リファクタリングをどこからやるか、データを使って考える by きんじょうひでき

PHPerKaigi 2024
レギュラートーク(20分)

リファクタリングをどこからやるか、データを使って考える

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いつも目の前のコードとにらめっこしている皆さん!
「このコードには問題がある(気がする)、どうにかしたい」
・・・そんな風に感じつつも、「効率的にリファクタを実施していくぞ!!」と踏ん切りがついていない、なんて事はありませんか?

そうなるのは、コード自体や環境まで含めて、多種多様な要因があるでしょう。しかも、複合的に絡み合っています。
大きく複雑な問題だからこそ、「解き明かすための最初の一歩」を踏み出す勢いが欠かせません。
定量的なデータによって「ここから手を入れるべきだ」を語れたら、勇気を育めるのではないでしょうか。

このトークでは、ソフトウェア開発を「活動」「成果物」の両面から捉えて、現状を数値で表す指標ってどんなものがあるのかな?を示していきます。

ターゲット

  • 「メトリクスベースで、リファクタや品質管理を考えたことがないな」という人
    • 既に実践している人や経験者は対象外
  • 「リファクタが必要そうとは感じるが、どこから始めるか判断しあぐねている」人、計画を立てたい人

話すこと

  • どのようにリファクタリング戦略を立てるか?
  • 眠っている問題の大きさを示す、コード品質に関する指標
  • 改善時の効果の大きさを示す、活動量や利用量に関する指標

話さないこと

  • 「メンテナビリティやリファクタの価値、どう金額に置き換えるか?」の踏み込んだ話