CTOとして内製開発チームを立ち上げ、現在では約20名の規模にまで成長させてきました。採用活動ではさまざまな課題にも直面しました。理想の人材と巡り合えないことや、採用後に感じるミスマッチなどの試行錯誤を繰り返してきた中で、一つの有効な手法としてコーディング試験を導入しました。この取り組みによって、候補者の技術力や考え方をより深く理解し、チームに適した人材と出会う手ごたえを得ることができました。
本セッションでは、コーディング試験導入の背景や実際の運用方法、そこで得られた成果や課題、そしてそれを通じて得た学びを共有します。同じように採用の課題に直面している方々にとって、実践的なヒントとなれば幸いです。
◆話すこと
・採用の背景
・PHPer採用の課題感
・技術力を客観的に評価する必要性
・どのようなポイントを評価したか
・採用プロセスにおける成果
・コーディングテストの有効性
デザインシステムの導入は、単なるUIの統一にとどまらず、開発フロー全体の改善につながります。しかし、どこから始め、どのように運用すればよいのか悩むことも多いのではないでしょうか。本セッションでは、エンジニア視点でデザインシステムをどのように設計・運用したか を具体的に解説します。
デザインシステムの導入を検討しているエンジニアに向けて、開発現場で実践できる設計・運用のヒント を提供します。
PHPに特化した内容ではありませんが、自分自身がPHPerであることもあり、レガシーなコードベースとの向き合い方や責務の分離といった、PHPerにも共通する考え方を交えてお話しします。
Laravel Artisanコマンドはたくさんの種類があります。(2025年2月現在で117個)
便利なコマンドの中には、なぜコマンドを用意した?っていう謎なコマンドもあります。
そこで今回は便利な方ではなく、なぜの方のコマンドをいくつか紹介したいと思います。
PHPはC言語で実装されているプログラミング処理系です。
本トークではC言語の難しい部分はなんとなくスルーしつつ実装を追えるように構造を紹介します。
AWSでPHPを運用する際、CloudWatchとX-Rayだけで十分と感じられるケースは少なくありません
しかしマイクロサービス化や並行処理、カスタムメトリクスの導入などを検討する局面では、
OpenTelemetry(OTel)が提供するCollectorパイプラインとPHP SDKが大きな効力をを発揮します。
また小規模な環境にもログ・トレース・メトリクスをシームレスに統合可能です
CloudWatch/X-Rayを補完しつつ、将来の拡張にも柔軟に対応できるObservabilityの具体的実装例を解説します
このトークを聞いた皆さまがOpenTelemetryを利用したObservabilityの第一歩を歩む手助けになれば幸いです
地方でPHPを活用する小規模チームがクラウドを導入するメリットとは何なのでしょうか
クラウドは大規模案件や大規模なチームでのみ利用させる技術と思われがちです
しかし実際はそんな事なく、予算の小さな案件や、小規模なチームに継続的に適用し続けることで大きな価値を発揮します
本セッションではAWSを例に従量課金モデルを最大限に活かしながら、
インフラ管理の手間を削減し、チームの生産性と連携を高める“チームアップ”の要点も具体的手法を紹介します
スケーラビリティと安定性を確保しながら無駄なコストを徹底的に抑える活用例を示し、始めやすく続けやすい形でのクラウド利用法をお伝えします
地方こそクラウドを利用して、継続的なコスト削減と効率的なチームアップを行いましょう
PHPStanは簡単に使い始められる便利なツールですが、レベルを上げようとするとPHPStanの型付けの特性について学ばなければ効果的に型をつけることはできません。本ワークショップではブラウザから動かせるPHPStan Playground上で問題を解くことでPHPStanの型についての理解を進めます。
このワークショップではブラウザ上で動作するPlaygroundとPHPが動作するローカルマシンのどちらでも取り組むことができます。
(ローカル環境でのPHP開発環境について本編時間内ではサポートできません)
AWSを利用している場合、CloudTrailでのアクテビティログの収集やGuardDutyのアラートなどセキュリティに関するログを保存していることでしょう。
しかし、溜め込んだログはセキュリティインシデントが起こった時にすぐに分析できる状況でしょうか?
Amazon AthenaやSIEMなどでログを分析することが可能ですが、気になるのはそのコストや性能です。
本トークでは、できるだけ楽に安価かつ高速にセキュリティログを分析するためにDuckDBを用いたセキュリティログ分析の方法を解説します。
近年、急速に"(コードの)質と(質の高さからくる開発)スピード"が注目されるようになってきました。
一方で「何故、"質とスピード"を求めるのか」に対するお話はあまり見かけません。
このトークでは「兵法」から見た「"ソースコードの質"や"開発スピード"は何のために必要なのか?」、「"ソースコードの質"や"開発スピード"は本当に必要なのか?」についてお話します。
日本でも著名な「孫子の兵法」から現代戦で重視される戦術論「リズムとテンポ」などの観点から「市場を支配するために必要な"質とスピード"」に迫ります。
このトークで得られる知見
1 あらためて考える「なぜ"質やスピード"が必要なのか」
2 "質やスピード"を求める場合の基準
3 組織人として組織を持続可能にするために考える事
このトークで話さない事
1 孫子の兵法をはじめとした戦略論・戦術論の詳解
PHP カンファレンス新潟 2025 では多くのトークセッションやワークショップ,ブース企画などが用意され「新潟と PHPer を楽しさで繋ぐ」仕掛けに工夫が凝らされています.これらの思いを浴びきった一日の最後に,帰り支度も済んだもう帰りたい生徒を集めたホームルームで行われる「帰りの SHR(ショートホームルーム)」にて担任として,それぞれが感じるよさやもやもやを噛み締め直し,放課後の教室や部活での話題にしてもらうために,どのような問いかけをするか気合いで(過去の SHR を思い出しながら)実践します.
やること :
現代のコンピュータはハードウェアから私たちプログラマが書くプログラムの動作までの間が多くのレイヤーに分けられて動作しています。
レイヤーは自分より下を抽象化し、下のレイヤーを詳しく理解しなくても多くの場合プログラマはプログラムを書けます。
一方、プログラムが期待した様に動作しない時には下のレイヤーの動作の理解が問題の解決の助けになることもあります。
このトークでは私たちが愛するPHPをスタート地点にして、「VMって何?」「 PHPやJavaとC言語の根本的な違い」など、コンピュータプログラムがどの様に動作するのかを解説します。
コンピュータのレイヤー構造を理解すると、いままでは見えていなかった角度からプログラミングを楽しめるようになります。
このトークを通じて、低レイヤーが好きになったり、いろいろなレイヤーで面白いことをしたりする方が増えることを期待しています!
ここ数年、私はRaspberry PiでCPUを作っています。
これは、Z80というCPUをコンピュータから取り外して代わりにRaspberry Piで作った自作CPUを取り付けて動かすというものです。
このトークでは私が作成した2つのバージョンのCPUを題材に、以下の様なことをお話します。
このトークを聞いた方が「CPUを作るというのはどういうことか」をちょっぴり理解し、CPUやハードウェア自作が好きになることを願っています。そしてあわよくば一緒に自作CPUを楽しみましょう!
ここ数年、Raspberry PiでCPUを作っています。
これは、CPUをコンピュータから取り外して代わりに自作CPUを取り付けて動かすというもので、オリジナルのCPUの名前のZ80にちなんでPiZ80と呼んでいます。
PiZ80はZ80採用のパソコン・MSXをあわよくば高速に動かすことを目標にしています。
現在のPiZ80はMSXと同じZ80採用のシングルボードコンピュータ・SBCZ80でZ80よりも高速に動作する様になっていますが、ここに至るまでにはさまざまな改善がありました。
このトークではCPUを作るというのはどういうことか、CPUを作る時にどこに速度的な課題があるのか、そしてMSXでPiZ80を動かすまでの道のりをお話します。
このトークを聞いた方がCPUやハードウェア自作が好きになり、そしてあわよくばPiZ80のソフトウェアをいっしょに改善していけることを願っています!
近年、PHP系カンファレンスが大流行していて、今後もその流れは続きそうです。
このトークでは過去に16回のカンファレンス主催をしてきた私が、これからカンファレンス主催したい方の最初の一歩に役立つであろう内容をお話します。
カンファレンス主催したい方だけでなく、スタッフとしてカンファレンスを作ってみたい方、カンファレンスがどうやって作られているかが気になる方にもお楽しみ頂けると思います。
このトークがカンファレンス主催したい方の助けになり、良いカンファレンスが開催されることを願っています。
CPUやプログラムの実行といったコンピュータの"低レイヤ"を知るためにCコンパイラを作成するのはとても良いアイデアです。
Rui Ueyamaさんの「低レイヤを知りたい人のためのCコンパイラ作成入門」はまさにそんな目的で書かれていて、手順どおりに進めていくだけで演算、変数、関数やポインタなど十分にそれっぽいCコンパイラを作れます。
ですが、このドキュメント、C(言語)でCコンパイラを作っていて、それ自体はごく普通のことですがPHPerにとっては若干ハードルが高いんですよね…。
OK。それならPHPでやってみましょう。
このトークではRui Ueyamaさんのドキュメントに従いながらPHPでCコンパイラを作る方法を解説します。
このトークを聞いた方がご自身でもPHPでCコンパイラを作成し、コンピュータの低レイヤを楽しめる様になることを願っています。
2024年1月、「なぜキャッシュメモリは速いのか」が話題になりました。
この質問に答えるのはなかなか難しいのですが近年のコンピュータの高速化はすべてキャッシュによるものと言っても過言ではないぐらいキャッシュは重要な技術です。
このトークでは「なぜキャッシュメモリは速いのか」の説明から、なぜキャッシュが必須の存在なのか、そしてキャッシュが引き起こすCPUの脆弱性について初心者の方にもわかりやすくご説明します。
コンピュータアーキテクチャの勉強、というよりはキャッシュを取り巻くハートウォーミングストーリーを聴きに来るつもりでいらしてください。きっと「CPU脆弱性って言っても思ったより難しくないな」「おもしろいな」と思って頂けると思います。
2024年1月、「なぜキャッシュメモリは速いのか」が話題になりました。
この質問に答えるのはなかなか難しく、X(Twitter)ではいろいろな回答がされていました。この回答はさまざまな立場・理解からされていて、Xのタイムラインをご覧になっていた方はいまいちしっくりこなかったのではないでしょうか。
このトークでは「なぜキャッシュメモリは速いのか」に答えるのに必要な知識を、初心者の方にもわかりやすくご説明します。
キャッシュの使いこなしは現代コンピュータにおいて避けることはできず、キャッシュを制するもののみがコンピュータを高速に動作させられると言っても過言ではない状態です。キャッシュを理解し、キャッシュを楽しみましょう!
みなさん、PHPのテストを書くときに「他のクラスや依存関係のせいでテストが難しいな…」と思ったことはありませんか?
そんなときに役立つのが、PHPのモックフレームワーク Mockery です!
Mockeryを使えば、依存するクラスやインターフェースの動作をモックして、テストをもっとシンプルに、効率的に進められます。このトークでは、Mockeryの基本的な使い方から実際の業務で役立つテストケースまで、具体例を交えて解説します。
取り上げる予定の内容はこちら!
モックを使ったメソッド呼び出しの検証方法
高度な引数の比較を使った柔軟なテスト
実務でのテストケースの実例紹介
Mockeryを使えば、テストのストレスが軽減され、もっとスマートにテストが書けるようになります!ぜひ参加して、PHPのテストを楽にする方法を学んでください!
システムの成長とともにデータモデルが複雑になり管理が難しくなることはありませんか?
「モデリングの仕方が人によって違う」「モデリングがうまくいかず、システムの複雑性が増してしまう」
こんな悩みを持つエンジニアは多いはずです。
イミュータブルデータモデルはUPDATEがシステムの複雑性を増大させることに注目し、誰が行っても一定のルールに基づいたモデリングを可能にします。
イミュータブルデータモデルは特別な前提知識がなくても理解しやすい強力な手法です。
DBの基本を理解していれば設計のヒントを得ることができると思います。
「過剰なUPDATEをやめると、設計はシンプルになる」そう感じてもらえるトークをお届けします!
コロナ禍をきっかけにフルリモートワークとなり、3年前に東京から新潟へ移住しました。
3年間でさまざまな人と出会い、子供も生まれ、「新潟」を知っていきました。
本LTでは、新潟でのエンジニアライフを情熱的かつスタイリッシュにプレゼンします。
「こんな新潟、知らなかった!」 そう思った瞬間、あなたの移住フラグが立つかもしれません。
新潟の風を感じる5分間。ご期待ください。