保守開発メインでやってきたエンジニアが『リーダブルコード』を機能削除の観点から語る by ririhoshi

PHPerKaigi 2024
採択
2024/03/09 13:30〜
Track B
レギュラートーク(20分)

保守開発メインでやってきたエンジニアが『リーダブルコード』を機能削除の観点から語る

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『リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック』(Boswell & Foucher)
エンジニアのみなさんなら、一度は読んだことがあるのではないでしょうか。

私はブライダル専門メディアを自社開発・運営している会社で保守開発を担当しており、
現在はサイトの一部機能を削除する案件にジョインし、開発を行っています。

Laravelで構築された弊社のサービスは、約20年続く結婚式場のクチコミサイトです。
改修に改修を重ね長年運用されてきたサイトの機能を削除することは、簡単ではありません。
例えば、以下のような問題に苦戦しました。

・表記揺れをしている、または意味を汲み取れない関数名・変数名である
・あちこちでクラスが継承され、メソッドやViewファイルの依存関係が複雑である
・おそらくもう二度と使われないプログラムをきれいさっぱり削除できているか、不安になる

この経験から、普段からシンプルで美しいコードで運用・保守していくことの大切さを痛感しました。

本トークでは、歴史ある大規模サービスの機能を削除する上で直面した問題と、そこから得た学びを共有します。
“機能削除”という観点から、『リーダブルコード』をどのように意識して実践していくべきか、一緒に考えませんか?