Gmailからメールを取り込みたいと思ったことはありますか?
GmailはPOP3/IMAP4をサポートしているのでPOP3やIMAP4を使えば良さそうですがIDやパスワードは何を使えば良いでしょうか。
実はGmailはXOAUTH2という規格に対応しており、XOAUTH2を使ってWebベースの画面遷移でパスワードを取得することができます。
このトークではGmail + XOAUTH2を想定して以下の様なトピックをお話します。
なかなか情報が少ないIMAPやGmailのXOAUTH2対応ですので、このトークが同じ課題に立ち向かうみなさんの力になることを祈っています。
みなさんはシステム障害が起きた時、どのように調査を行いますか?
根拠となるデータを元に仮説を立てて検証するというのがセオリーですが、時に必要なデータが無くて行き詰まったり、経験則や自身の勘に頼ってしまいがち、という事もあると思います。
OpenTelemetry はシステムの状態を可視化するためのデータ(テレメトリーデータ)を収集するためのツールとして登場し、オブザーバビリティを高めることがやりやすくなっています。そして、OpenTelemetry PHPが最近GAされたことでPHPアプリケーションにもこの波がやってきました。
本セッションではオブザーバビリティ入門したい方向けに、以下のことをお話しします。
みなさんEnum(列挙型)使ってますかー?
PHP8.1にてついにPHPにもEnumが導入されました。
今まで外部ライブラリに頼っていた機能が言語レベルでサポートされ、IDEもこれに対応し始めています。
本セッションでは、Enumがもたらす変更への強さと、PHP 8.0で追加されたmatch式のシナジーを、具体的なコード例を用いて解説します。switch文の一般的な落とし穴、例えばフォールスルーの誤りや条件追加の漏れなどが、これらの新機能によりどのように解決されるのかを見ていきます。
Enumとmatch式を利用して変化に強いシステムを作っていきましょう!
想定視聴者
PHP8.0にて導入されたnullsafe演算子(null安全演算子)。
メソッドチェーンしたいけどnullableだからnullチェックしないといけない、そんなときに大活躍するのがこのnullsafe演算子です。
ご存じの方も多いかも知れませんが、改めてその有用性や使い方を「今まではこう書いていた」という事例であるif文での書き方やnullObjectパターンを添えてご紹介したいと思います。
nullsafe演算子を使いこなして、より効率的なコードを書く第一歩を踏み出しましょう。
想定視聴者
macOSのGatekeeperは、悪意のあるソフトウェアのダウンロードやインストールからユーザーを守るためのセキュリティテクノロジーです。macOSで開発しているとGatekeeperを意識する機会はあるものの、実際にソフトウェアを提出して公証(ノータリゼーション)を受ける手順まで経験したことのあるPHPerは少ないのではないでしょうか。このトークでは、Gatekeeperの概要や歴史、そしてPHP以外の言語を用いて作成したコマンドラインツールを実際に署名して公証を受ける手順について解説します。
ChatGPTの人気で、話題沸騰の生成AI。
Pythonではなく、PHPでOpenAIのAPIをつかう方法をやってみました。
Pythonが一般的に使用される中、PHPを活用してAI技術を取り入れる方法を実際のコード例を説明します。
Symfonyにはデバックに便利なSymfony Profilerというものがあります!
(にわかですがLaravelにもLaravel Telescopeというのがあるようですね、symfony/var-dumperが使われているんですね)
Symfony Profilerが超便利なので、個人的推しポイントを共有します!
OSS活動は自分のためにも他の人のためにも非常に尊い行為です。
このトークでは、PHPを使用して初めてのComposerパッケージを公開する手順を解説します。
PHPerとしてOSSに貢献することはスキルアップとコミュニティへの貢献の両方を果たします。
パッケージの作成からテスト、文書化、そしてPackagistに登録するまでのステップを詳しく説明します。
またOSSプロジェクトでのコラボレーションの重要性と、オープンソースコミュニティへの貢献がいかにして個人の成長に繋がるかについてもお話します。
このトークを通じて、参加者は自身のPHPプロジェクトを公開し、OSSコミュニティに貢献を後押し出来れば幸いです。
私が開発を担当しているサービスでは Laravel をフレームワークとして採用しています。
Laravel が提供している認証機構は、通常ほとんどのニーズを満たせるほど充実しています。
しかし、現場では「独自の認証方法を追加したい!」というニーズが発生することも多々あると思います。
私はつい最近、そのようなニーズに合わせて Laravel の認証機能を探求し、独自の UserProvider を作成しました。
認証機能を探求して分かったことやカスタマイズのプロセス、全体を通しての気づきについて共有したいと思います。
NotionにはデータベースにCSVでレコードを一括投入するための 「CSV取り込み」 という機能が標準で搭載されています。
が、少なくとも2023年11月現在においては正直だいぶ貧弱な機能で、本当に最低限のことしかできません。
(例えば、インポートできるプロパティの種類が限られている、ページ本文はインポートできない、「名前」カラムの値が重複している行があると正常にインポートできない、など)
そこで最近、必要に迫られてPHPでNotionのデータベースにCSVをおインポートするフォームを自作しました。
このトークでは、このフォームの具体的な実装手順を、デモを交えつつサクッと解説します。
API Platformは、SymfonyをベースとするPHP製のオープンソースAPIフレームワークです。
Symfonyアプリケーションにアトリビュートを1行追加するだけで一瞬でREST APIとOpenAPIドキュメントを生成できてしまう優れもので、
Symfonyのエコシステムにおいてはすでに決定版と言える存在となっています。
このトークでは、API Platformの導入方法から、State Provider・カスタムコントローラ・State Processorといった重要な基本機能の概要までを、
実際に動作するデモをお見せしながら丁寧にご紹介します。
皆さんにAPI Platformの概要を知っていただき、少しでも興味を持っていただければ幸いです!
皆さんはリリース後に文字化けが発生して、道頓堀に飛び込みたくなったことはありますか?
私はあります(※)。
PHP8.2の下位互換性のない修正の1つにmb_detect_encodingの文字コード検出の仕様変更があります。
私が担当しているメール共有サービスのメールディーラーでバージョンアップ後に、一部の受信メールが文字化けをしました。
受信したメールのエンコード時にmb_detect_encodingを使っていたからです。
下位互換性がないため文字化けを回避することができず、結果的にメールヘッダに文字コードの指定がないRFCに準拠していないメールまで対応しました。
メールディーラーの保守運用・顧客対応チームのリーダである私が顧客対応で泣きをみたことを中心にお話いたします。
私と同様に顧客対応されているエンジニアの方々の参考になれば幸いです。
※実際には飛び込んでいません
このトークを通じて、業務等における成長の加速のヒントを提供します。
私はお仕事として「マネジメント」を任された場面がありました。
その一環として、メンバーの成長支援や目標設定、日々の伴走も扱ったりします。
評価の場面では、「何を学んだか」「どんな変化があったか」に興味をもって聞こうとします。
・・が、うまく「学び」を得られている人と、ただ単に「経験した」との区別が進んでいない人も多いと感じました。
「学ぶ」「知る」「気付く」の間には、何があるでしょう?
どれも重要ですが、能力を引き出すのに強く関与するのは「学ぶ」だと考えています。
この違いの認識は、学習や上達の違いをもたらします。
経験を分析し、次に活かせるか?を支えるのが、学びです。
EMの立場から見た際の、「どうして(他の近接概念と比べて)特に重要なのか」「どんな人が、普段の行動を学びに結び付けられているか」をお話します。
しばらくPHP界隈から離れていたPHP5上級認定技術者資格者が、久しぶりにPHPの世界に戻ってくると、浦島太郎になっていました。
浦島太郎になって改めて学びなおしたポイントは、これからPHPを学ぼうとしている人や、他の言語からPHPを触ることになった人にもきっと活かせるはず。
PHP5の時代の苦労話も織り交ぜながらお話したいと思います。
・変わっていて驚いた言語仕様の変化
・PSRって何?
・外部ライブラリの使い方
・他の言語とごっちゃになってしまったポイント
古くからあるサービスには、機能強化とともにサブシステムが増えていきました。
最初は良いけれど、
・検証サーバーは共用だったり、個人毎だったりバラバラに存在
・共用サーバーには、交代して使用する為に待ち時間が発生
・複数の人が使うので、テストデータがぐちゃぐちゃに
・サブシステムが増える度にサーバーも増えてくる
・当然、ソース修正や管理、デプロイもややこしくなる
というような問題が、だんだん見えてきました。
では、この問題の改善にチャレンジしよう!とは言いつつ、
「今まで使い慣れたエディタやリポジトリ構成、開発の流れは変えたくないよ」という声もあります。
さて、どの様に改善していったでしょうか。
・Dockerで共用サーバーを廃止して、メンバー毎の環境を整理しましょう
・コンテナ環境でも今まで通りPhpStormで開発作業ができるようにしましょう
・ユニットテストもうまく連携しましょう
世の中には数多くのシステムサービスがありますが、少額であっても利益化まで持っていけるサービスは本当に限られるかと思います。
そこで今回は自分がリリースしているサービスで、少しですが利益化できたサービスの技術構成やLaravelだからこそできるサーバー代節約術、どうやってユーザーを獲得したのか、どのような告知を打ったのか、その費用対効果はどうだったのかなど、「技術的な側面」と「ビジネス的な側面」両方から経験に基づいたお話をしたいと思います!
生成系AIの勢いは止まりません
OpenAI のGPT-4 TurboやAssistants API の衝撃により、更に生成系AIは利用が広がることだと思います
またAWS re:Invent 2023にてAmazon Bedrockのアップデートも期待されています
利用するのと利用しないのでは、差を感じずにはいられず
私達PHPerも生成系AIの知識を追う必要があることは語る必要もないと思います
今回PHPerは生成系AIとどう付き合うべきなのかを、
2つの生成系AIサービスを比較しながら考えます
生成系AIの比較を行いながら理解することで、
現状PHPerがどのように向き合っていくべきなのかを振り返るセッションになれば幸いです
開発と運用が分かれていた時代、「コードを書く人」から見て「本番システムの監視」は遠い存在だったと聞きます
──「アプリ側」の自分から見て、「それって本当に勿体ないぜ」と強く感じるのです!
頑張って作ったWebアプリケーション、ユーザーに気持ちよく使ってもらいたいですよね
そのために、少しだけ視野を広げてみませんか?
開発者としてサービスに関わる人に、少しでも「良いものを届ける」ために「監視もやるぞ!!」という想いを持ち帰ってもらう
set_error_handler()していますか!
フレームワークを利用して開発をしている場合、あまり馴染みが無いかも知れません。
直接的に意識したり内容を把握していないケースも多そうです。
PHPを正しく安全に使う場合、重要な機構の1つだと考えます。
エラー発生時の挙動の理解がおろそかになると、開発効率が落ちるだけでなく、セキュリティ面でも問題に繋がることすらあります。
このトークを通じて、「普段見ているエラーの画面」がどの様に作られているかを理解しましょう!