テレメトリーシグナルが導くパフォーマンス最適化 by 清家史郎

PHPerKaigi 2026
レギュラートーク(20分)

テレメトリーシグナルが導くパフォーマンス最適化

seike460 清家史郎 seike460
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「このエンドポイント、なんか遅いんだよね」

勘と経験でコードを眺め、怪しそうな箇所を修正する
本番にデプロイして「速くなった気がする」で終わる
あの言葉がよぎります。「推測するな、計測せよ」

Traces・Metrics・Logsの3つのシグナルを収集することで、パフォーマンス改善の景色が一変しました
Tracesでリクエストの流れを可視化し、どのスパンで時間がかかっているか特定する
Metricsでp95/p99レイテンシ、スループット、エラーレートを継続的に監視する
Logsでトレースと紐づけた詳細なコンテキストを取得する
3つのシグナルを相関させることで、ボトルネックの特定から改善効果の検証まで、データに基づいた意思決定ができるようになりました

本セッションでは、PHPアプリケーションに対してテレメトリーシグナルを活用したパフォーマンス改善の具体的な手法をお伝えします
サンプリング戦略、属性設計、Collector構成など、本番運用で直面する課題と解決策も紹介します

勘と経験に頼らず、シグナルが導く改善を始めましょう

  • 想定する聴講者
    • パフォーマンス改善を勘と経験で行っている方
    • Observabilityに興味があるがどこから始めればいいかわからない方