オブジェクト指向については、書籍も多数出版されており、勉強会も各地で開かれています。しかし、オブジェクト指向という理論的な枠組みと、実際のプログラミング言語を使って、オブジェクト指向でプログラムを書くことの間には「知識や経験」の大きな隔たりがあります。
また、実際の現場においては、自身のおかれている立場や既存コードベースの問題から、良い設計とは程遠いプログラミングを強いられることもありえます。
本トークでは、ボトムアップでオブジェクト指向を考えて、実際にプログラムを書くときに押さえておく「簡単な」ポイントについて解説します。オブジェクト指向が「ちゃんと」分かっていなくても、また既存コードベースが手続き型に近いような状態であっても、シンプルな決まりを守っていくだけでプログラムの品質は上げられます。
オブジェクト指向で良いプログラムを書くにはどうしたら?とお悩みの方が「これだけ単純だったら、自分でも実践できそう!」そう思っていただけるトークです。