例えばTwitterアプリでは、ツイートに押したいいねは他のどの画面に表示される同一のツイートにも反映されています。
このような体験を実現する上で、グローバルステートとして状態を管理する手法がしばしば用いられ、iOSアプリ開発でもReduxから派生するTCAが例として挙げられます。
しかし、そもそもこのグローバルステートで管理する大抵の状態はサーバーからのレスポンスであることから、WebフロントエンドではReact QueryやSWRを筆頭にサーバーデータのキャッシュによる状態管理が流行しつつあります。
そこで本トークでは、SwiftUIを用いたiOSアプリ開発におけるサーバーデータのキャッシュによる状態管理のアーキテクチャについてお話しします。
Appleが提供している中で最もバックグラウンドタスクが重要なプラットフォーム、それがwatchOSです。
操作は両腕を上げる必要があるので短時間で済ませたいですし、ワークアウトのような長時間のタスクはそもそも待っていられません。
そんなwatchOSのバックグラウンドタスクは2016年に開発者へ解禁されて早6年、日々進歩してきました。
watchOS 9でも新しい機能が追加されるようで、更なる進化が期待できます。
本セッションでは以下のテーマについてお話しすることで、今のwatchOSアプリでどこまで出来るのかを理解する手助けになればと思います。
みなさん、AirPlay使いこなしていますか?
AirPlayはAppleのデバイスから映像や音楽をApple TVや対応スマートテレビ・スピーカーで再生できる機能です。発表当初から複雑な設定なしで直感的に使えるようにAppleらしい設計が行われ、ユーザーにその裏側で何が起きているのかを意識させることがほとんどないようにデザインされています。2018年にAirPlay 2が発表されて以降は対応デバイスも増え、またSiri連携や接続先デバイスの学習によりますます使いやすくなって来ました。
本トークではAirPlayで可能になる体験やアプリへの組み込み方法、他のキャスト技術との比較といった内容の他、その仕組みの裏でどんな通信が行われているのか?まで踏み込んでお話しできればと思います。