エラーと向き合い、自信を持ってサービス開発に取り組み、前に進む by きんじょうひでき

PHP Conference Japan 2022
採択
2022/09/25 14:40〜
Track3
Long Session (60mins)
Team & Communication Troubleshooting

エラーと向き合い、自信を持ってサービス開発に取り組み、前に進む

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アプリケーション開発をしていると、どうしても不具合は生まれます。
バグ、障害、故障、エラー…近接する概念が色々とありますが、その中でも「プログラムetcの修正で修復できるもの・根治できるもの」が確かに存在します。

実際の所、皆さんのサービスで、それらはどのくらい発生しているでしょうか?その内、直せるはずの「バグ」「欠陥」はどのくらいあるでしょうか?
パッと答えが浮かばない、という方も多いと思います。
どうやってこの状況を脱していきますか。

とにもかくにも、「可視化」「現実的な目標」「コントロール可能な状況を作る」「割れ窓状態を脱する」のが重要だと思います。
そして、それに勝るとも劣らず「なぜ、エラーを少ない状態を実現したいのか。そこにどんな価値があるのか」という認識の統一も欠かせません。
チーム全体を方向づけ、小さな実践を押し進めながら「それらは夢物語なんかじゃない」と勇気づけるような成果を上げていきましょう。

本セッションでは、まずは「エラーやバグがもたらす不経済」について説明します。併せて「なぜ、検知と修復を急ぎたいのか」「遅れが何をもたらすか」も扱います。
その後に、自身の体験も踏まえながら「どうやって・何を努力していき、チーム一丸となって”エラーを減らす”を実現していくか」について共有します。

想定するオーディエンス

  • 「エラーを減らしたいな」「バグを減らしたいな」という気持ちのある人
    • もしくは「減らせるのだろうか」と気にしたこともなかった人
    • とはいえ「ガチガチのレギュレーション」や「窮屈さ」は望んでいない人
  • チームの生産性に課題を感じている人、向上させたいと考えている人

本セッションで得られるもの

  • 「なぜエラーを減らしたいか」の理論的な背景、根拠となりそうな情報
  • 組織として、どのようにエラーやバグを減らしていくか?という導入-出口の戦略
  • アプリケーションエラートラッキングツールの活用方針
    • Sentryの利用を想定しています

本セッションで話さないこと

  • アーキテクチャや「良いコードの書き方」といった、品質面の話

関連リンク、参考書籍