アプリケーション開発をしていると、どうしても不具合は生まれます。
バグ、障害、故障、エラー…近接する概念が色々とありますが、その中でも「プログラムetcの修正で修復できるもの・根治できるもの」が確かに存在します。
実際の所、皆さんのサービスで、それらはどのくらい発生しているでしょうか?その内、直せるはずの「バグ」「欠陥」はどのくらいあるでしょうか?
パッと答えが浮かばない、という方も多いと思います。
どうやってこの状況を脱していきますか。
とにもかくにも、「可視化」「現実的な目標」「コントロール可能な状況を作る」「割れ窓状態を脱する」のが重要だと思います。
そして、それに勝るとも劣らず「なぜ、エラーを少ない状態を実現したいのか。そこにどんな価値があるのか」という認識の統一も欠かせません。
チーム全体を方向づけ、小さな実践を押し進めながら「それらは夢物語なんかじゃない」と勇気づけるような成果を上げていきましょう。
本セッションでは、まずは「エラーやバグがもたらす不経済」について説明します。併せて「なぜ、検知と修復を急ぎたいのか」「遅れが何をもたらすか」も扱います。
その後に、自身の体験も踏まえながら「どうやって・何を努力していき、チーム一丸となって”エラーを減らす”を実現していくか」について共有します。