全社横断で業務オペレーション改善を実施し、手動操作を40%弱削減した事例をお話しします。
弊社では事業が急拡大した一方で、拡大に合わせた業務オペレーションの改善が遅れていました。
生産性低下やセキュリティリスク増加、業務負荷の増加が見られました。
これらの課題に対して、全社的に改善を進めています。
全社を巻き込み、オペレーション改善を行うには下記ステップが必要でした。
①各メンバーからオペレーションの課題を情シスに相談する流れを作る
②自ら改善に取り組むメンバーを増やす
③各部署の主導で改善に取り組む文化を醸成する
上記の実現していくために、
・全部署の業務オペレーションのスイムレーン作成
・GAS、SQL研修の実施
・全社への改善事例報告
などの施策を実施しました。
手動操作を40%削減した施策とその結果、また事業成長にどう貢献したか(貢献できなかった部分も含め)をお伝えします。
多くのソフトウェアは、機能拡充や新しいOS、セキュリティ対応などのために新しいバージョンがリリースされています。
自動でアップデートされる機構が用意されている場合がありますが、そのような機構がない場合、新しいバージョンにアップデートする方法が求められます。
組織でデバイスを管理している場合、管理者側でデバイス上のソフトウェアも配布する場合も例外ではありません。
今回は、組織で管理しているデバイスに配布しているアプリケーションを効率的に更新する方法についてお話しします。
これまで複数の組織で自動化基盤を導入してきた経験をもとに、新たに自動化基盤を導入する上でリスクを最小化するためのルール整備や、従業員への啓蒙・教育活動、利用状況のモニタリングといった実践的な導入のステップガイドをご紹介します。
また、AIを活用することでもたらされるさまざまな効果についても、具体的なTIPSと共にご紹介します。
これから自動化を活用してDXを推進しようとしている方や、普及・啓蒙などで課題を感じている方の課題解決のヒントになれば幸いです。
本発表では、新入社員オンボーディングプロセスの全社的改革事例を紹介します。部門間の連携不足や情報分散による非効率性に対し、既存ツールを活用した統合オンボーディングシートを構築。高度なテクノロジーではなく、シンプルで柔軟な仕組みにより、非IT部門でも容易に運用・カスタマイズ可能なシステムを実現しました。
結果として、オンボーディング時間の削減(30分-1時間/人)、基本的問い合わせの減少、部門間協力の強化を達成。ITスキルを組織的に活用し、全社的課題解決に貢献した事例です。
本取り組みは、IT部門が単なる技術提供者ではなく、組織全体の効率化と成長に貢献したことを示しています
シンプルな仕組みと効果的な組織間連携が、いかに大きな変革をもたらすかをお伝えします。
脅威モデリングの活用例として2つ
1つめは文化醸成や関係構築を主目的として、脅威モデリングをコミュニケーションツールとして活用する方法
2つめはリスク可視化に主眼を置きつつ、精度向上のために生成AIと脅威モデリングを同時並行で活用する方法
想定ターゲットは事業会社でセキュリティを担当している人。
そして、そんな中で下記の課題を感じている人向け
利便性とセキュリティを強化するために、ゼロトラスト推進をしてきた結果、アカウントや端末のデータが蓄積されてきました。
どこからでも仕事ができ、かつセキュリティを確保した環境を提供するために、データをもとに適切な制御を適宜実施していきますが、利用者には制御の詳細は見えにくいです。しかし、セキュリティ施策を形骸化しないようにするためには、社員にも協力してもらいやすい工夫があるとよいです。
そこで、蓄積されたデータのうちいくつかは、社員にも見えるようにPower BIを使ってレポートを公開する取り組みを始めました。
自身に関する下記のレポートを参照することで、当事者意識を高めてもらうことを期待しています。今回は、試行錯誤しながら進めている取り組み状況を共有します。
・端末のソフトウェアのインストール状況
・EDR+MDMで実施している制御の一時解除申請状況
Microsoft 365 E5を利用した認証基盤の統合、セキュリティ製品の統合、ログの監視、Copilot for Securityの活用まで。