PHPを使ってるとよく遭遇する Fatal error / Parse error / Warning / Notice 理解していますか?
これらのエラー文を理解することで、すぐにエラーの原因に気付き適切に対象できる様になります!
またそれらを理解した上でのエラーハンドリングを学びましょう。
Webアプリケーションを長年運用していると、至る所でパフォーマンスの問題が出てきますよね
リリース当初は問題なく動いていたものが、突然動かなくなるなどの経験をした方も少なくないのではないでしょうか
私たちの運用しているLaravelアプリケーションも例外ではなく、稀にデータベースが悲鳴をあげたり、特定条件でアプリのレスポンスが遅くなったりという状況に遭遇する機会が増えてきました
そんな問題の特定・解消のために導入したのがDatadog APMでした
発行されているSQLの数や処理時間、外部APIのコールやphpの処理時間などのデータが全て見える化されており、非常にパフォーマンス改善しやすい環境を作ることができました
本セッションではそんなDatadogの導入までにやったことやDatadogを活用してどうやって改善を繰り返しているかなど、事例を交えてご紹介したいと思います
毎日流れてくるエラーに皆さんはどう向き合ってますか?
エラーを出さない事が一番ですが、完全に塞ぐ事は難しいと考えます。
サービス運用の中で本番環境から発生するエラー(サーバー・クライアントサイド・サードパーティ起因のエラー)への監視体制と、
エラー・バグ防御のためチームで行っているテストコード文化づくりの話をします。
【トーク対象】
WordPress でサイト作って約7年、「WordPress 完全に理解した」の先に待っていた失敗事例を踏まえつつ WordPress が人類に提供しているあれこれを俯瞰します。
最後に、近年の CMS に求められている機能とからめて WordPress が愛される理由について持論を展開してみます。
同期処理がメインのPHPウェブアプリケーション開発者が非同期処理を理解するのは難しいです。PHP自体も非同期プログラミングを積極的に支援する仕組みがありません。しかし、逆に考えればチャンスです。PHPで非同期処理に必要な仕組みから自分で作って見ると、非同期処理を腹の底から理解することが出来ます。
本トークでは、仕事で同期処理ばかり書いているエンジニアが、非同期APIの作成から、非同期処理を行うEventLoopをFiberで作り上げる所までを解説します。非同期処理を仕組みから理解することで、他の言語学習もスムーズになることでしょう。
このトークでお話すること
メディア露出の調査・分析などがおこえるWebアプリケーションのWebClipping。WebClippingではあらゆるサイトから1日に10万件超の記事をクロールし、MongoDBに保存します。
二度と手に入らないかもしれない記事データを、ただ削除するのはもったいないです。
そこで今後活用できるように記事データをBigQueryへ移動させることになりました。
しかしPHPを使用して大量のデータをmongoDBから引き、そのデータをファイルに書き込んでいく作業は予想以上に難しかったです。
今回は、上記対応で行ったPHP上の工夫を紹介します!
主な内容
・約1.6億レコードのデータをどのようにcsvファイルに書き込むのか?
・PHPのファイル処理に便利なStream Wrapperで圧縮して書き込む
・ファイル処理の速度を向上させるために入出力ストリームへアクセスする
ペライチというサービスのCakePHP2をCakePHP4にジャンプアップさせた話です。ソースコードの量が多すぎたため一括移行は難しく、2つのバージョンを並行稼動させながら段階的に移行していきました。大規模サービスにおいてサービスを停止させずにバージョンアップするためにどんな工夫をしたかについてお話します。
昨今宣言的UIの台頭とともに、GraphQLが注目を浴びています。
特にReactではApollo Clientの存在もあり大変便利です。
ではPHPではGraphQLのエコシステムはどうなっているのでしょうか?
今回のトークではGraphQLを活用するメリット・デメリットから、PHPでGraphQLを扱う是非、PHPでGraphQLを扱う場合のライブラリやエコシステムについて解説をします。
ウェブアプリケーションの開発においてE2Eテストの自動化は身近なトピックです。SeleniumやPuppetter、PlaywrightやAppiumなどがブラウザ・ネイティブアプリの自動操作のOSSとしてよく挙げられます。しかし、それらの裏側はご存知でしょうか?
本トークではこれらのツールの背後にいるWebDriver、Chrome DevTools Protocolsに焦点を当てます。
WebDriver、CDPとはなにか、その違い、仕様について、PHPエンジニアに身近な言語を用いて"直接"実装することを通じて解説します。
本トークを通じて直接触れることでライブラリでwrapされている裏側まで知ることできます。E2Eテスト自動化の課題に出会ったときに「裏側がこうだからたぶんこういうことだよね」と想像できるようになる、少し世界の見え方が変わる時間を提供します。
ソリューションドメインという単語をご存知でしょうか?
ソリューションドメインとはPHPのようなプログラミング言語やMySQLのようなデータベースといった技術に関するドメインですが、ソリューションドメインに関する知識が少ないと、不必要な複雑さをアプリケーションに持ち込んでしまったり、適切でないモデルを構築するハメになってしまうことがあります。
エンジニアであれば技術の勉強を通してソリューションドメインへの理解を深めているはずですが、このトークでは改めてソリューションドメインについてまとめたいと思います。
EOL対応はエンジニアの永遠の課題ですよね。
弊社では5つのサービスがPHPで作られており、そのうち4サービスは10年以上の歴史を持つサービスです。
そんな中始まったPHP8へのバージョンアップ対応は一筋縄ではいきませんでしたが、以下のステップで取り組んだことで大きな問題なくバージョンアップを終わらせることができました。
このセッションでは、弊社の全5サービスで行ったPHP8へのバージョンアップ対応の取り組みやそこから得られたノウハウをご紹介し、これからPHP8へのバージョンアップを検討されている方に有益な情報をお届けできればと思います。
Laravel Octane(オクタン)は、SwooleやRoadRunnerなどの高性能なアプリケーションサーバを使用し、アプリケーションを提供することで、アプリケーションのパフォーマンスを向上させます。Octaneはアプリケーションを一度起動したら、メモリ内に保持し、そして超音速でリクエストを送り返します
(引用:https://readouble.com/laravel/8.x/ja/octane.html)
Laravel Octane(Swoole版)でPharをつかってワンバイナリアプリケーションにして運用してみた話です
過去、PHPカンファレンス北海道(2019)にて
「pharによるワンバイナリアプリケーションの可能性を探ってみた」
でお話ししましたが、そのリベンジ(現実版)になります
PHPだけど、Buildして(Pharでpackして)、Deployして運用してみよう!
PHPは主にHTTPサーバアプリケーションの実装に用いられますが、案外長い時間がかかるバッチ処理なんかも書けたりします
数十分~数日かかる処理まで、長い時間がかかる処理をPHPで並列で回す方法や気を付けるべき点などを、仕事で主にインフラを担当している自分が実際に業務であった経験ををもとにお話します
Xdebugを使うとブレークポイントやステップ実行によるデバッグができるようになります。
XdebugはDBGpという通信プロトコルを使って、IDEとデバッグ対象のコミュニケーションを行いデバッグしています。
本セッションではPHPのソケット通信を使った簡易的なデバッガーを通じて、DBGpのプロトコルやデバッガーの裏側についてご紹介します。
Composerには、Pluginという仕組みがあります。
2.0が来るまでは、hirak/prestissimoにお世話になっていた方も多いと思います。(私もその1人です!!)
では、「どういうことが出来るのか」はご存知ですか?
知ることが全ての始まりです。
もしかしたら、あなたの仕事に革命を起こすような素晴らしい可能性が眠っているかもしれません。
「Composer Pluginとはなんだろう?」とイメージを掴むために、「どういう仕組みになっているのか」「どういう機能があるのか」を紹介したいと思います。
PHPでも型を付ける事で不意なバグを減らしながら、快適にプログラミングする事ができる静的解析ツールが開発されています。
また、PHPのヴァージョンが上がるにつれて型に関するサポートも充実してきており、現代のPHPは、昔のPHPの印象で語られる世界とは別の世界と言っても過言ではないでしょう
他の言語でも型システムが強力なしくみが導入されたり、強力な言語が話題になったりしていますが、フロントエンドフレームワークと通信する時など、言語を跨いだ型情報の共有に便利な仕組みがquicktypeです
PHPはquicktypeでの対応が現時点では無いのですが、有効に利用するための工夫を纏め発表します。
依存ライブラリの更新、定期的に実施できていますか?
恥ずかしながら担当プロダクトで更新ができていないケースがありました。
そしていざ更新を試みると対象ライブラリがいくつもあり、大幅なバージョンアップが必要なものも・・・
このような状況はまずいと感じ調べたところRenovateという依存ライブラリの自動更新を行うツールを知り、導入を試みましたが、更新を怠っていたプロジェクトでの素直な導入は難しいと判断。
そこで導入までにステップを置き、ライブラリのバージョン更新・Renovateの導入、そこから定期的に更新するという運用の流れを構築し、現在はライブラリの更新が健全にできていると感じています。
本トークでは依存ライブラリの更新を怠っていたプロジェクトにRenovateというツールを導入した流れと導入後の運用状況をお話させていただき、皆様の依存ライブラリ管理の一助となればと思っております。
推測するな、計測せよ
パフォーマンスチューニングの文脈でよく使われる格言です。
ではこの格言を実際に実行するにはどの様な手法をとるべきなのでしょうか。
一言に計測と言っても、Webアプリケーションには
Webサーバー、アプリケーション、データーベース、フロントエンドと様々なレイヤーが存在します。
今回はWebアプリケーションを計測する第一歩を進める為に必要な手法についてお話します。
アプリケーションを計測する手法を知ることで、アプリケーションが内包している問題を見つけ、さらなる改善を進める一手にしましょう。
php-srcのバグ報告ですが、実は2021年末にbugs.php.netからGitHubへと移行しました。
(厳密に言うと、セキュリティが絡む場合には引き続きbugs.php.netを使用します)
そのため、バグ報告の仕方がすこし違ってきています。
GitHubだからいざ報告となるとしやすくなったのでしょうか?
GitHubで報告されたバグはどのように扱われるのでしょうか?
php-srcほどだとバグは見つからないかもしれませんが、見つけてしまったときにどうしたらよいか考えてみませんか。
個人で PHP 用のプロファイラを作っておりまして、これは FFI を経由して Linux のシステムコールを呼び出し、別プロセスで実行中の PHP 処理系のメモリ内容を覗き見し、内部データを解釈して実行中の PHP スクリプトの情報を盗みとる、という少し変わった PHP スクリプトです。
https://github.com/sj-i/php-profiler
2020 年から半分くらいギャグのつもりで少しずつ開発を続けているものですが、作っているうちに案外実用性が出てきてしまった気がするので、内部実装や利用方法について少しだけご紹介します。
■ 想定する聴講者