ソフトウェア開発、色々な場面で人とのコラボレーションを求められがちですよね?
例えば、アジャイル系のフレームワークやプラクティスを採用している・していないに関わらず、ふりかえり(retrospective)を行っているチームは増えてきていると思います。
それ以外にも、チームビルディングの場面だったり、プロダクト開発のためのブレインストーミング、もしくはポストモーテムにおいても参加者それぞれの視点が出揃うことが求められます。
理想的なのは、そこにいる全員が同一の目的を持って主体的な意思表示と議論に参加できている状態です。
そのために、場をファシリテーションする人には「発散」と「収束」を効果的に行うことが求められます。
しかしながら、単純に意見を求めるだけでは達成が困難な事も多いです。その壁を破るためには工夫や知見が必要になります。
どのようにしたら、参加者に思考を促し、高いレベルでのコラボレーションが実現されるでしょうか。
思考を促進するための接し方として、「問いかけ」や「発問」と呼ばれるものがあります。
ファシリテーターが、これらの概念や観点・技法を自らの引き出しに入れておくことで、今までとは少し違った議論が生まれるかも知れません。
本セッションでは、テクニックと態度の両面から「どのように場を回す工夫をするか」を共有します。