うちのPHPはまだ7.1だから、その関数は使えないよ…
そんなことを言われて悲しい気持ちになったことはありませんか? PHPにもPolyfill(ポリフィル)とよばれるパッケージ群があり、バージョンの差異や環境を埋めるためのライブラリが提供されています。
今回のトークではPolyfillでできること、再現できないこと、実装方法などを簡潔に解説いたします。
あなたの使っているPHPのバージョンいくつですか?
わたしはPHP8 です。
コードを書き、動くソフトウェアを作り価値を提供することがわれわれの仕事です。
しかしコードを書くということは同時に、書いたコードのメンテナンスコストという支払い続けるという負債を負うことなります。
こういったいわゆる技術的負債は優先度すらつけられず、「一生いつかやる」という状態になり、
気づいたときには、莫大な利子を伴い返済不可な状態になってしまいます。
そんなことにならないために弊社で行っている、「技術課題リファインメント」を用いた日々のプロダクト改善活動の事例をご紹介します。
どうも!PHP 5.3 でも動くプログラムを書いている三井です。
ついに PHP 8 がリリースされ、アロー関数をはじめとして便利な機能・便利な構文も増えましたね。
...でも、そんないまどきな機能使えないんです。なぜなら PHP 5.3 でも動くプログラムを書いているから。
そんなことを言って下を向いていても仕方がない。もっと前を向いて、遥か昔に非推奨になった構文を振り返りましょう(?)
PHP 8 時代の今だからこそ味わいたい、PHP 4 の頃はこんな書き方してたよねシリーズをお送りします。
PHP 7.0以降は引数にint, stringなどの型が書けるようになるなど静的型についての機能が充実しています。
またPhpStormのようなIDEやPHPStanのような実行しなくてもコードを解析・補完入力できるツールが揃ってきています。
今回のトークでは、できる限り型についての事前知識がなくても使えるよう以下の内容について扱います。
皆さんはDIというワードを目にしたことがあるでしょうか?
https://fortee.jp/phperkaigi-2021/proposal/bfa7dda5-fa76-472f-bfbb-3e76f3434581
私は以前、PHP関連のイベントでDIについての発表をし、DIに関する内容の話をしました。
DIがデザインパターンであるという結論を語ることができたのは良かったのですが、そこで新たな疑問が湧いてきました。
「DIとは既存のデザインパターンを組み合わせたものなのか?」
「それとも、DIとGoFのデザインパターンは全く異なるものなのか?」
DIの実装パターンの話などにも触れつつ、デザインパターンの話を深堀りしていきたいと思います。
2018年に発売されて以来、多くのプログラマに愛読されている書籍『サイゼリヤのまちがいさがし』。
このトークでは『サイゼリヤのまちがいさがし』を紐解きながら、駆け出しプログラマにもぜひ押さえてほしいエンジニアリング精神について語ってみます。
2018年に書いたブログ記事『【入門】駆け出しエンジニアに薦める、最初に読むべき至高の技術書』のデジタルリマスター版みたいなトークを繰り広げる予定です。
https://tech.atsu-maru.co.jp/entry/2018/11/19/125833
プログラミングを始めた人が必ず一度は作る物といえば、そう、「独自のプログラミング言語」ですよね?
独自プログラミング言語を実装する最初の一歩は、ソースコードを構文解析して抽象構文木(AST)を得るところから始まります。今回はこの構文解析に着目して、PHP でパーサ(構文解析器)を書いてみました。
文字列処理と聞くとすぐに正規表現を書きたくなる方も多いと思いますが。正規表現とは一味違ったパーサの世界もちょっと覗いてみませんか?
初学者向けの内容になります。
[内容]
・テストコードについて
・Laravelでのテストコードの書き方
・感想
昨今のPHP界隈では、Swooleに代表される新興のHTTP・アプリケーションサーバが注目を集めるようになりました。
従来の実行方式における「1リクエストごとに状態がリセットされる」前提を覆し、大幅なパフォーマンス向上を図れると話題を呼んでいます。
RoadRunnerはそんな新興サーバの一つで、Goで書かれています。最近ではLaravel OctaneのRoadRunner対応が発表されました。今一番の注目株です。
本発表ではRoadRunnerの紹介を通して、PHPの新しい可能性を切り開くAlt PHP-FPMの世界を探訪します。
▼お話ししたいこと
・RoadRunnerの概要
・従来の実行方式や他のAlt PHP-FPMとの違い
・利用上のハマりどころ
・Spiral Framework
▼お話ししないこと
・本番事例
Web アプリケーションを作るにあたって、絶対に外せないのは「ユーザーから受け取った値をデータベースに保存する」といったものです。
特に初心者が気をつけたいのは受け取った値の取り扱いです。例えば POST のリクエストで金額を受け取る時「is_numeric 関数だけを使えばいい」と答える人もいるかもしれませんが、これは答えとしては NO です。理由は 3 つあります。「金額は原則 0 以上の自然数である」「is_numeric だと float の値も true となる」、そして「PHP_INT_MAX 円で本当に大丈夫?」です。このようにバリデーションは実は奥が深いのです。様々なケースで、どういうバリデーションを書けばいいのか?金額だけではなく、名前、電話番号、メールアドレスなど、セキュリティではなくプロダクトで必要となるバリデーションの話を広く浅く解説していければと思います。
何かと話題な Swoole ですが、特にデータベースや KVS (例えば Redis) 周りを扱うにあたって少しコツが必要です。Swoole の最大のメリットの一つとして手軽に非同期処理を導入できるという点ですが、データベースや KVS 周りはコルーチン安全ではない可能性があります。では、実際にコルーチン安全にして、既存のアプリケーションで使用するにはどうしたらいいのか、Laravel に Swoole を導入すると仮定して laravel-swoole と呼ばれるフレームワークをベースに解説します。
ふと「別の言語も学んでみたいけど、とっつき方がわからない」と思う方も多いのではないでしょうか。
特に近年よく使われる Go などを触ってみたいけど、難しそうと思いなかなか手を出しづらいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
Go をチョットワカルようになるだけでも PHP にはない新鮮さ、楽しさを感じることができます。
そこで PHPer が Go を学ぶにあたって何を気をつければいいのか、どうすれば Go をチョットワカルようになるのか解説します。
ふと「別の言語も学んでみたいけど、とっつき方がわからない」と思う方も多いのではないでしょうか。
特に近年よく使われる TypeScript などを触ってみたいけど、難しそうと思いなかなか手を出しづらいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
TypeScript をチョットワカルようになるだけでも、業務の分野が広がり、フロントエンドエンジニアの業務がどういったことをやっているのか理解しやすくなります。
そこで PHPer が TypeScript を学ぶにあたって何を気をつければいいのか、どうすれば TypeScript をチョットワカルようになるのか解説します。
プログラミング覚えたての時、電卓を作るといったことをした方や、今現在プログラミングを学習中で電卓を作っている方もいらっしゃるかと思います。
電卓を作るといえば「1+1」と入力したら単純に「2」が出力されるイメージでしょうか。作っているうちに、「あれ?「((1 + 2) × 3)-((1 + 2) × 3)」みたいな式はどうするんだ?」と疑問に思った方も少なくないと思います。そこで本トークでは3分間という短い時間で、複雑な式を計算できる、もう一段階上の電卓を作る方法についてお話します。
みなさん、非同期処理に興味はありますか?私はめちゃくちゃ興味があります。ところで私が所属しているトラーナでは Swoole をプロダクション環境で使用しているのですが、昨今 Fiber が界隈を賑わせています。そこで Fiber を実際に試してみて、かつ Swoole とどう違うのか、何がメリットなのか、何がデメリットなのか?プロダクションで使用するにはどうすればいいのかをトークさせていただければと思います。
アプリケーションは成長します。その成長を支える基盤が必要です。
今回は成長するPHPアプリケーションを支えるインフラのパターンに関して説明します。
AWSを利用した、スケーラブルなPHPを構築するための勘所を押さえ、
PHPアプリケーションを支えるインフラを築きましょう。
■想定する聴講者
■話さない事
速いは正義、アプリケーションは速くあるべきです
話者はPHPerKaigi2021にてパフォーマンスチューニングに関する登壇を行いました
https://speakerdeck.com/seike460/php-web-application-performance-tuning
時間の関係上、理論のみのお話となってしまったのですが、今回は加えて実践結果に触れていきます。
そこで説明した理論を実際に適用すると、どのようにパフォーマンスが向上していくかを
例題のPHPアプリケーションに対して計測を行い、原因を特定して、改善した実際の様子と合わせてお伝えします
■想定する聴講者
■話さない事
PHPでは、例外をthrowとtry-catch-finallyを使って処理する実装をすることが多いと思います。
対して、GoやScalaなどthrow -> try-catch-finallyでの例外ハンドリングを実装せず、多値返却やEitherなどエラーを表すデータ型を使って例外処理を行う言語も存在します。
本セッションでは、PHPでGoやScalaのようにthrowしない例外処理をどう実装していくのかと、実際に実装した結果どのようなメリット/デメリットが得られたのかをお話します。
自分は直近までFacebook PHP Business SDKとFacebook Marketing API( https://developers.facebook.com/docs/marketing-apis/ )を利用したInstagramとの外部連携機能の開発に携わってきました。
本セッションでは、その開発経験をもとに得られた「もっとこうすればよかった」の後悔や知見を、設計やテストの観点からお話します。