レギュラートーク(20分)
カンファレンス初登壇

鳴り止まないアラート対応の中で学んだ監視改善の進め方

konchanSS konchanSS

新卒から6年間所属した部署から大異動で全く別のチームに配属された先には鳴り響くアラートの日々が待っていました。
アラートについて見ていくと異動先のチームには、以下のような問題を抱えていました。

  • アラートの詳細を詳しく見なければ問題がないことを判断できない
  • アラートの判断は属人化している
  • ほとんどのケースにおいて問題ないアラートが飛び続けている
  • 最初に監視を設定した人はすでに社内におらず、意図がわからない
  • メンバー間のアラートに対する認識齟齬

これらに対して、一つ一つ向き合って出してきた答えについてお話します。
聞いて欲しい方

  • 新たに配属されたが、アラート対応ができなくて悔しいと思ってる人
  • アラート対応に課題感を持っている人
  • 一緒に見直していく仲間を増やしていきたい人
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レギュラートーク(20分)

コードに語らせよう――自己ドキュメント化が内包する楽しさについて

nrslib nrs

本トークでは自己ドキュメント化をテーマに、それが内包する楽しさについて紐解いていきます。

自己ドキュメント化は開発者の知的好奇心を満たすプロセスであり、コードを通じて思考を整理し、意図を明確に表現する行為そのものが、新たな発見や学びをもたらします。それは単なる効率化の手段にとどまらず、創造性や知的満足感を生むプロセスであることに疑いはありません。

本トークでは自己ドキュメント化の具体例をPHPコードを用いて示し、その具体的な手法について解説いたします。さらに、自己ドキュメント化に楽しさを感じにくくなる場面にも注目し、その要因を分析します。そして、それを克服し、継続的な好奇心と満足感を支えるための環境づくりについても考察します。

この取り組みを通じて自己ドキュメント化に潜む楽しさをより深く理解し、開発が個人やチームにとって豊かで意義のある活動へと昇華することを目指します。

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レギュラートーク(20分)

変化に強いテーブル設計の勘所

soudai1025 曽根 壮大

データベースの寿命はアプリケーションより長い。
では、どのようにデータベースの寿命を伸ばしていけばよいのでしょうか?
そのコツは 変化に強い データベース設計にすることです。

そこで10年以上のサービスの寿命に耐えられるようなテーブル設計の勘所をご紹介します

お話すること

  • RDBMSを利用して正規化をするときに大切なこと
  • デプロイでデータベースを壊さないコツ
  • 変更に強い設計

話さないこと

  • 正規化の具体的な方法
  • 既存テーブルのリファクタリングのやり方
  • RDBMS以外の設計の話
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レギュラートーク(20分)
新潟枠

新卒から4年間、20年もののWebサービスと向き合って学んだソフトウェア考古学

_guri3 小栗 大輝 / ぐり

古いコードベースを読み解く作業はしばしば「ソフトウェア考古学」と呼ばれます。
ソフトウェア考古学を通してサービスの歴史から当時の設計思想や変化の過程を知ることは、良い設計を体験し、学べる貴重な機会です。

本トークでは、新卒5年目エンジニアである私が、20年以上稼働し続けるWebサービスの改善に向き合う中で試行錯誤し学んだことをお話しします。

お話すること

  • 古いコードベースを読み解き改善を行った事例とその課題
  • 複雑なコードベースを効率良く理解するための「鳥の目・虫の目」の考え方・具体的な進め方
  • ソフトウェア考古学の経験から学んだ理解しやすいコードを書くコツ・あると嬉しいドキュメントとは?

聴いてほしい人

  • コードベースが古い環境で悩んでいる人
  • 歴史のあるコードを改善したい人
  • 複雑なコードベースを効率的に理解する方法を知りたい人
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レギュラートーク(20分)

try-catchを使わないエラーハンドリング!? PHPでResult型の考え方を取り入れてみよう

kajitack 梶川 琢馬

PHPではtry-catchを使った例外処理が一般的ですが、「この例外はどのレイヤーで処理すればいいのか?」や「どの場面で例外を使うべきなのかが曖昧だ…」と感じたことはありませんか?
例外の種類や扱い方が曖昧だと、混乱しますよね。
この課題に対するヒントとして、Rustなどの言語で採用されているResult型の考え方があります。

Result型は、失敗が起こり得るということを型として扱い、例外に頼らずエラーを管理する手法です。
これにより、エラーの種類や処理責任が明確になります。
このセッションでは、Result型をPHPに応用する方法を実装例を交えて解説します。

取り上げる内容:

  • エラーの種類の整理方法
  • Result型の基本的な考え方とPHPでの実装方法
  • try-catch採用プロジェクトでも活かせる学び

エラー処理を改善するヒントをお持ち帰りください!

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レギュラートーク(20分)

「うわっ…うちのテスト、遅すぎ…?」 PHPUnit高速化テクニック

pinkumohikan pinkumohikan

「テストがないコードはレガシーコードだ!」
Webアプリケーション開発においてテストコードが書かれることは一般的になってきました。

ですが、テストにかかる時間は適切でしょうか? テストにかかる時間は開発スピードに大きな影響を及ぼします。
本トークでは自動テストを高速化するための考え方やテクニックについてお話します。

想定観客

  • テストにかかる時間を短縮したい方

お話しすること

  • Google提唱の「Test Sizes」を取り入れて、テスト対象をCIとローカルで変えるテスト戦略
  • テスト実行の並列化 (Makefile, xargs, paratest)
  • CIをジョブ分割して体感速度を上げる
  • テスト時も割と効くXDebug無効化 & OPcache有効化
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LT(5分)
カンファレンス初登壇

PHP歴半年の初心者がPHPコミュニティの熱狂へ飛び込んで

000sak000 おさない

「カンファレンスは初心者にとってハードルが高い」「カンファレンスぼっち参加は心細い」
そんな風に感じたことはありませんか。

2024年、私は各地のPHPカンファレンスへ継続的に参加しました。
PHP歴半年、1人での遠征。最初は私も上記のような不安でいっぱいでした。

このトークでは、下記2つについて話します。
・私が不安を乗り越えてカンファレンスに参加するために持っていたマインド
・私がPHPコミュニティの熱狂へ飛び込んで得たもの

このトークを通して、勇気を持ってPHPカンファレンス新潟に参加した方が、またカンファレンスへ足を運んくださることを目指します。

【参考】
今年参加したPHPカンファレンスを振り返る
https://speakerdeck.com/kousukeosanai/jin-nian-can-jia-sitaphpkanhuarensuwozhen-rifan-ru

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