私達は昨年から、10数年続いたサービスの配信基盤とAPIをリプレイスしています。
現在Adobe Media ServerとFlashで構築しているシステムを、WebRTCで再構築しています。
APIはフレームワークを使わず実装されていましたが、PHP7とLaravelの構成に作り直しています。
このセッションでは、自分たちの昨年からの歩みとして、現在のアーキテクチャになった経緯と苦労を話して行きたいと思います。
今後リプレイスする方の参考になれば幸いです。
話そうと思う技術
・WebRTC
・Laravel
・AWS
MySQLのロックはお好きですか?
行ロックギャップロックにテーブルロック、メタデータロックauto_incrementロックetcetcetc..
目XPLAINで戦うには多彩すぎる種類のロックがあります。
これを可視化できる performance_schema.data_locks (MySQL 8.0で導入された) のすばらしさ、5.7とそれ以前との違いを説明します。
https://dev.mysql.com/doc/mysql-perfschema-excerpt/8.0/en/data-locks-table.html
勉強会やカンファレンスに参加するとムクムクと湧いてくるカイゼン意欲。
「よっしゃ明日からやってやるぞー!!」と思って気持ちよく寝ても、
いざ翌日出社すると「あれ・・・どこから手をつけたらいいか分からない・・・」となったりしていませんか?
わたしはそうでした。(いまでもそんな時はあります)
会社の制度やチームの文化を変えるための「銀の弾丸」はないと思っています。
わたしの会社やチームもまだまだカイゼンの余地がありますが、
様々なアプローチを試行錯誤し、少しずつ少しずつカイゼンが進んでいっているなという実感を持っています。
今回のセッションでは特に「カイゼンをまず1人ではじめよう!」と思った時に、わたしが実際に行なったアプローチを時間の許す限り紹介したいと思います。
聞いてくださったみなさんが、明日(明後日?)に出社して、もっと気軽にカイゼンをはじめるためのヒントとなれば幸いです。
PHPは多くのテキストエディタでサポートされている言語ですが、どこまでPHPに特化して編集をサポートしているかはエディタによってさまざまです。
PHP ModeはEmacs上に構築されたPHPの開発環境であり、私はPHP Modeの現行メンテナを務めています。
本トークではテキストエディタやPhpStormを含めたIDE(統合開発環境)によるPHPサポートの現状と、エディタによる開発支援機能の理想について、PhpStormやEmacs PHP Modeの実例を挙げて紹介します。
Emacsの言語編集モード(メジャーモード)は伝統的に構文要素を色付けするだけでなく、自動インデントなど比較的高度な機能が要求されます。
技術的なおもしろさとして、テキストエディタは完成されたプログラムではなく、人間がキーボードで入力する途中の不完全な状態のソースコードを対象とする必要があり、通常の言語処理系とは多少違った独特の考慮事項についても紹介します。
コンテナコンテナしている時代ですが、それでもDockerやk8sなどを使わないサーバー構成はなくなることはないでしょう。
このトークでは、AnsibleでPHP環境を構築するユースケースを紹介します。
Pythonなんて必要ないので、是非気軽に構成管理を持ち帰ってください。
PHPスクリプトの実行時には「コンパイル」と呼ばれる処理が行われ、スクリプトはZend VM(PHPの仮想的なCPU)の命令列に変換されてから実行されます。このZend VMは本物のCPUと似た命令も持っていますが、本物のCPUではあり得ない命令も持っています。その一つが例外処理に関わるものでしょう。
本講演では、例外処理をZend VMはどのように実現しているのか、Zend VMと本物のCPUとの違いは何か、といった実装の詳細をPHPのCソースコードを交えて紹介します。
「PHPでforeachで反復できるものは何でしょう?」配列、オブジェクト、Iterator、そして“ジェネレータ”です。
ジェネレータは言語によってコルーチン、semicoroutineやFiberとも呼ばれるものと同等の言語機能であり、SICPのような計算機科学の教科書で説明されるストリーム・無限リストを簡潔に実現できます。
foreachループで配列を反復するのは既に作成済みのデータを頭から辿っていくだけのものであるのに対して、ジェネレータは配列のキーや要素に相当するものを計算によって生み出すことができるため、省メモリで効率のよい計算が可能です。
このトークではジェネレータの基礎概念と、実際に応用できるパターンについて紹介していきます。
私は、何件かPHP5からPHP7移行をしてきました。
実はPHP7に移行して動かなくなるのは、実は稀なケースであり、すんなりと動きます。
PHP7は怖くないです、移行する価値は絶対にある、そんな話をしても、移行していない人は乗り気じゃない。
移行しない理由にメリットの少なさというか、早さ以外のメリットが出てこないのです!
「PHP7早くなったんでしょ?うちでは動作スピードを求められてないからねー」
「PHP7は早くなったけど、色々と無くなった(関数)んでしょ?」
「PHP7の早さだけで移行予算は組めないんだよね」
そこで早さ以外のメリットを語ってみたいと思います。
だいぶ流行になってきているGraphQL、これをフロントエンドとのインターフェースに利用した、
バックエンドGraphQLサーバーの構築を機会あって経験しました。
以下のような事項に関して、この経験で得た教訓をご紹介できればと思います。
可能な限り、バックエンド開発者としての自分のみではなく、フロントエンド開発者・インフラ運用者、等の
複数の立場からの見解を盛り込めればと思っています。
東京都にある「葛󠄁飾区」と奈良県にある「葛󠄀城市」はどちらも同じ「葛(カツ)」という字が使われていますが、よく見ると文字の形が違っています。
これらの意味としては同じだけど、字形が異なる文字は異体字と呼ばれており、「沢」と「澤」のような分かりやすいものから、「はしご高(髙)」や「立つ崎(﨑)」などの細かい字形が違うものなど様々なものがあります。
日本人には切っても切り離せないこの異体字、Webで扱おうとするとなかなかハードルが高いです。
しかし、実はこの異体字を扱う仕組みは世界中で使われるようになってきており、今ではいくらか制限はありますが、Webでもこれらの漢字が扱えるようになり始めています。
このセッションでは、異体字とはなんなのか、PHPで異体字を扱うためにどんな苦労をした(している)のかを話したいと思います。
話す事
・異体字とは
・異体字がパソコン上でどう扱われているのか
・異体字と外字について
・異体字を読み書きする為の方法
・異体字をPHPで扱う時に困ったこととか
Web業界に転職して約3年が経ち、任されたのは社内4サービス(そのうちの1つは某ハンドメイドサービス)で利用されるクレカ決済システムの移行プロジェクト。
それは2019年4月末頃に移行本番当日を迎えた、約4ヶ月間にも及ぶ決済システム移行プロジェクトのお話。
発表者は前職で火力発電所の監視システム開発を5年半担当し、そこでは何度も失敗できない現場での業務を経験してきました。
そうした経験を持つ自身が今回の移行成功率を高めるために心がけていたことや実際に実施したこと、またそれでも失敗してしまったことなど、そこで得られた知見を全て皆さんにお話ししたいと思っています。
移行本番の日、果たしてシステム移行は成功したのか・・・?
乞うご期待ください!
GitHub 上で PHP の関数やクラスにマウスをあてるとポップアップが表示され、該当の引数の数や、サマリを表示したりマニュアルに飛べたりする Chrome 拡張機能の GitHub PHP Function Jumper の開発の苦労話からどのように作ったのか、 Chrome Web Store への公開、そして今後の展望をノンストップでお届けします。
https://chrome.google.com/webstore/detail/github-php-function-jumpe/pmgmgaejgbjiooiklinoelilmnldlhcf
「意味を読み取りやすいコード」や「同じ事を同じ書き方で表現させる」のは、チームでの品質保持や生産性につながります。
それらの課題は、ある程度まで仕組みで解決することが可能です。
// users.statusが3だったら仮登録状態
if ($user->status === 3) {
こんな光景を、見た事がありますか。
PHPにはEnum型はありませんがEnumを模した実装は多くあります。
Hirakuさんの記事は読んだことのある方も多いと思いますし (https://qiita.com/Hiraku/items/71e385b56dcaa37629fe) 、myclabs/php-enumは多くのパッケージで利用されています 。
過去に私も自作しました(https://speakerdeck.com/o0h/bye-bye-magic-number)。これはCakePHP3での事例ですが、作成・導入をした結果とした感想は「メチャクチャDXが上がる」です。どこであろうと似たような表現を同じインターフェイスで扱うことで、メンバー間の書かれるコードの均質性が上がりました。
また、EnumをDTOオブジェクトと繋ぎこむとその効果は更に拡大します。
例えば「DBから取ってきた値」「ユーザーリクエストで飛んできたjsonデータ」を自然に扱えるようになります。
dereuromark/cakephp-dto dereuromark/cakephp-dtoを利用しながら「どういう開発体験がもたらされるか」について考察します
平和な日々を送っていた企業に突然隕石が降ってきたら?
鶴の一声、メテオフォール型で始まったプロジェクト。
アジャイル、クリーンアーキテクチャ、DDD、マイクロサービス・・・
守られないスケジュール、失敗の数々。
モダン技術を取り入れたプロジェクトの行く末は?
それを乗り越えて生まれ変わっていく組織の姿をお伝えいたします。
PHPでAPIサーバーを作っていますか?
APIの仕様書は書いていますか?何を書いていますか?
たとえばJSONデータをPOSTするときに、JSONデータの仕様書も書いていますか?
APIサーバーをPHPで作り、フロントエンドをTypeScriptで作っていれば型を導入できますが、APIで送受信するJSONデータについて共通した型定義は導入できません(JSONスキーマを使っていれば別ですが)。
Protocol Buffersを使うことで、APIで送受信するデータに型を導入できるようになります。
このセッションでは、Protocol Buffersの紹介から、実際にPHPやTypeScriptでどのように使うのか、解説します。
※こちらはサンプルコード解説なしの短縮版となります
PHPのフレームワーク(LaravelやSymfonyなど)やテストスイート(PHPUnitなど)で利用できるアノテーション。とても便利な書き方ですが、実際どのように処理され、動いているのかあらためてご紹介します。さらに使いどころ、メリット・デメリットについても触れていきます。
現職にて、PHP アプリケーションを Go のアプリケーションに移行するタスクがふってきました。
現在のクライアントとのインターフェースを守りつつ、アーキテクチャなどを検討しました。
本セッションでは、そのときの検討過程や、実践した内容を共有したいと思います。
また、大部分は言語関係ない話になりますが、 PHP での実装と Go での実装に差が出たところにも触れたいと思います。
弊社のあるチームでは、CI で実行される PHPUnit のカバレッジ取得が 6 時間もかかっていました。
試行錯誤の結果、これを 18 分まで高速化することができました。
PHPUnit は、カバレッジ取得を有効にすると、有効にしていないときと比較して大幅に遅くなりがちです。
遅くなる理由の一つは、xdebug によるカバレッジ情報の取得が遅いことです。
また、別の理由として、グローバルな状態に依存したコードをテストするため、
PHPUnit の process isolation オプションを有効にして毎回プロセス起動を行ってしまうことがあります。
これを解決するために、以下の改善策を行いました。
・xdebug の代わりに pcov を使用する
・並列実行する
・process isolation オプションを無効にし、backup globals や backup static attributes を有効にする
このときの調査や改善活動で得た知見についてお話いたします。
Serverless は僕達をサーバー管理から開放してくれます。
未来の投資として非常に有益だと考えているのですが、構築するには様々な知識が必要になります。
今回はMicrosoft Azureを利用した Full Serverless Applicationを開発する為のTipsをご紹介しようと思います。
このトークによりみなさんがサーバー管理から解放される一歩を踏み出せればと考えています。
■お話する内容
■お話しない内容
■関連技術
皆さんの職場では継続的なライブラリのアップデートができているでしょうか?
弊社では1年以上前からcomposer updateを自動化し、毎週PRが自動で作成される環境を作ることで、マージするだけで簡単にバージョンアップできるような仕組みを取り入れました。しかし、仕組みは作るだけで終わりではなく日々の運用や改善がないとうまく回りません。
本トークでは、毎週composer updateをする試みを実際に1年以上継続した中でうまくいったこと、逆にうまくいかなかったこと、そしてどうやって改善していったかをお話します。