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原著副題:Exposing Fraud, Bias, Negligence and Hype in Science
(科学における詐欺、バイアス、過失、誇張を暴く)
"科学は間違いなく人間の活動であり、従って人間の欠点が刻み込まれている。"
本書 エピローグより
ポイント1
熱狂的な脚光を浴びた定説は、後世のより公平で正確な実態調査によって覆されることがあります。
「パワーポーズ」2012年にTEDトークで提唱され、史上2番目に多い視聴回数を記録しました。オンラインで目にした方も多いのではないでしょうか。
さらに「スタンフォード監獄実験」「成長マインドセット」など、これらの有名な実験結果について、のちの検証で再現性が見られなかった例が記されています。
ポイント2
この本は様々な理由により世に出た偽りの科学を暴くだけではなく、なぜそのような事が起こったのか、誤りを産む環境、そしてそれらを是正する取り組みに関して踏み込んでいます。
カリフォルニア州史上最大規模の災害復旧作業で発生した「逆インセンティブ」では何が起こったのでしょうか。
ポイント3
本書からソフトウェア開発者として省みる点はなにか。
論文発表システムという視点から科学の直面する課題を知ることで、ダイナミックに移り変わるソフトウェア開発の未来に備えることができるかもしれません。
"科学的知見に直面したとき、あなたには選択肢がある"
本書付録 科学論文の読み方より
ネット・ゲーム依存症対策条例が施行された市民として本書を広く社会に推薦します。
ダイヤモンド社刊 翻訳:矢羽野 薫、著者は元King's College Londonの研究者で、現AnthropicのResearch Comms lead を務める Stuart Ritchie