プータロー、フリーソフトの責任者になる であります by 妹尾賢

PHPerKaigi 2026
レギュラートーク(40分)

プータロー、フリーソフトの責任者になる であります

senooken 妹尾賢 senooken

GNU socialという2008年に生まれたPHP製のX/Twitter系のマイクロブログ型の分散SNSのフリーソフトがある。いろんな歴史的経緯があって、元の著者の手を離れ、複数のメンテナーを転々として、最終的に見捨てられたプロジェクト。
誰にも相手にされず、PHP経験ゼロ、Webアプリ開発経験ゼロ、人なし、金なし、コネなし、スキルなし。ないないづくしで、あるのはハンデだけの絶望的状態。ただの1ユーザーだった私が、この状態から、ここ何年かかけて、最終的にプータロー (無職) になって、この子の自称責任者になった。
ここまでのGNU socialで世界を変える物語の一番重要な始まりの序章を話す。

テクニカルな話は一切ない。あるのは泥臭い話だけ。というか、小手先の技術はネットや対話AIにきいたほうが人より詳しくて正確なことが大半。そんなことよりもっとクリティカルで重要なことがある。何をするか?方向と戦略が全て。

掃いて捨てるほどいるPHP技術者、IT技術者、人間の一人として、自分が世界でやりたいこと、すべきことって何?世界で自分しか理解できていない状態で、サラリーマンとして、組織に所属していて、しがらみ、忖度、組織の論理にまみれた中で、責任取れない立場で、組織のいいなり状態で、本当にやりたいこと・すべきことを邪魔されずにできるのか?
華やかな世界、規範、キャリア、組織・業界・コミュニティー・仲間からの評価・共感。所詮他人が勝手に作った基準。寄付、スポンサー、支援。基準や周囲の共感、理解、土台前提。恵まれた「普通」だからできる。他人・環境依存で弱すぎる。自分しか理解できないのだからどうでもいい話。

誰の力も借りず一人で自立。何のしがらみもなく、誰にも邪魔・指図を受けない「無敵の人」。それがプータロー。
言うのは簡単だがはたしてどうやる?気になったあなたを会場で待ってる。