Webアプリケーションには多くの「良い」とされるデザインが存在します。
例えば、インターフェースである画面やAPI、その実装であるアーキテクチャのデザインなど。
そして、持つ機能が発展していくにつれて適切なデザインも変わります。
では、CLIツールはどうでしょうか?
手元での実行が主だったり、Webアプリケーションと比べて複雑なビジネスロジックを持つことも少ないです。主なターゲットは開発者です。
だからと言ってデザインを疎かにして良いわけではありません。
発表者は多くのCLIツールを開発、メンテナンスをしています( https://github.com/k1LoW )。
機能も想定実行ケースも様々です。また、Webアプリケーションほどではありませんが、5年を超える開発をしているものもあります。
本発表ではその経験を元に、CLIツールの開発をする上で考える様々なデザインを紹介します。