現在、UMLなどで作図できるモデリングツールとして、さまざまな
ツールが利用されています。しかし、ツールベンダーから見ると
「モデリングツール」と、PlantUMLやVisioのような「作図するためのツール」との
区別がなく、どちらも同じような位置づけのツールと考えている人が
少なくないと感じられます。
この背景として、「モデリング」とはどのようなものか、という認識が
人によって異なることがあるように思います。
このセッションでは、「モデリング」には、大きく分けると2種類の位置づけが
あることを、まずお伝えしたいと思います。
そして、「作図ツールとモデリングツールはどのように違うのか」および
「モデリングツールにはどのような価値があるのか」について、
実際のデモを通して伝えたいです。
デモの題材として、UMLおよび、神崎善司氏によるモデルベースの
用件定義手法であるRDRA2.0を利用します。
「作図ツールとは違うのだよ、作図ツールとは!」