最近、1993年発売のX68030というパソコンを買って動かして遊んでいます。
大学生当時に憧れだったけど高くてとても買えなかったX68030ですが大人になり財力が付いた今なら…と思ってフリマサイトを監視していたら良さそうな機体が出品されたのを発見してつい…。
X68030はHDDにSCSIを採用しHDD内蔵モデルであるX68030-HDには80MB(GBじゃないですよ)のHDDが内蔵されていました。
翻って現代、2022年。世の中には「Raspberry PiでSCSIデバイスをエミュレートする」とか「Compact Flashに格納したファイルをSCSI HDDとして見せる」とか「Raspberry Pi でFDDをエミュレートする」みたいな同人ハードウェアが生み出され、当時とはまったく異なる快適なX680x0環境を構築することができます。
このトークではX68030の紹介と、2022の今、X68030を楽しむにはどうすると良いかをお伝えします。
今でも十分通用するX680x0の魅力がみなさまに伝わり、X680x0ユーザが増えることを期待しています!(ねえよ)
最近正式版をリリースしたとあるサービスの、開発初期からリリースまでの約1年半の間に発生した様々なシステム構成変更について、変更の原因なども交えてつらつらとお話しします。
私が所属する筑波大学融合知能デザイン研究室では学術向けクラウドソーシングプラットフォームを運用しています。現在の開発チームは主に4名で、システムの運用、保守や新機能開発を続けています。
ところで、今年の3月で前任だった開発者が全員卒業してしまいました。4月から新たな開発チームで開発・運用を始めましたがソフトウェア開発の経験がほとんどない、立て続けに障害が発生する、ドキュメントが無いなど数々のトラブルに見舞われました。
このトークではそういった状況でジョインした私が、チームを立て直し継続的にインクリメントを生み出すために行なった事についてお話します。同じようにチームで開発を行っておりこうした難しさに直面している方に、これらを克服するための気づきやヒントが得られるようなお話をします。さらに学業や進路選びと並行しないといけない大学の研究室という特異な環境でのチーム開発の知見を紹介します。
PHPerの皆さん!OpenBSD使ってますか?
FreeBSDのレンタルサーバーがあった時代はまだしも、世間の開発環境はLinuxのコンテナdocker一強、開発機でもdockerが利用できないと不便な時代となっています。
そのような情勢のなか、OSの選択肢が絞られてしまい他のOSを使った事が無いPHPerの方も多くいると思います。
OpenBSDプロジェクトはOpenSSHをはじめとし、LibreSSLなど普段から御世話になっているソフトウェアの開発も行なっており、殆どの人が利用したことあるプロジェクトでもあります。
セキュリティや利便性を重視するOpenBSDプロジェクトは他のOSには見られない魅力的な機能が多くあり、もちろんPHPから利用できる機能もあります。
このトークでは普段利用していない人も羨むOpenBSDならではの機能をPHPを交えながら紹介していきます
今イチオシの技術スタック、それは IaC(Infrastructure as Code) です。要するにコードでインフラ構成を管理しようというアプローチです。
コードで管理すると何が嬉しいのでしょうか?
など、さまざまな利点がある IaC の中でも、 CDK というツールはとても便利です。
一番の特徴は 「いつも書いているスクリプト言語でコード化できること」 です。
CloudFormation や Terraform のような独自で宣言的に記述するよりも、エンジニア的にわかりやすくなります。
そんな CDK を使って PHP アプリケーションを Fargate 環境にデプロイしてみましょう!
Webシステム開発においてデファクトスタンダートとなってきた、GitHubが提供するCI/CDサービス GitHub Actions。
本発表ではGitHub Actionsで動くCI/CDジョブを20個以上作成してきた私 @pinkumohikan が、GitHub Actionsとはなんぞやという入口からハマりどころとその解決方法、ジョブ実行時間を縮めるためのテクニックなどをお話します。
「エンジニア=自分でサービス作る」
いつからだろう。こんなレッテルを貼られるようになったのは。
現実はそれどころではない。仕事をする人。趣味に走る人。一族郎党と過ごす人。
その中に、「自分でサービスを作っちゃう人」がいる。
そんな人は新規プロダクトのために、ナウでヤングなPHPのフレームワークやサービスのSDKをPHPで書くことができるだろう。
「羨ましい」の一点に尽きる。
業務として触るPHPのバージョンアップは、血と汗と涙がどれだけあっても足りないくらい大変である。
じゃあ、 hoge.php
で触ればいいじゃん!
そんな声が聞こえる。
違う。違うのよ。
ディレクトリ構成も新しいフレームワークも新しい開発環境で触りたい。
そのワガママを叶えられる、数ある一つの方法を体験談を混ぜて話したい。
皆さん振り返りしてますか?改善のために振り返りは欠かせないですよね。
そんな振り返りの質をあげる考え方、やり方について話します。
振り返りの効能について
振り返りの目的
おすすめの振り返り術
適切な振り返りサイクルと振り返りの仕方
大事な振り返りのその後
振り返りの黄金サイクル
振り返りの習慣がまだない
何となく振り返りしてるだけの人
業務開発において、複数人でチーム開発を行うことはほぼ当たり前となっています。その中では、どれくらい PHP が書けるか、設計ができるか、といったスキルレベルにばらつきが出ることでしょう。
アプリケーションの開発を効率的に行うということは、各メンバーの開発が効率的に実装できるということになります。
このトークでは、スキルレベルの差を吸収し、全員が効率よく実装できる二つの『決め事』を紹介します。
チーム開発において、どのような方向でメンバーに開発してもらえばいいか考えているリードエンジニアの方々
2022年夏。とあるベンチャー企業で3年間PHPerをやっていた男が、データ基盤を新規に構築するプロジェクトにアサインされた──
「データ基盤とは一体……?」
「BigQuery, Redshift, Sknowflake 一体どれを選んだらいいのか」
「データソース層、データウェアハウス層、データマート層の3層。ふむ、なるほど」
「え!?この3層をDWHの中に配置するのが流行ってるって?」
「 SQLでデータ加工。話題のツールdbtとは…」
データエンジニアリングの世界に異世界転生したPHPerが、ベンチャー企業におけるデータ基盤構築についてお話します。
OAuth 2.0は柔軟な認可フレームワークです
Facebook、Twitter、Googleなどのエンタープライズ企業も利用しており、実装頻度も必然的に多くなって来ます
またHTTPでの利用を想定して設計されており、PHPerにとっても抑えておくべき技術になります
一方で「柔軟で拡張可能なフレームワーク」で有ることから実装者が考慮すべき点は多いです
実装を見誤るとセキュリティ事故が起こってしまいかねません
今回はそんなOAuth2.0の仕様についてお話します
OAuth2.0を適切に扱い、柔軟で堅牢なシステムを構築しましょう
PHPの実行環境は日々選択肢が増えてきています
先日はAWS App Runner PHP8.1がサポートされました
喜ばしいことだと思うのですが、私達は一体どの実行環境を選べば良いのでしょうか
今回はAWSにおけるPHPの実行環境の比較を行い、PHP実行環境の選択肢についてお話します
各環境のユースケースを自分たちの環境へ当てはめ、より良い選択肢を取りましょう
お話すること
お話しないこと
PostgreSQL には json 型 / jsonb 型からなる JSON データ型 という型があります.
「RDB での採用は慎重に行うべし」とよく耳にする JSON 型ですが,PostgreSQL のjsonb 型においては正しく使うことで大きな力を発揮してくれます.
しかし, jsonb 型を本格的に採用している事例はあまり見られないのに加え, Laravel アプリケーションで jsonb 型を扱う事例は更に少なかったため,社内のLaravel アプリに jsonb 型を採用する際,jsonb 型との安全で快適な付き合い方を研究しました.
【本セッションで話すこと】
・jsonb 型の概要 / パフォーマンス
・JSON Schema の概要
・migration 時に JSON Schema による Check 制約を付与する
・カスタムキャストで JSON に型を付ける
対象:実務経験開始~2年目位の方
内容:マイクロサービス(BFF)で10名以上のチームで開発していたプロダクトと、モノリスでほぼ1人で保守運用開発するプロダクトどちらも携わった経験から、アーキテクチャについてのメリット・デメリットと、開発体験についてお話します(どちらもVue.jsとLaravelを使用しています)。一方は大企業のC向けプロダクト、一方はベンチャーのB向けプロダクトになるので、大きく異なる点もお楽しみいただけるかと存じます。モノリスの方で採用されているクリーンアーキテクチャやドメイン駆動開発についても絶賛勉強中のため、(ミドル層以上の方に取っては今更な内容かもしれませんが、)ジュニアの方に分かりやすくご説明できればと存じます。
熱意:社外での登壇経験は無く初めてになりますが、少しでも参考になることがあるように精一杯磨き上げるのでよろしくお願いいたします!
「なんてこった!このライブラリはこの先のPHPでは動かない!」
サービス開発の現場では新機能の追加やクリティカルなバグ修正が優先されて中々ライブラリのメンテナンスまで手が回りませんよね?
そしてある日に「このライブラリはPHPのバージョンアップ動かない」なんてことが起こってしまいます!
このトークではそんなライブラリの中でも「影響範囲がサービスの画面ほぼ全部」という超ド級の物体のリファクタリングまでの道のりを紹介しつつ、広大な影響範囲のライブラリを置き換えるまでの戦略立てから実装までのノウハウをお話します。
サービス全体が影響範囲のリファクタリングなんてやりたくないですよね?でも、本トークを聞けば「どれだけ大きなレガシーコードでも向かい続ければ必ず直せる」という可能性を感じて貰えると思います。
サイトにくるお問合せの約80%を若手エンジニアチームで対応奮闘中!!
"お問合せ対応はレスポンスの速さが大切"だと思っています。
そんな中、メールでお問合せを集めていると調査に必要な情報が記載されておらず、
まず認識のすり合わせからと調査開始までにかなりの時間を要していました。
また、メールの通知に気づかなかったり気づいてもらえなかったり。
同じお問合せ内容を何度ももらったりと、お問合せ側も対応する側もハッピーに慣れない日々...
そこで、メールのテンプレートで欲しい情報を記載し、送ってもらうことに!
しかし、テンプレートが普及せず結果変わらず。
次こそはと、slackのワークフロー機能を用いてお問合せを貰うように!対応開始までの時間や、やりとりもスムーズに変わりました。
ナレッジの貯め方、若手同士のサポートや先輩方との関わり、両者がハッピーになるように行った工夫などなどお話します!
オンプレだったPHPアプリケーションをコンテナ化してWEBとバッチをクラウド化(AWS)しました。
今まで全くインフラの仕事はしていなかったのですが、ずっと興味がありました。
そして機会があったため手をあげて、SREと協力しながら実現させました!
「普段アプリケーションをさわってるけど、インフラもやっていきたいんだよなあ・・・」と思っている人のはじめの一歩を
私が体験した作業を軸に「やわらかく理解」できるようにお話します!
◆ 想定する観客
1年前の「インフラ興味あるけどなんもわからん」と思っているアプリエンジニアの私向けに作ります
総合して初学者向けです
◆ 話すこと
クラウド化で発生する作業って?(ECS / Docker / デプロイ / … )
実際のタスクを進める上での悩み・詰まりポイント
クラウド化後に起こった想定外だったこと
DX(Developers eXperience) という言葉を聞いたことはありますか? Digital Transformation の略称として使われることも増えていますが、別物です。
IT エンジニアの需要が増加傾向にある昨今、「コーディング自体を助ける 『優れた開発者体験』 」が重要視されています。
このトークでは、潤沢な Laravel エコシステムを活用して、 DX を最大化させ、効率的なアプリケーションの開発を行う手法を紹介します。
Laravel を用いて効率的で安全にアプリケーションを開発したいあなたに。
業務知識とコードがリンクしていないと、PdMやビジネスサイドと会話をした時に上手く噛み合わなかったり、ある業務に関するコードを変更した際に思わぬ副作用が出たり、ビジネスサイドからの機能要望に応えることが根本的に厳しい状況に陥ると自分は考えています。
新卒二年目の自分がやっている業務知識とコードを結びつけるためにやっていることをお話しします。
エンタープライズアプリケーションアーキテクチャパターン(以下P of EAA)は、有用ですがなかなか読み解きにくい本です。
このセッションでは、P of EAAのパターンに基いた構成になっているEloquentと関連付けることで、P of EAAのデータソースレイヤ回りのパターンの概要を、わかりやすいく説明します。