アプリケーションを提供する事業会社において、セキュリティ面で考慮しなければいけないことは多岐に渡ります。
一方でデリバリーのスピードや予算、リソース面とセキュリティのバランスを取ることは非常に困難な意思決定の連続であり、特に品質やセキュリティ、アクセシビリティなどは非機能要件として軽視されることもあります。
こうした課題への打開策として昨今では「文化の醸成」といった言葉がよく語られますが、それはどのようにして実現できるのでしょうか。
本トークでは、以前に『Software Design』(技術評論社)に寄稿したシフトレフトの体験談をベースに、セキュリティと組織文化についてお話しします。
なお、タイトルは品質文化について記された名著『LEADING QUALITY』( Ronald Cummings-John, Owais Peer, 2023)へのオマージュです。