20年以上続く PHP 大規模プロダクトを Kubernetes へ ── クラウド基盤刷新プロジェクトの4年間 by すぎやま@MASH弦楽団

PHPerKaigi 2026
採択
2026/03/21 10:40〜
Track C
レギュラートーク(40分)

20年以上続く PHP 大規模プロダクトを Kubernetes へ ── クラウド基盤刷新プロジェクトの4年間

oogFranz すぎやま@MASH弦楽団 oogFranz
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サイボウズの Garoon は PHP と MySQL を利用した大規模グループウェアです。
2002 年にパッケージ版の提供を開始し、2011 年からはクラウド版もリリース。
今ではパッケージ版とクラウド版を合わせて 300 万以上のユーザーが利用しています。
しかし、長年支えてきたクラウドの VM ベースの基盤は、運用やスケールの面で限界が見え始めていました。

Garoon チームは、2022 年に Kubernetes(k8s)を軸とした新しいクラウド基盤への移行プロジェクトをスタート。
足掛け4年、2025 年についに全面移行を実現しました。
本セッションでは、Garoon という“巨大に動き続けるレガシー”を、どうやってコンテナ基盤へ移行したのかをドキュメンタリー形式でお話しします。

  • なぜ k8s への移行が必要だったのか(VM 運用の限界)
  • PHP + Nginx アプリをコンテナ化するための設計判断
  • 非同期ジョブシステムを安全に k8s へ移行するための工夫
  • “基本は止まらない k8s” で、あえて停止メンテナンスを可能にした技術的アプローチ
  • カナリアリリースによる安全でユーザーに気付かれない移行戦略
  • 4 年にわたる長期プロジェクトを率いるためのマネジメントとチームづくり
  • 移行直前の育休と、チームメンバーに支えられたプロジェクト運営

技術的にも、プロジェクト運営的にも、みなさまに少しでも参考になればと思います。