ「知識との向き合い方と伝え方」について、以下の「きゅう」の観点からお話しします。

【求】正確性と伝わりやすさの追求
・ 読者に誤った情報を伝えないための徹底的な調査と検証
・ 対象読者に伝わりやすいように前提や暗黙知からの整理

【究】究極のアウトプットへの挑戦
・ 自分の知識と向き合い、体系化するプロセス
・ 執筆初心者だからこそ直面した壁とその乗り越え方

【急】執筆がもたらした急成長
・ 論理的な構成力と説明力の向上
・ 理想を言語化したことで生まれた、仕事への高い基準

商業出版という経験は、単に本を書く技術だけでなく、自分の知識との向き合い方、それを伝える責任、そして日々の仕事におけるあるべき品質を教えてくれました。この貴重な経験で得られた学びを共有し、皆さんが自分なりの『究極のアウトプット』に挑戦したくなるようなトークを目指します。