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オンプレミスの本番環境の構築を行う際にも、やはり開発/テスト環境が欲しくなります。
Dockerを日常的に使用するエンジニアが多いですが、Hyper-Vを利用すると実機の環境をより正確に再現できます。
特にHyper-VはWindows Pro / Enterpriseの環境であれば、機能を有効化することで簡単に導入できるのでとても便利です。
Hyper-Vの機能を有効化すると「Hyper-Vマネージャー」というGUIツールで管理できるようになりますが、設定項目が多いのでチームで共有するためにPowerShellスクリプト(ps1ファイル)で記述してコードで管理できるのが望ましいです。
本LTでは、Hyper-Vの各コマンドを詳しく説明するのではなく、実際にps1ファイルで環境構築を自動化しようとしたときにハマったポイントと回避策を紹介します。
今回はこの2点に絞って話します。
・ps1ファイルをそのまま実行できない環境で、WSL2からPowerShellを呼び出してHyper-Vを操作した方法
・仮想スイッチ作成やVM作成など、管理者権限が必要な作業をPowerShellで記述するための工夫
これからHyper-V環境をコードで管理したい方が、同じ落とし穴にはまらないための知見を共有できればと思います。