濱崎竜太
avosalmon
Laravel Nightwatchは、Laravelアプリケーションに特化した公式のObservabilityツールです。
https://nightwatch.laravel.com
このセッションでは、その「裏側」で実際に動いている仕組みを、アーキテクチャからコードレベルまで紹介します。
Nightwatchは、ユーザーのLaravelアプリケーションにインストールするパッケージ、ローカルエージェント、クラウド上のデータパイプラインといった複数のコンポーネントの連携によって成り立っています。
OSSの laravel/nightwatch パッケージが各種イベントをフックしてメトリクスを収集し、レスポンス後にローカルエージェントへTCPで送信、エージェントから Ingest API → Kafka → ClickHouse とデータが流れ、最終的にダッシュボードで可視化されます。
リリース初日から世界中から大量のアプリケーションがメトリクスを送り続ける前提で、数十億レコード規模のデータを、マルチリージョン構成で、かつPHP中心のスタックで処理し続ける必要がありました。
このセッションでは、
といったトピックを、実際のOSSコードやアーキテクチャ図とともにお話しします。